まめ知識

au版iPhoneで格安SIMへの乗換検討中の方に知っておいて欲しい5つのポイント

投稿日:2016年10月17日 更新日:


au版のiPhoneをお使いの方で格安SIMへの乗換を検討されている方は多いようです。

今(2016/12)、すでにiPhone5S/5Cを最初にauで契約した人はもう最初の2年契約が終わっているでしょうし、iPhone6/6Plusをau契約した方ももう2年契約が終わろうとしている時期です。

iPhone5S/5CもiPhone6/6Plusも、まだまだ十分現役、機種変更してしまうのはもったいないですね。

au版iPhoneを格安SIMで使いたいと考えている方に向けて、機種ごとに解説しておきます。


au版iPhone4S/5は格安SIMでは使えない

iPhone4S/5は3G通信端末

auでのiPhoneの取り扱いは「iPhone4S」からです。iPhone4Sは3G通信の端末、4G(LTE)通信はできません。

また、次機種「iPhone5」は一応4G(LTE)対応モデルですが、日本の携帯電話の周波数にはほとんど対応していません。よって、実質的にはほとんど3Gによる通信となります。

au系格安SIMでは3G通信はできない

一方、au系格安SIMの話しをすると、au系格安SIMはドコモ系格安SIMと違って3Gによる通信をサポートしていません、3G通信は行えないのです。

これは、au系格安SIM共通の仕様です。

よって、au版iPhone4S/5は格安SIMでは使えない

SIMロック解除ができない以上、au版iPhone4S/5はau系格安SIMで使いたい、と考えるわけですが、上記の理由と事情により、au版iPhone4S/5は格安SIMで使えないということになります。

もちろん、本家auであれば3G通信が可能なので、au版iPhone4S/5を使い続けたい場合はau本家と契約するしかないのが実態です。

au版iPhone5S/5C/6はmineoでのみ利用可能

au版iPhone5S/5C

iPhone5S/5Cからは本格的に4G(LTE)通信に対応してきました。auに限らず、国内キャリアの周波数にほとんど対応しています。

もちろん、auのプラチナバンドにも対応。よって、au版iPhone5S/5Cはau系格安SIMで利用可能です。

ただし、利用可能なMVNOはmineo(マイネオ)のみとなります。

えっ?au系格安SIMはIIJmio(みおふぉん)やUQモバイルでも取り扱っているのでは?と思っている方、その通り、取扱いはあります。

ですが、この2社、IIJmio(みおふぉん)とUQモバイルは、au系格安SIMの中でも「au VoLTE 対応SIM」の使用を前提にサービス提供しています。

VoLTE対応ではないiPhone5S/5Cでは、この「au VoLTE対応SIM」を利用することができません。

よって、「au VoLTE対応SIM」が利用できないiPhone5S/5Cでは、mineo(マイネオ)のLTE対応SIMのみが使える、ということになります。

au版iPhone6/6Plus

そして、いよいよVoLTEにも対応したiPhone6/6Plusです。まだまだ十分現役で、au契約でVoLTEをご利用の方も多いと思います。

au版iPhone6/6Plusで使える格安SIMも、mineo(マイネオ)のみ、となります。

あれ?iPhone6/6PlusはVoLTE対応では?と思っている方、その通りなのですが、au版iPhone6/6Plusはau系格安SIMの「au VoLTE対応SIM」が利用できない(VoLTE通話ができない)のです。

なぜかと言うと、au版iPhone6/6PlusはSIMロック解除ができないから。

格安SIMの「au VoLTE対応SIM」は、auのVoLTE対応スマホであっても、SIMフリー状態(SIMロック解除)でなければ使えない仕様なのです。

結果、au版iPhone6/6Plusで使える格安SIMはmineo(マイネオ)のみ、そして、VoLTE通話はできない、ということになります。

au版iPhone6S/6S Plus以降はドコモでも使える

au版iPhone6S/6S Plus/SE

さて、いよいよiPhone6S/6S Plus/SEになります。

au版に限らず、iPhone6S/6S Plusからは一定期間が経過後に「SIMロック解除」ができるようになります、iPhoneSEも同様です。

これら、VoLTE対応かつSIMロック解除可能なau版iPhoneは、SIMロック解除することで、やっと「au VoLTE対応SIM」を使えるようになります。IIJmio(みおふぉん)でもUQモバイルでも使えます。

当たり前の話しですが、SIMロックを解除すると、au系格安SIMにこだわることなく、ドコモ系の格安SIMも使えるようになるので、選択の幅が大きく広がります。

もちろん、SIMロック解除してもしなくても、mineo(マイネオ)のLTE対応SIMを使うこともできますが、この場合はVoLTE通話はできません。

au版iPhone7/7Plus

発売されたばかりで、まだSIMロック解除が可能な時期にきていないiPhone7/7Plusですが、基本的には6S/6S Plusと同じです。

SIMロックを解除すればau VoLTE対応SIMどころか、ドコモ系格安SIMが使えます。

SIMロックを解除しなくてもmineo(マイネオ)のLTE対応SIMが使えます。

au版iPhoneを格安SIMで使うまとめ

au版iPhone4S/5

au版iPhone4S/5は(実質的に)3G通信端末であるため、3G通信サービスを提供していないau系格安SIMでの利用はできません。

au版iPhone4S/5を格安SIMで使うことは諦めましょう。本家auでの契約でしか使えないiPhoneです。

au版iPhone5S/5C/6/6Plus

au版iPhone5S/5C/6/6PlusはSIMロック解除ができませんが、SIMロック解除しなくてもmineo(マイネオ)のLTE対応SIMで利用することができます。

ただし、au版iPhone6/6PlusはVoLTE対応端末ですが、mineo(マイネオ)のLTE対応SIMではVoLTE通話はできません、諦めましょう。

au版iPhone5S/5C/6/6Plusで使える格安SIMはmineo(マイネオ)のLTE対応SIMのみ。この場合、VoLTE対応のiPhone6/6PlusではVoLTE通話はできません。

他のau系格安SIMでの利用はできません。

au版iPhone6S/6S Plus/SE

au版iPhone6S/6S Plus/SEはSIMロック解除が可能です。ぜひ、SIMロックを解除しましょう。

SIMロック解除されたiPhoneはSIMフリー版iPhoneと同じになるので、au版iPhoneであってもドコモ系格安SIMが利用可能、選択の幅が大きく広がります。

何かの事情でSIMロック解除できない場合は、mineo(マイネオ)のLTE対応SIMが使えます(VoLTE通話不可)。

au版iPhone6S/6S Plus/SEはSIMロックを解除しましょう。そして、au系格安SIMに拘らず、ドコモ系含めて乗換先を検討しましょう。
なにかの事情でSIMロック解除できない場合は、mineo(マイネオ)のLTE対応SIMを使いましょう(VoLTE通話不可)。

VoLTEが使えない、ってどういうこと?

さて、何度か「VoLTEが使えません」と書きましたが、これはどういう事か、操作面から補足しておきます。

VoLTEを使う

iPhone6以降をお使いの方はご存じでしょうが、iPhoneでVoLTE通話を有効にするためには設定が必要です。

iPhone設定画面・4G

ちょっと暗いですが、これはiPone7でVoLTEが使える状態の設定画面。

「設定>モバイルデータ通信>通信のオプション>4Gをオンにする」画面です。

この画面はVoLTE対応SIMを挿している状態で、「音声通話とデータ」が選択(チェック)されています。

この状態が、VoLTE通話が有効な状態です。

LTE版SIMでは、チェックできない

iPhone7設定画面 4Gをオンにする

そして、こちらはmineo(マイネオ)のLTE対応SIMを挿した状態で、「4Gをオンにする」画面です。

「音声通話とデータ」をチェックしようとすると「4G回線による音声通話をオンにできません」と表示され、チェックできません。

チェックできるのは「データ通信のみ」です。

この状態は、VoLTE通話が無効な状態です。

VoLTEがつかえない、とは

  • au系格安SIMでVoLTEを使える(「4G通信による音声通話」をチェックできる)のはVoLTE対応SIMのみ
  • VoLTE対応SIMはSIMフリー状態でなければ使えない
  • SIMロック状態でも使えるmineo(マイネオ)のLTE対応SIMでは「4G通信による音声通話」をチェックできない

au版iPhoneではmineo(マイネオ)一択

SIMロック解除できれば苦労はしない

そもそも、au系だのドコモ系だの言っているのはSIMロックがかかっているから。

SIMロック解除が可能なiPhone6S/6S Plus/SEには関係のない話し、SIMロック解除してしまえば、どの格安SIMでも使えます。

SIMロック解除できないならmineo(マイネオ)一択

SIMロック解除できないなら、mineo(マイネオ)しか選択肢がありません。

auのSIMロックがかかった状態で使える格安SIMがmineo(マイネオ)のLTE対応SIMのみ、だからです。これは、iPhoneに限らない話です。

mineo(マイネオ)は悪くないMVNO

さて、なんだか「仕方ないからmineo(マイネオ)使うしかないなぁ」という内容になってしまいましたが、mineo(マイネオ)は悪くありません、むしろ、おすすめのMVNOです。

新サービス導入に積極的

パケットをだれとでもシェアできたり、知らない人にもパケットをプレゼントしたり、フリータンクという相互扶助の仕組みを作ったり、複数回線割引があったり・・・・など、mineo(マイネオ)は積極的にユーザー目線のサービス開発を行っているMVNOです。

持込端末のau版iPhoneの「万が一」を補償してくれる「持込端末保証サービス」もあります、

5分かけ放題オプションも始まります。

マルチキャリア対応で乗り換えも簡単・お得

そして、ドコモ系SIMも取り扱っているマルチキャリアなので、将来的にドコモ系に乗り換える場合も「プラン変更」手続きでお得に変更できます、MNP扱いではないので、転出手数料・新規事務手数料が不要、SIM再発行手数料のみで、au系からドコモ系へ乗り換えることができます。もちろん、解約違約金などありません。

もちろん、定期的な回線増強にも積極的です。

サービス・回線品質どちらをとってもmineo(マイネオ)は悪くない、むしろおすすめです。

端末セットはちょっと高い

mineo(マイネオ)の弱点は、端末セットの端末代金があまり安くないこと。

しかし、まずは今お使いのiPhoneからの乗換を検討しているのであれば、これは関係のないこと。

SIMフリー版ならUQモバイルでテザリングも可能

UQモバイルの独自機能

UQモバイルはau子会社であり、戦略的な優遇などがあるのかもしれませんが・・・

au系格安SIMではUQモバイルの「VoLTE対応マルチSIM」を使った場合のみ、iPhoneでテザリングができるようになります。もちろん、「VoLTE対応マルチSIM」なので、SIMフリー版でなければ使えません。

UQモバイルでは「キャリアアップデート」が適用される

UQモバイルの「VoLTE対応マルチSIM」をiPhoneで利用すると「キャリアアップデート」が適用されます。

このアップデートにより、UQモバイルはMVNOから「キャリア」へ格上げとなり、機能・外観が変わります。

  • 特定のiPhoneでテザリングができるようになる
  • アンテナピクト表示が「au」から「UQmobile」に変る
  • 「設定→情報」の「キャリア」が「KDDI」から「UQmobile」に変る

UQモバイルでテザリング可能なiPhone

現在UQモバイルが動作確認している「テザリングが可能なiPhone」は以下の通りです。

機種 SIMロック状態
iPhone5S UQモバイル版
iPhoneSE Plus SIMフリー版
iPhone6S/6S Plus SIMフリー版

※iPhone7/7Plusは現時点ではテザリング不可

au系格安SIMまとめ

au系格安SIMの弱点

au系格安SIMを使う場合、SIMロック解除していなければVoLTE対応SIMが使えない、ということはご理解いただいたと思います。

そして、au系格安SIMをiPhoneで使う場合、「テザリング」は使えなくなります。ドコモ系格安SIMだとテザリングは使えるのですが、au系格安SIMでは使えません。

なお、一部サイトで、「au系格安SIMでiPhoneを使う場合、SMSが使えない」という情報もありますが、これは現時点では誤りです。一時期、そういう状況も短期間ありましたが、現在ではau系格安SIMをiPhoneで使っても、ちゃんとSMSは使えます。

知っておきたい5つのポイント

  • au系格安SIMでは3G通信端末は使えない
  • au系格安SIMではSIMロック解除しないとVoLTE通話はできない
  • au系格安SIMでiPhoneを使うと、テザリングは使えない
  • au系格安SIMでiPhoneを使っても、SMSはちゃんと使える
  • au版iPhoneで一択のmineo(マイネオ)はおすすめMVNO



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