2020年10月、ついに高速5G通信に対応したiPhone12シリーズが発表されました。
5G通信に対応したことで高速通信を活用した多彩なコンテンツを楽しめるスマホとなりますが、まだまだ5Gエリアが拡大されず、また5Gの高速通信を活用したコンテンツもありません。
つまりせっかくの5G対応iPhoneも当面は4G(LTE)での利用となるでしょう。
ドコモ回線の格安通信サービスを提供する人気のOCNモバイルONEでも、発売当日に動作確認が行われ、ドコモ回線において正常に動作する、との確認結果を公開しました。
iPhone12シリーズのSIMフリー版をアップルストアでキャリアよりも安く購入し、通信サービスは格安のOCNモバイルONEで使う、という選択肢もできました。
この記事では、iPhone12シリーズをOCNモバイルONEで利用するための注意点とお得な使い方を説明していきます。
目次
OCNモバイルONEでのiPhone12動作確認
OCNモバイルONEでiPhone12を使う手順
OCNモバイルONEでは、発売当時にいち早くiPhone12/12Pro(SIMフリー版)での動作確認を行い、Twitterおよび公式サイトで報告しています。
【お知らせ】#iPhone12 / #iPhone12Pro の動作確認結果について、SIMフリー版にて #OCNモバイルONE をご利用いただけることが確認できました。
▼詳しくはこちらhttps://t.co/Ek9NQNNdVk
— 【公式】OCN モバイル ONE (@ocn_mobileone) October 23, 2020
iPhone12/iPhone12ProのSIMフリー版において、問題なく動作することが確認できた、とのことです。
詳細な動作確認と設定項目・手順等は公式サイトにアップされています。
「OCN モバイル ONE」iPhone12、iPhone12 Proの動作確認結果について | OCN
ポイントとしては他社同様「アクティベーション時にはWi-Fi接続が必要」「構成プロファイルのインストールが必要」の2点です。
iPhone12設定手順(OCNモバイルONE)
- iPhone12にOCNモバイルONEのSIMを刺す
- iPhone12をアクティべート
⇒ Wi-Fi環境が必要 - Wi-Fi環境で「構成プロファイルのインストール」
- (当然ながら)4G通信のみ、5G通信不可(OCNモバイルONEでは5Gサービス未提供)
OCNモバイルONEキャンペーンの特徴
OCNモバイルONEのキャンペーンの特徴は「スマホセット契約でスマホが(おそらく)一番安くなる」という、セット販売しているスマホの安さです。
他社のように「SIMのみ契約」に力を入れておらず「スマホセット契約」に力を入れているので、iPhone12をアップルストアで購入しSIMのみをOCNモバイルONEで契約するという前提ではあまり旨味がありません。
しかし、スマホは本当に安い!
予備機としてスマホセットで契約して持っておくのもよいのでは?と思います。
そして、アップルストアでは以下の価格でiPhone12シリーズを予約・販売中です。
iPhone12 mini販売価格 | ||
---|---|---|
64GB | 128GB | 256GB |
82,280円 | 87,780円 | 99,880円 |
iPhone12販売価格 | ||
64GB | 128GB | 256GB |
94,380円 | 99,880円 | 111,980円 |
iPhone12 Pro販売価格 | ||
128GB | 256GB | 512GB |
117,480円 | 129,580円 | 153,780円 |
iPhone12 Pro Max販売価格 | ||
128GB | 256GB | 512GB |
129,580円 | 141,680円 | 165,880円 |
上記のiPhone12に加えて、もう少しお金を出すと最新スマホも「スマホセット契約で激安」となります。
他社格安SIMでの動作確認
そして、発売前は「iPhone12は格安SIMでは使えない?」「SIMカード交換が必要?」などと心配されましたが、どうやらどの格安SIMでも問題なく利用できているようです。
アクティベーションや通信設定時の注意点も各社共通のようです。
共通(?)の設定時注意点
- アクティベーションはWi-Fi環境下で行う
- 構成プロファイルのインストールが必要
OCNモバイルONEで使うiPhone12
SIMフリー版iPhone12をアップル公式で購入
OCNモバイルONEではiPhone12シリーズの販売がありません。
このため、OCNモバイルONEでiPhone12を使う場合にはアップルストアからSIMフリー版iPhone12を購入することになります。
アップル公式SIMフリー版iPhone12の販売価格
アップルストアで販売しているSIMフリー版iPhone12は、キャリア(ソフトバンクなど)が販売するものと比べて高くありません。むしろ、安く価格設定されています。
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が販売するiPhone12と、アップルストアのSIMフリー版iPhone12を価格比較すると、以下のようになります。
販売元 | iPhone12 mini販売価格 | ||
---|---|---|---|
64GB | 128GB | 256GB | |
アップルストア | 82,280円 | 87,780円 | 99,880円 |
ドコモ | - | - | - |
au | - | - | - |
ソフトバンク | - | - | - |
販売元 | iPhone12販売価格 | ||
64GB | 128GB | 256GB | |
アップルストア | 94,380円 | 99,880円 | 111,980円 |
ドコモ | 101,376円 | 109,296円 | 123,552円 |
au | 103,430円 | 108,260円 | 122,434円 |
ソフトバンク | 110,880円 | 116,639円 | 131,039円 |
販売元 | iPhone12 Pro販売価格 | ||
128GB | 256GB | 512GB | |
アップルストア | 117,480円 | 129,580円 | 153,780円 |
ドコモ | 129,096円 | 142,560円 | 169,488円 |
au | 127,494円 | 140,750円 | 168,169円 |
ソフトバンク | 137,519円 | 151,919円 | 180,000円 |
販売元 | iPhone12 Pro Max販売価格 | ||
128GB | 256GB | 512GB | |
アップルストア | 129,580円 | 141,680円 | 165,880円 |
ドコモ | - | - | - |
au | - | - | - |
ソフトバンク | - | - | - |
このように、OCNモバイルONEではiPhone12が販売されないからアップルストアで購入する、ということに関して「損をする」ということはなく、むしろ安く購入することができます。
アップル公式でも分割払いができる
iPhone12シリーズは高額なスマホです。
一括払いでは購入が難しくても、アップルストアでも最大24回までの分割払いに対応、もちろん金利手数料は不要です。
アップルストアでの分割払いの仕組みは、大手クレジット会社オリコがアップル向けに提供する「ショッピングローン」を利用した分割払いとなり、購入時にオリコによる与信審査が入ります。
アップル公式でも下取りしてくれる
新しいiPhoneを購入する場合に、今まで使っていたiPhoneを下取りしてもらっている方もいらっしゃるでしょう。
アップルストアでも、SIMフリー版iPhone12の購入者を対象として下取りサービス「Apple Trade In」を実施しています。
下取りサービス「Apple Trade In」 | アップル
ソフトバンクなどキャリアでiPhoneを購入する場合の下取りはポイントによる還元が主流ですが、アップルの下取りサービス「Apple Trade In」についても似た仕組みになっていて、「Apple Sotreカード」による買取となります。
Apple Storeカードの用途に注意
Apple StoreカードはiTunesカードのように音楽・アプリなどの購入に充てることはできません。
Apple Sotreカードは文字通り、アップルストアでの利用のみ可能、つまりiPhoneやMacなどやアクセサリー類をアップルストアから購入する場合にのみ利用することができます。
有効期限は特に定められていないので、「時期新型iPhoneの購入時に充てる」という使い方ができます。
保証サービスももちろんアップル公式
アップルストアでSIMフリー版iPhoneを購入する場合、iPhoneの補償サービス「アップルケア+」に加入することができます。
もともと、キャリアでiPhoneを購入する場合にオプション加入する補償サービスも、実態はアップルが提供している「アップルケア+」なので同じ補償サービスです。
OCNモバイルONEの料金プラン
「新コース」と「新コース以外」
OCNモバイルONEでは、2019年11月に従来の料金プランを「新コース」へ刷新しました。
この時点から「新コース」と従来からの「新コース以外」プランの2つのプランが存在しますが、通常は「新コース」プランを選ぶと良いです。
OCNモバイルONEでは昔は低速通信の使い勝手が良いことから、低速通信(無制限で使える)の動画ヘビーユーザーが多く、その通信によって高速通信が圧迫されて通信速度が遅くなる、という現象が起こっていました。
この対策として、低速通信の制限を少し厳しくしその分を高速通信に回すことで「新コース」では従来の「新コース以外」に比べて、通信混雑時間帯(お昼・夕方)でも非常に快適に通信できるようになりました。
よって、通常は「新コース」での利用をおすすめします。
「新コース」および「新コース以外(従来からのコース)」の概要は以下の通りです。
新コース | 新コース以外 |
---|---|
- | 110MB/日 |
- | 170MB/日 |
1GB/月 | - |
3GB/月 | 3GB/月 |
6GB/月 | 6GB/月 |
10GB/月 | 10GB/月 |
20GB/月 | 20GB/月 |
30GB/月 | 30GB/月 |
「新コース」では、OCNモバイルONEの特徴のひとつだった「日単位の容量制限コース」がなくなり、すべて「月単位の容量制限コース」となりました。
一方で、「新コース」ではライトユーザー向けの「1GB/月プラン」が導入されています。
低速通信の使い勝手の違い
OCNモバイルONEの昔からの料金プラン「新コース以外」は、先述のように低速通信の使い勝手が非常に良いプランで、低速240Kbpsがギガ無制限で使い放題というプランです。
実際にほぼスペック通りの240Kbpsの速度が出て、動画を低画質でずっと見るような利用者にとっては非常に安く使えるプランです。
一方、「新コース」は低速通信の制限を少し厳しくすることで高速通信を飛躍的に快適にしたコースです。
「新コース以外」では低速通信は240Kbpsでギガ無制限で使い放題です。
「新コース」では、低速通信は240Kbpsですがギガ無制限ではなく契約プランの半分までとなっており、それを超過すると60Kbpsとなりほぼ使えなくなります。
ココに注意
- 安価に低速240Kbpsで動画を低画質で見たいなら「新コース以外」
- 高速通信を快適に使いたいなら「新コース」
OCNモバイルONE標準の「カウントフリー」
特典のアプリでのデータ通信容量をカウントしない「カウントフリー」を標準装備しています。
OCNモバイルONEでは、以下のサービス利用におけるデータ通信容量が無料となります。
050Plus ※IP電話 |
音声通話(発信・着信) |
メッセージ送受信 | |
マイポケット ※IP電話 |
ファイルアップロード ファイルダウンロード ファイル閲覧 |
動画視聴(ストリーミング) | |
SNS連携 | |
動画共有 | |
OCNモバイルONEアプリ ※IP電話 |
節約モードON/OFF ※高速・低速通信切替 |
利用データ量参照 | |
各種手続き |
また、別途申し込みが必要ですが無料オプションとして「MUSICカウントフリー」もあり、以下のサービス利用に関わるデータ通信量が消費されません。
Amazon Music(Prime Music/Amazon Music Unlimited) |
ANiUTa |
AWA |
dヒッツ |
Google Play Music |
LINE MUSIC |
RecMusic |
Spotify |
ひかりTVミュージック |
※各サービスの利用料金は別途必要
OCNモバイルONEのカウントフリーサービスについては、こちらの記事を参考にしてください。
無料通話(音声通話)の機能も豊富
OCNモバイルONEでは音声通話の通話料金は標準で22円/30秒です。
しかし、「OCNでんわ」という無料アプリを使って通話すると、通話料金半額の11円/30秒となります。
「OCNでんわ」はOCNモバイルONE契約者ならだれでも無料でダウンロードして使えるアプリです。
そして、このアプリ「OCNでんわ」を使った無料通話オプションも充実しています。
無料通話オプションには「10分かけ放題」と「トップスリーかけ放題」があります。
「10分かけ放題」は通話の最初の10分間が無料通話、10分超過後は11円/30秒となる通話オプションです。
「トップスリーかけ放題」は少し面白くて、一か月間でもっとも通話料金(11円/30秒換算)の多かった電話番号について上位3位までの通話料を全額無料にしてくれる、という完全かけ放題にも近い通話オプションです。
かけ放題オプション | 月額料金 | かけ放題内容 |
---|---|---|
10分かけ放題 | 850円/月 | 10分かけ放題 |
トップスリーかけ放題 | 850円/月 | 月間の通話料金の高額上位3電話番号の通話料金が無料 |
「10分かけ放題」と「トップスリーかけ放題」は併用が可能で、併用する場合には「かけ放題ダブル」オプションとして申し込むことで、月額料金が1,300円(通常は1,700円)と安くなります。
iPhone12をOCNモバイルONEで使う手順
iPhone12のお得な買い方
ここまで述べてきたように、OCNモバイルONEではiPhone12は販売されません。
よって、OCNモバイルONEでiPhone12を使いたい場合にはアップルストアでSIMフリー版iPhone12を購入することになります。
しかし、アップルストアで購入するからと言って損するわけではありません。
アップルストアでのiPhone12販売価格は大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入するよりも安い価格が設定されています。
また、アップルストアでも最大24回分割払いや古いiPhoneの下取りサービスなども提供しています。
旧型になったiPhoneSE(第二世代)も狙い目
そして、iPhone12の発表により旧型となったiPhoneSE(第二世代)も狙い目です。
OCNモバイルONEではiPhone12の発表に合わせてiPhoneSE(第二世代)を販売開始しました。
販売価格はアップルストアのSIMフリー版iPhoneSE(第二世代)よりもかなり安く、また端末代金を完済後にはSIMロック解除もできます(一括払いの場合は即日SIMロック解除可能)。
アップルストアでiPhoneを購入する
アップルストアで購入できるiPhone12は「iPhone12/mini/Pro/Pro Max」の4モデルです。
「iPhone12」および「iPhone12 mini」は「iPhone12シリーズ」と分類されており、以下のページより予約購入することができます。
また、「iPhone12 Pro」および「iPhone12 Pro Max」は「iPhone12 Proシリーズ」と分類されており、以下のページより予約購入することができます。
購入時の具体的な手順を見てみましょう。
モデルを選ぶ
まずiPhone12のモデルを選びます。
iPhone12シリーズには4モデルあります。
「仕上げ」と「容量」を選ぶ
次に「仕上げ」と「容量」を選びます。
「仕上げ」とは本体カラーのことですね。
「容量」とは本体メモリー容量のこと。
下取り(古いiPhone)がある場合
下取りしてほしい古いiPhoneがある場合には「はい」を選び「下取りに出すiPhoneをお持ちですか?」に答えていきます。下取りがない場合には「いいえ」を選んでください。
下取りに出したい場合には、まず下取りに出すiPhoneを「モデルを選択してください。」から該当するものを選びます。
次に「容量を選択してください。」で下取りに出すiPhoneの容量を選びます。
「iPhoneの状態は良好ですか?」には「はい」「いいえ」で回答します。以下すべてに当てはまる場合は「はい」そうでない場合(ひとつでも該当しない場合)は「いいえ」を選びます。
すべて該当で「はい」
- 電源が入り、正常に機能する
- すべてのボタンが機能する
- カメラが動作する
- 本体にへこみや傷がない
- タッチスクリーンと背面ガラスが損傷していない
最後に「シリアル番号」を入力します。
入力するシリアル番号は、下取りに出したいiPhoneの「設定⇒一般⇒情報⇒シリアル番号」に記載されている12桁の英数字を入力します。
ここまでの手順で下取り価格が提示されます。
もし、下取り価格に満足できない(下取りにださない)場合は、上に戻って「下取りに出すiPhoneをお持ちですか?」で「いいえ」を選びなおすと下取りなしとなります。
補償サービス「Apple Care+」を選ぶ
アップルによる保証サービス「AppleCare+」を選びます。
保証不要であれば「AppleCare+による保証なし」を選びます。
保証サービスは「AppleCare+」と「AppleCare+盗難・紛失プラン」があります。
「AppleCare+盗難・紛失プラン」は「AppleCare+」に加えてiPhone本体を盗まれたり紛失した場合に、リフレッシュ品を提供してくれるプランになります。
以上、必要な購入情報が入力完了したら「バッグに追加」します。
決済情報を入力して予約完了
あとは「バッグを見る」「注文手続きへ」から決済情報を入力して完了です。
決済情報はクレジットカードによる一括払いまたは「アップルショッピングローン(ORICO)」を使った分割払いとなります。
クレジットカードによる一括払いの場合には、クレジットカード情報を入力すると予約・購入完了となります。
ショッピングローンによる分割払いの場合は、オリコによるショッピングローン申込画面からの手続きとなります。
なお、いずれの場合にも支払い時にはAppleIDが必要となるので、お持ちでない方は事前に作成しておきましょう。
オリコによるショッピングローン
「アップルショッピングローン」での分割払いの場合には、オリコによる与信審査が入りますので、個人の電話に電話連絡がある場合があります。
ショッピングローンの場合には最大60回までの分割払いができますが、24回払いまでであれば金利・手数料が無料となり、支払い回数別の金利・手数料は以下のようになります。
支払い回数 | 金利・手数料 |
---|---|
6回 | 0%(金利なし) |
10回 | |
12回 | |
18回 | |
20回 | |
24回 | |
30回 | 6.59% |
36回 | 7.90% |
48回 | 10.60% |
60回 | 13.30% |
また、手続きの手順については以下のようになります。
製品をお選びください。
製品をバッグに追加し、注文手続きに進んでください。ショッピングローンオプションをお選びください。
ご注文手続きの際の「お支払い」のステップで「ショッピングローン」を選び、ご注文を確定してください。手続きの最後にショッピングローンのお支払い手続きのリンクがあります。ご注文の確認。
ご注文確認メールを送信します。このメールにもショッピングローンのお支払い手続きのリンクがあります。ショッピングローンのお申し込み。
「支払い手続きへ」のリンクより、オリコの申し込みページでショッピングローンの手続きを完了してください。ショッピングローンの審査。
オリコからお客様のショッピングローンの状況をお知らせするEメールが15分から1日以内に送信されます。ご注文の成立。
お客様のショッピングローンが承認されると、自動でAppleに通知が届きます。ご注文が確定され、配送準備に入ります。また、配送予定日がEメールで送信されます。お支払いの開始。
ご自宅に契約内容書類をお送りします。基本的に、お申し込みの翌月の27日から引き落としが開始されます。ストアで購入される場合のご利用方法。
お近くのApple Storeで購入する際は、ストア内でショッピングローンの申し込みを行ってください。
なお、クレジット全般に言えることですが、本体価格が10万円を超えると審査が厳しくなる傾向があります。
OCNモバイルONEでSIMのみ契約の手順
事前に準備しておくこと
申込を行う前に準備しておくこと・決めておくことは以下のことになります。
- 本人確認書類を用意しておく
- 連絡用のメールアドレス
- MNP予約番号(乗り換えの場合)
本人確認書類を用意しておく
本人確認書類は申し込みの手順の中で、画像としてアップロードします。
つまり、事前にカメラで撮影しておき、申し込みを行う端末(スマホ・パソコン)に保存しておく必要があります。
本人確認書類として使えるのは以下のものになります。
本人確認書類 | 注意点 |
---|---|
運転免許証 | 有効期限内のもの 表面を鮮明に撮影してください |
パスポート | 有効期限・現住所が記載されているページ |
マイナンバーカード | 表面を鮮明に撮影してください ※裏面(マイナンバー記載欄)は不要 |
住民基本台帳カード ※顔写真付きのもの |
期限内かつ顔写真・住所・生年月日が鮮明に映るよう撮影してください。 |
身体障碍者手帳 療育手帳 精神障碍者保健福祉手帳 |
住所記載のあるもの |
特別永住者証明書 | 有効期限内のもの |
在留カード+外国パスポート |
連絡用のメールアドレス
OCNモバイルONEを申し込み後はすべての連絡がメールにより行われます。
よって、確実に連絡が取れるメールアドレスを用意しておきましょう。
なお、乗り換え(MNP)で申し込む場合、乗り換え元のスマホメールアドレスなどを誤って使わないようにしましょう。
MNP予約番号(乗り換えの場合)
他社からの乗り換え(電話番号の同番移行)で契約する場合には、乗り換え元(現在お使い)のキャリアから発行してもらった「MNP予約番号」が必要になります。
「MNP予約番号」をOCNモバイルONEの申込時に入力することで、その電話番号をOCNモバイルONEでも継続して利用できる仕組みになっています。
「MNP予約番号」は乗り換え元のキャリア(格安SIM含む)が発行します。
携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法 | NTTドコモ
各社のホームページや電話などでMNP予約番号を発行してもらえますが、ホームページでの予約番号発行の場合は「引き止め」のための説明コンテンツや大量のアンケートなどがあり、面倒です。
電話の方がストレスなくMNP予約番号を入手できます。
通信キャリア | MNP予約番号発行先(サポートサービス) |
---|---|
NTTドコモ | 151(ドコモ携帯から) 0120-800-000(通話料無料) ※9:00~20:00 |
au | 0077-75470(通話料無料) ※9:00~20:00 |
ソフトバンク | *5533(ソフトバンク携帯から) 0800-100-5533(通話料無料) ※9:00~20:00 |
MNP予約番号を発行してもらうと「MNP番号発行手数料」として2,000円~3,000円ほどの手数料を請求されます。
ただし、この手数料は「MNP予約番号を発行してもらうことで発生」ではなく「他社へMNPで乗り換え(他社での契約成立)」により請求されます。
つまり、MNP予約番号を発行してもらうだけでは請求されません。
なお、MNP予約番号には有効期限があり、発行日を含めて15日間有効です。
そして、OCNモバイルONEでは、申し込み時点での有効期限残日数が14日以上なければMNP手続きができません。
つまり、MNP予約番号を発行してもらって2日以内(MNP予約番号発行の翌日中)に申し込みを完了しなければいけません。
もし、MNP予約番号の有効期限が14日以上ない場合には、再度「MNP予約番号」を再発行してもらいましょう。
まとめ
OCNモバイルONEでのiPhone12動作確認
OCNモバイルONEではiPhone12シリーズを問題なく利用できることが確認されました。
iPhone12のアクティベートおよび通信環境設定手順は以下のようになります。
iPhone12設定手順(OCNモバイルONE)
- iPhone12にOCNモバイルONEのSIMを刺す
- iPhone12をアクティべート
⇒ Wi-Fi環境が必要 - アクティベート完了後、Wi-FiでAPN構成プロファイルをインストール
- 以上でデータ通信・通話可能、テザリングもOK
OCNモバイルONE公式サイトの動作確認リストは以下を参考にしてください。
「OCN モバイル ONE」iPhone12、iPhone12 Proの動作確認結果について | OCN
また、公式サイト記載の構成プロファイルインストール手順は以下になります。
OCN モバイル ONE APN設定用構成プロファイル(iOS) | OCNモバイルONE
iPhone12のお得な買い方
携帯料金体系に「分離プラン」が導入されて以来、大手キャリアが販売するスマホ(もちろんiPhoneを含む)は端末代金の値引き額が小さくなりました。
そして、iPhoneに限れば、大手キャリアから購入するよりアップルストアよりSIMフリー版を購入したほうが安く購入できるようになりました。
OCNモバイルONEでiPhone12シリーズをご利用することを検討している方、iPhone12シリーズはアップルストアからSIMフリー版iPhone12シリーズを購入することをおすすめします。
安くなった「iPhoneSE(第二世代)」も狙い目
そして、iPhone12シリーズの発表により安くなった旧型機種「iPhoneSE(第二世代)」も狙い目となりました。
アップルストアでもiPhoneSE(第二世代)」を継続販売しており、またiPhone12シリーズの発売によりiPhoneSE(第二世代)も安くなりました。
iPhoneSE(第二世代)でも、OCNモバイルONEのSIMでの利用ができます。