2021年3月に「20GB/月で月額2,728円」という低価格で登場したソフトバンクのオンライン専用プランが「LINEMO(ラインモ)」です。
ソフトバンクの高速回線を利用し5G通信にも対応、さらにLINEアプリの通信量がカウントされない(無料通信)「LINEカウントフリー」が魅力のプランです。
そして20201年7月15日、LINEMO(ラインモ)に小容量プラン「LINEMO(ラインモ)ミニプラン」が追加されました。
「3GB/月で月額990円(税込)」というちょっと驚きのプランです。
正直、LINEMO(ラインモ)は同時期に発売されたNTTドコモ「ahamo(アハモ)」やKDDI(au)「povo」と見比べると、あまり大きな特徴のないプランでしたが、「3GB/月で月額990円」というLINEMO(ラインモ)身にプランはその安さで圧倒的な魅力になります。
この記事では新しく追加されたLINEMO(ラインモ)ミニプランの特徴と、同じソフトバンクが提供するワイモバイル「シンプル(S)」プランとの違いを比較・検討していきます。
LINEMO(ラインモ)ミニプラン
3GB/月の小容量に特化したLINEMO(ラインモ)ミニプラン
LINEMO(ラインモ)ミニプランのデメリット(ちょっと注意点)とメリット(良いところ)をまとめると、以下のようになります。
メリット:シンプルに安い!
- 3GB/月で足りるなら最安でおすすめ
- ひとりで割引サービス抜きに考えるとイチオシ
LINEMOミニプランは「3GB/月で月額990円(税込)」と、小容量プランでは圧倒的安さです。
ワイモバイル「シンプル」プランのように、条件付き割引適用で「3GB/月で月額990円(税込)」となるプランもありますが、LINEMOミニプランは「無条件で圧倒的に安い」という点が最大の魅力です。
条件付きならワイモバイルの方がサービス充実
「無条件で安いLINEMOミニプラン」ですが、条件付きならワイモバイル「シンプル」も魅力です。
- ソフトバンク(みんな家族割適用)からの乗換なら注意して!
⇒ 「みんな家族割+」適用対象外
⇒ 家族の割引額にも影響 - ソフトバンク光とのセット利用からの乗換なら注意して!
⇒ 「おうち割」適用対象外
⇒ ソフトバンク光は高い(割引前提)
小容量プランをご利用の多くの人にはLINEMOミニプランがおすすめですが、一定条件の人にはワイモバイル「シンプル」がお得になる場合があります。
よって、とことん安く・おトクに使うなら、この「一定の条件」を理解する必要があります。
LINEMO(ラインモ)ミニプランのサービス概要
LINEMO(ラインモ)ミニプランのサービス概要を以下の記載します。
比較のため、従来プラン「LINEMO(ラインモ)スマホプラン」も併記します。
LINEMO(ラインモ) | |||
---|---|---|---|
ミニプラン | スマホプラン | ||
初期費用 | 事務手数料 | 無料 | |
月額費用 | 基本料金 | 990円(税込) | 2,728円(税込) |
データ通信 | 通信サービス | 4G/5G通信サービス対応 | |
基本データ容量 | 3GB/月 | 20GB/月 | |
超過時速度 | 300Kbps | 1Mbps | |
LINEギガフリー | LINEアプリ使い放題(ギガ消費なし) | ||
追加チャージ | 1GB=550円 | ||
音声通話 | 基本通話料金 | 22円/30秒 | |
無料通話オプション | 通話準定額(5分かけ放題):550円/月 通話定額(国内通話かけ放題):1,650円/月 |
||
キャンペーン | 通話定額 無料 |
通話オプション無料キャンペーン 通話準定額(5分かけ放題)が1年間無料(550円/月) または、通話定額(国内かけ放題)が1年間割引(1,650円/月⇒1,100円/月) |
|
LINEスタンプ | 対象外 | LINEスタンププレミアムポイントバック | |
PayPay 10,000円プレゼント |
対象外 | 新規/MNP契約でPayPay10,000円プレゼント | |
契約形態 | 契約期間 | 契約期間の定めなし | |
解約金 | 契約解除料(違約金)なし | ||
MNP転出手数料 | 無料 ※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO間の番号移行も無料 |
3GB/月で月額990円と最安級で登場
最大の特徴は「3GB/月」までに絞って「月額990円(税込)」という低価格で提供されることです。
比較相手としては以下のようなサービスがあります。
- 楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」
⇒ ~3GB/月なら月額1,078円 - ワイモバイル「シンプル(S)」
⇒ 2回線以上または光回線セットで月額990円
かなり改善されてきたとはいえまだまだエリアに不安の残る楽天モバイルや、条件付き(割引適用)で安くなるワイモバイルに対し、無条件に「3GB/月で月額990円」という価格は評価すべきです。
あまりメリットにならない「LINEカウントフリー」
LINEMO(ラインモ)の大きな特徴として「LINEカウントフリー」があります。
LINEアプリで使うデータ通信容量(ギガ)は標準の月間データ容量(3GB/月)を消費しない、というサービスです。
つまり、LINEMO(ラインモ)ミニプランではLINEアプリでどれだけ通信しても3GB/月が減らない、ということになります。
LINE通話・LINEビデオ通話を利用した場合のデータ通信容量はLINEモバイルが公開しています。
LINE通話 | 使用するデータ容量 |
---|---|
音声通話 | 1分あたり0.3MB ⇒ 3GBなら166時間相当 |
ビデオ通話 | 1分あたり5.1MB ⇒ 3GBなら9.8時間相当 |
LINE通話の通信量・ギガ数は? 通信料を節約して電話する方法を大公開!
このように、そもそもLINEアプリで使う通信量(ギガ)はあまり大きくありません。
日常のメッセージや音声通話程度であれば、LINEMO(ラインモ)の「LINEカウントフリー」はあまり大きなメリットとは言えません。
ただし、LINEMO(ラインモ)ミニプランの3GB/月という小さなプランにおいては、20GB/月のスマホプランよりも影響が大きく、また特にビデオ通話を多く使う人にはメリットが大きくなりますね。
LINEMO(ラインモ)ミニプランのメリットとデメリット
- オンライン契約・オンラインサポートのみ(店舗・電話サポートなし)
- キャリアメールが使えない
- 「みんな家族割+」割引対象外
- 「おうち割」割引対象外
- スマホセット契約ができない
- 無条件で「3GB/月で月額990円」は最安級
- LINEカウントフリー
- 1年間は5分かけ放題が無料(キャンペーン特典)
デメリット(1)オンライン契約・オンラインサポートのみ(店舗・電話サポートなし)
LINEMO(ラインモ)はソフトバンクが提供するサービスでありながら、全国に展開されているソフトバンクの店舗を利用することができません。
LINEMO(ラインモ)はオンライン専用プランです(電話サポートもありません)。
契約もオンライン、質問・問い合わせもオンライン、スマホの故障もオンライン、ということになります。
特にスマホの故障などの場合にはおそらく(あきらめて)新しい機種に変更するしかないでしょう。
平常時であれば「オンラインで十分!」と思われる方も、「本当に今まで店舗・電話を利用したことありませんか?」「LINEMO(ラインモ)ではそれができませんよ」という点に注意してください。
デメリット(2)キャリアメールが使えない
LINEMO(ラインモ)ではキャリアメール(softbank.ne.jp/i.softbank.jp)が提供されません。
スマホを使いこなしている人はほとんどがGメールなどに移行していると思うので、それ自体はあまり問題ではないと思います。
しかし、家族(両親・祖父母など)でガラケーを使っている方がいれば、メール連絡する場合には信頼戦の高い(迷惑メールにならない)キャリアメールの利用が必要な場合もあります。
これに該当する方は「LINEMO(ラインモ)はキャリアメールが使えない」という点に注意してください。
デメリット(3)「みんな家族割+」割引対象外
ひとりまたは家族でソフトバンクスマホを複数回線契約している場合には「みんな家族割+」という複数回線割引が適用されますが、LINEMO(ラインモ)は「みんな家族割+」の適用対象外です。
もともとの基本料金が安いため、割引が適用されないだけならあまり問題ありませんが、注意すべきは「他の回線(家族の回線)の割引額が変わる可能性がある」という点です。
「みんな家族割+」の割引額は契約回線数により、「割引額0円~割引額22,00円」と変わってきます。
契約回線数 | 割引額(1回線あたり) |
---|---|
1回線 | 0円(割引なし) |
2回線 | 550円/月 |
3回線 | 1,650円/月 |
4回線以上 | 2,200円/月 |
たとえば、現在家族4人でソフトバンの場合に、ひとりがLINEMO(ラインモ)に変更することで、割引条件が「4回線」から「3回線」となり、割引額が2,200円/月から1,650円/月に減額となります。
もし、現在「みんな家族割+」の適用を受けている場合には、この「割引対象契約回線数」に注意してください。
デメリット(4)「おうち割」割引対象外
ソフトバンクスマホとソフトバンク光・ソフトバンクエアーをセットで使うと月額1,100円もの割引をしてくれる割引サービスが「おうち割光セット」です。
LINEMO(ラインモ)は「おうち割」の適用対象外です。
もし現在ソフトバンクスマホとソフトバンク光(またはソフトバンクエアー)をご利用の方は割引対象外である点に注意が必要です。
LINEMO(ラインモ)はもともとの基本料金が安いので割引適用されないのは良いとしても、もし現在「おうち割」適用されている方がLINEMO(ラインモ)に乗り換えると割引適用されないうえに「標準より高い光回線を使う」ということになります。
ソフトバンク光はソフトバンクスマホを利用の方向けに、セット割引前提とした少し高い価格設定(戸建て向けで5,200円/月)がされています。
つまり、「おうち割」が提供されない状況であればわざわざ高いソフトバンク光を使う必要はなく、もっと安い光回線を選ぶことができます。
デメリット(5)スマホセット契約ができない
LINEMOではSIM/eSIMのみ契約(通信サービスのみ契約)が可能、スマホセット契約はありません。
LINEMOではスマホを販売していない、ということです。
LINEMOへの乗換と同時にスマホを新しくしたいという人はスマホセット購入ができないので、別途アップル公式ストアでiPhoneを購入したり格安スマホの個別購入が必要となります。
または、LINEMOへの乗換前に今のキャリアで機種変更しておきましょう。
LINEMOでは今ソフトバンクで使っているスマホはそのまま利用できますが、同じソフトバンクが提供するサービスであってもLINEMOではSIMロック解除が必要です。
ソフトバンク(またはドコモ・au)からLINEMOへ乗り換える場合、今お使いのスマホのSIMロックを解除しておきましょう。
メリット(1)無条件で「3GB/月で月額990円」は最安級
最大の魅力(メリット)は「3GB/月で月額990円」しかも税込み、という圧倒的な安さです。
この安さだと比較対象は「楽天モバイル」のみとなります。
楽天モバイルは「使った分だけ」の4段階従量制プランを導入しており「3GB/月までなら月額1,078円(税込)」となり、LINEMOミニプランが楽天モバイルを意識していることがわかります。
しかし、楽天モバイルがまだまだエリアの問題があり、十分につながりやすい状態ではないことを考えると、品質と価格でLINEMOミニプランを選ぶべきでしょう。
メリット(2)LINEカウントフリー
LINEMOミニプランはLINEアプリでの通信データ容量をカウントしません。
つまり、LINEアプリの利用時はどれだけ通信しても通信料無料であり、「月に3GB」の基本データ容量を消費しません。
一般的にLINEアプリのデータ消費量は小さく、LINEモバイルが公表しているLINEアプリのデータ消費量は以下のようになっています。
LINE通話 | 使用するデータ容量 |
---|---|
音声通話 | 1分あたり0.3MB ⇒ 3GBなら166時間相当 |
ビデオ通話 | 1分あたり5.1MB ⇒ 3GBなら9.8時間相当 |
LINE通話の通信量・ギガ数は? 通信料を節約して電話する方法を大公開!
このように、LINEアプリのデータ消費は小さいため「LINEカウントフリー」と言ってもあまりメリットは大きくありません。
しかし「3GB/月」という小容量プランにおいては、そのメリットは(20GB/月のLINEMOスマホプランより)大きいと言えます。
メリット(3)1年間は5分かけ放題が無料(キャンペーン特典)
LINEMOミニプランでは無料通話は別途オプションとなり、2つの無料通話オプションが提供されます。
そして、LINEMOミニプランでは契約から1年間は無料通話オプションが大幅割引されます。
無料通話オプション | 月額料金 | 無料通話内容 |
---|---|---|
通話準定額 | 550円/月 ⇒ 1年間無料 |
1回の通話で最初の5分間が通話料金無料 ※5分超過後は22円/30秒の従量課金 |
通話定額 | 1,650円/月 ⇒ 1年間1,100円/月 |
国内通話が何回でも・何時間でも通話料無料 ※一部無料通話対象外あり |
つまり、完全かけ放題をつけても1年間2,090円(税込)という料金で使えてしまいます。
LINEMO(ラインモ)ミニプランへの乗換はワイモバイルと比較・検討しよう
無条件で圧倒的安さ「LINEMOミニプラン」
LINEMOミニプランは「3GB/月で月額990円(税込)」という圧倒的な安さです。
同じソフトバンクが提供するワイモバイル「シンプル(S)」も割引適用で「3GB/月で月額990円(税込)」と同額になります。
割引適用で同額であればシンプルに無条件で安いLINEMOミニプランがおすすめです、が・・・
条件次第、また利用者次第ではワイモバイル「シンプル(S)」にはLINEMOミニプランにはない魅力があります。
条件付きならワイモバイル「シンプル(S)」、その条件とは?
LINEMOミニプランと同じソフトバンクが提供するワイモバイル「シンプル(S)」は、条件付きながらLINEMOミニプランのライバルと言えます。
両者のプラン内容を見てみましょう。
LINEMO ミニプラン |
ワイモバイル シンプル(S) |
||
---|---|---|---|
初期費用 | 事務手数料 | 無料 | 3,300円 ※ネット契約なら無料 |
月額費用 | 基本料金 | 990円(税込) | 2,178円(税込) |
データ通信 | 通信サービス | 4G/5G通信サービス対応 | |
基本データ容量 | 3GB/月 | ||
超過時速度 | 300Kbps | ||
LINEギガフリー | LINEアプリ使い放題(ギガ消費なし) | – | |
追加チャージ | 1GB=550円 | ||
音声通話 | 基本通話料金 | 22円/30秒 | |
無料通話オプション | 通話準定額(5分かけ放題):550円/月 通話定額(国内通話かけ放題):1,650円/月 |
だれとでも定額(5分かけ放題):770円/月 スーパーだれとでも定額(国内通話かけ放題):1,870円/月 |
|
割引 | 複数回線 割引 |
なし | 「家族割引」 ※2回線目以降1,188円/月割引 |
光回線 セット割引 |
なし | 「おうち割光セット」 ※1回線目から1,188円/月割引 |
|
契約形態 | 契約期間 | 契約期間の定めなし | |
解約金 | 契約解除料(違約金)なし | ||
MNP転出手数料 | 無料 ※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO間の番号移行も無料 |
基本料金は比べ物にならない
同じ「3GB/月」の小容量プランながら、基本料金はLINEMOミニプラン「月額990円」に対しワイモバイル「シンプル(S)」は「月額2,178円」と比較にならないほどLINEMOミニプランが圧倒的安さです。
安さで人気のワイモバイルがまったく安くなく見えるほど、LINEMOミニプランの安さがわかります。
条件付きでワイモバイル「シンプル(S)」が安くなる
一方で、割引サービスが適用されないLINEMOミニプランに対し、「家族割引(複数回線割引)」や「おうち割(光回線セット割引)」が適用されるのがワイモバイル「シンプル(S)」の特徴です。
特に、自宅の光回線としてソフトバンク光をご利用の方は、ワイモバイル「シンプル(S)」が月額1,188円も割引となります。
この「おうち割」の適用になり、ワイモバイル「シンプル(S)」は「3GB/月で月額990円(税込)」とLINEMOミニプランと同じ安さとなります。
同じ安さならLINEMOミニプランでよくない??
「おうち割」が適用されることでワイモバイル「シンプル(S)」もLINEMOミニプランと同じ「3GB/月で月額990円」という圧倒的安さとなります。
安いけど「同じ」であればLINEMOミニプランでよくない??と思いますが、ワイモバイル「シンプル(S)」にはLINEMOにはないサービスがあります。
料金比較:「無条件で安いLINEMOミニプラン」と「割引適用で安いワイモバイル」
では、あらためてLINEMOミニプランとワイモバイル「シンプル(S)」の料金体系を見てみましょう。
費用項目 | LINEMO ミニプラン |
ワイモバイル シンプル(S) |
|
---|---|---|---|
基本料金 | 990円 | 2,178円 | |
割引 | 複数回線 割引 |
「みんな家族割+」適用対象外 ※契約回線数カウント対象外 |
「家族割引」対象 ※2回線目から1,188円/月割引 |
光回線 セット割引 |
「おうち割」適用対象外 | 「おうち割」対象 ※1回線目から1,188円/月割引 |
ポイントは「LINEMOミニプランは無条件で安い」「ワイモバイルは光回線セット割で安くなる」という点です。
基本料金の安さ(無条件)なら圧倒的に「LINEMOミニプラン」
LINEMOミニプランは条件なしに「3GB/月で月額990円」と圧倒的な安さです。
複雑な割引など考えずに、シンプルに安いプランならLINEMOミニプランが圧倒的に安いプランと言えます。
ソフトバンク光をご利用なら「ワイモバイル」も比較対象になる
自宅の光回線としてソフトバンク光をご利用なら、料金的にはワイモバイル「シンプル(S)」はLINEMOミニプランと同じ「3GB/月で月額990円」となります。
つまり、現在ソフトバンク光を使っているなら「小容量で圧倒的に安いプラン」としてLINEMOミニプランと同時にワイモバイル「シンプル(S)」が比較対象になります。
ワイモバイルなら「余ったギガの翌月繰り越し」が使える
データ通信サービスの特徴としては大きく以下の違いがあります。
LINEMOなら「LINEカウントフリー」
LINEMOミニプランならLINEアプリが使用するデータ通信料は基本データ容量にカウントされません。
つまり、LINEアプリは無料で通信できるということです。
LINEアプリの音声通話・ビデオ通話で使用されるデータ容量は以下のようにあまり大きくありません。
LINE通話 | 使用するデータ容量 |
---|---|
音声通話 | 1分あたり0.3MB ⇒ 3GBなら166時間相当 |
ビデオ通話 | 1分あたり5.1MB ⇒ 3GBなら9.8時間相当 |
LINE通話の通信量・ギガ数は? 通信料を節約して電話する方法を大公開!
ですが「3GB/月」という小容量プランにおいて、LINEアプリのヘビーユーザーであれば(特にビデオ通話をたくさん利用するなら)LINEカウントフリーは大きな魅力です。
ワイモバイルなら「余ったギガの翌月繰り越し」
もし現在どこかの「3GB/月」プランをご利用で、毎月少しでも余るのであれば、LINEMOミニプランであれば捨ててしまうことになりますが、ワイモバイル「シンプル(S)」なら翌月まで繰り越して無駄なく使うことができます。
「3GB/月」という小容量プランにおいて、無駄なく繰り越して使えるというのは大きなメリットと言えます。
- LINEMOならLINEカウントフリー
- ワイモバイルなら余ったギガの翌月繰り越し対応
ワイモバイルならYahoo!プレミアム(508円/月)が無料
ワイモバイル契約者なら「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」というサービスが無料提供されます。
Yahoo!プレミアム(月額508円)と同じサービスが無料でついてくる、ということです。
Yahoo!プレミアムはYahoo!ショッピングやLOHACOでのポイント還元優遇やヤフオクでの優遇サービス利用などができるサービスで、Yahoo!JAPANのサービスを利用している人の中には加入している人が多いでしょう。
このYahoo!プレミアムに加入している人はワイモバイル「シンプル(S)」を契約することで、月額508円のYahoo!プレミアム会費が無料になる、という特典となります。
ワイモバイルなら店舗・電話サポートが利用できる
LINEMO(ラインモ)はオンライン専用プラン、契約手続きはもちろんのこと、すべての手続きや質問・問い合わせもオンライン(メール・チャットなど)となります。
ネットに慣れている人ならほとんどのことはネットで完結できるでしょうから問題ないと思いますが、本当に店舗や電話でのサポートなくても良いですか?
「よくある質問」に記載されている程度の質問や単純な質問は問題ないでしょうが、ちょっと独自の質問や細かな説明が必要な質問など、やはり直接会話できる環境は必要ではありませんか?
LINEMO(ラインモ)はこれら店舗・電話サポートを切り捨てることで格安プランを提供しています。
一方で、ワイモバイルなら近くのワイモバイルショップ(多くはソフトバンクショップと併設)や電話サポートが使えます。
- 今まで店舗や電話のサポートを利用したことありませんか?
- その店舗・電話サポートが使えなくなっても良いですか?
ワイモバイルならキャリアメールが使える
今時キャリアメールを日常的に使っている方はあまり多くないでしょう。
多くの人がGメールなどへ移行していると思います。
しかし、高齢の家族など今でもガラケーを使っている方とメール連絡する場合にはGメールなどは迷惑メールとなる可能性が高く、信頼性が高いとみなされるキャリアメールが必須な場合もあります。
LINEMO(ラインモ)ではキャリアメールは提供されません。
ワイモバイルならキャリアメール(ymobile.jp)が月額無料で提供されます。
ワイモバイル「シンプル(S)」がお得になる人
このように、「現在自宅でソフトバンク光を使っている」という前提条件付きながら、ワイモバイル「シンプル(S)」はLINEMOミニプランと同じ「3GB/月で月額990円」になります。
そして、ワイモバイル「シンプル(S)」にはLINEMOミニプランにはない、以下のようなサービスがあります。
- ワイモバイル「シンプル(S)」が「3GB/月で月額990円(税込)」とLINEMOミニプランと同額
- 余ったギガの翌月繰り越しができる
- 店舗・電話サポートを利用できる
- キャリアメールが利用できる
- Yahoo!プレミアム会費(508円/月)が無料になる
条件にあえば、ワイモバイル「シンプル(S)」も検討の比較対象となるでしょう。
LINEMO(ラインモ)ミニプラン評価まとめ
3GB/月で最安の990円/月でとにかく安い
「スマホ利用者の60%以上は3GBで足りている」「LINEモバイルでも80%が3GB/月のプラン」という調査結果をもとに、LINEMOが3GB/月の「ミニプラン」を提供開始しました。
しかも月額990円(税込)という、最安値です。
これまでの「20GB/月で2,728円」のLINEMOスマホプランは、正直見劣りしました。
同様サービスのNTTドコモ「ahamo(アハモ)」やKDDI(au)「povo」と同等の価格でありながら、両者に対する特徴があまりありませんでした。
しかし3GB/月の「ミニプラン」は月額990円ととにかく安い、圧倒的な魅力があるプランです。
3GB/月までの安いプランを検討している方は、まずは「LINEMO(ラインモ)ミニプラン」を選んでおけば間違いないでしょう。
LINEMO(ラインモ)の制限は再確認しておこう
しかし、オンライン専用プランであるLINEMO(ラインモ)の特徴についてはきちんと理解しておきましょう。
大きな点としては以下の点になります。
- ネットでの契約のみ
- ネットでの手続き・サポートのみ、店舗・電話サポートは利用できない
- キャリアメールは利用できない
- 「みんな家族割+」適用外、契約回線数にもカウントされない
- 「おうち割光セット」適用外
特に「みんな家族割+」の適用を受けている人(家族)は注意が必要です。
現在家族でソフトバンクスマホを利用し「みんな家族割+」の適用を受けている方が、自分だけLINEMO(ラインモ)ミニプランに乗り換えると「みんな家族割+」の割引適用回線数が1回線減ることになります。
これにより、家族の回線の割引額が減額となる場合があるので注意してください。
ソフトバンク光ご利用ならワイモバイルも検討?
もし自宅の光回線にソフトバンク光をご利用であれば、LINEMO(ラインモ)ミニプランと同時にワイモバイルも比較・検討の価格帯に入ってきます。
LINEMO(ラインモ)ではソフトバンク光とのセット割「おうち割」が適用されませんが、ワイモバイルなら「おうち割」が適用され、すべての契約回線に対して月額1,188円もの割引が適用されます。
その結果、ワイモバイルの「シンプル(S)」プランは「3GB/月で月額990円」とLINEMO(ラインモ)ミニプランと同じ料金となってしまいます。
LINEMO(ラインモ)ミニプランの唯一・最大の魅力は「3GB/月で月額990円」という安さです。
しかし、もしソフトバンク光をご利用であれば、同じ条件での乗り換え先としてワイモバイル「シンプル(S)」が比較対象となってきます。
- ソフトバンク光とセットなら「3GB/月で月額990円」
- 店舗・電話サポートが受けられる
- キャリアメール(ymobile.jp)が使える(無料)
- Yahoo!プレミアムが無料、ヤフオクやPayPayユーザーがお得に!
つまり、ソフトバンク光をご利用の方であればLINEMO(ラインモ)ミニプランとワイモバイル「シンプル(S)」は「3GB/月で月額990円」と同額となり、さらにワイモバイルの場合はLINEMO(ラインモ)よりもサービスが充実している、ということになります。
ソフトバンク光をご利用なら、LINEMO(ラインモ)よりもワイモバイルへの乗換が多くの人にとってはお得になる、と言えます。
- 3GB/月の小容量プランならLINEMOミニプランおすすめ
- ただしソフトバンク光ユーザーならワイモバイル「シンプル(S)」がメリット多い