完全かけ放題にもできる、通話料金が安くなる格安SIM

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格安SIMでかけ放題
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

3大キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク)の通話プランはかけ放題が主流です。NTTドコモは基本的にかけ放題プラン以外の通話プランを現在提供していません。

格安SIMは「データ通信料が非常に安くなる」という特徴がある反面、通話料金については基本的に22円/30秒であり、通話が非常に多い人には3大キャリアの通話プランほどお得ではありません。

ここでは、格安SIMにおいて通話が多い人でもお得になるプランやサービスをご紹介します。

安くなって新登場プラン
マイ割適用で月額330円から
mineo(マイネオ)

  1. アプリ通話について
  2. 国内完全かけ放題ができる格安SIM
    1. 音声通話でコスパ最高の「ONCモバイルONE」
    2. キャリア品質でかけ放題「UQモバイル」
    3. 留守番電話も無料「ワイモバイル」
    4. 海外でも無料通話「楽天モバイル」
    5. IP電話で使い方いろいろ「イオンモバイル」
    6. かけ放題の選び方
  3. 最安・コスパ最高のかけ放題!OCNモバイルONE「完全かけ放題」
    1. OCNモバイルONEの3つのかけ放題オプション
    2. OCNモバイルONEの音声通話サービス
    3. 最大の特徴は「通話料金半額(11円/30秒)」
    4. OCNモバイルONEの通話料金の安さの秘密
    5. OCNモバイルONEの料金体系、最安で「完全かけ放題2,200円/月~」
    6. スマホも欲しいならOCNモバイルONE
  4. UQモバイル「かけ放題(24時間いつでも)」
    1. UQモバイルの3つの無料通話オプション
    2. UQモバイル「くりこしプラン(S/M/L)」
    3. 仕事で使うかけ放題ならUQモバイルがおすすめ
    4. 60歳以上なら「かけ放題(24時間いつでも)」月額1,100円割引
    5. 安くて速いスマホならUQモバイルがおすすめな理由
  5. ワイモバイル「スーパーだれとでも定額(S)」
    1. ワイモバイルの2つの無料通話オプション
    2. ワイモバイル「シンプルプラン(S/M/L)」
    3. ワイモバイルなら「留守番電話無料」
    4. 無料通話の範囲はUQモバイルより狭い
    5. 60歳以上なら「スーパーだれとでも定額(S)」月額1,100円割引
    6. Yahoo!JAPANやPayPayのヘビーユーザーならワイモバイル
  6. 国内・海外で通話し放題!楽天モバイル「Rakuten LINK(楽天リンク)」
    1. 楽天リンク(Rakuten LINK)とは?仕組みとサービス
    2. 楽天リンク(Rakuten LINK)で通話を管理できる
    3. 通話品質は大手キャリアのかけ放題には少し劣る
    4. 楽天リンク(Rakuten LINK)の特徴は「すべて無料で使える」
  7. イオンモバイル「050かけ放題」
    1. イオンモバイルの特徴
    2. 050IP電話による完全かけ放題
    3. イオンモバイル「050かけ放題」のメリット・デメリット
  8. イオンモバイル新サービス「フルかけ放題」(年内提供予定)
    1. 国内完全かけ放題「フルかけ放題」
    2. ちょっと注意が必要なイオンモバイルのかけ放題オプション
  9. かけ放題サービスのまとめ
    1. 高品質通話でかけ放題なら「UQモバイルかワイモバイル」
    2. トコトン安くでかけ放題なら「楽天モバイル」
    3. 使い方イロイロのIP電話「イオンモバイル050かけ放題」
    4. かけ放題サービスのまとめ

アプリ通話について

まず、ここで言う「通話」においてアプリ通話は除きます。LINEやiPhone標準のFacetimeオーディオなどですね。

これらはパケット通信を使った(音声通信ではない)通話であり、かつ電話番号を持たないため同じアプリ間での通話となります。

ここでは、050/070/080/090などの電話番号をもち携帯電話や固定電話へも掛けることができる通話サービスのお得なプラン・サービスをご紹介します。

国内完全かけ放題ができる格安SIM

音声通話でコスパ最高の「ONCモバイルONE」

音声通話でコスパ最高なのが「OCNモバイルONE」です。

ここがオススメ!

  • アプリ不要で標準通話料金「11円/30秒」
  • 選べる3つのかけ放題オプション
  • 最安のかけ放題「完全かけ放題(1,430円/月)」
  • 通話相手が限られるなら「トップスリーかけ放題(935円/月)」
  • お昼・夜間のデータ通信も快適
  • 最安2,200円/月で完全かけ放題(1GB/月)

とにかく音声通話についてはコスパ最高の格安SIMです。

また、お昼・夜間の通信混雑時間帯でもデータ通信はそこそこ快適で、「通話」「通信」のバランスが良いです。

音声通話メインで使うならイチオシです。

>> OCNモバイルONEの説明へジャンプ

キャリア品質でかけ放題「UQモバイル」

au VoLTE対応で高品質かけ放題の「UQモバイル」は無料通話オプションが豊富です。

ココがおすすめ

  • au VoLTE対応のキャリア品質音声通話
  • 選べる3つのかけ放題オプション
  • 留守録再生も着信転送も無料通話の対象
  • 最安3,773円/月で完全かけ放題(3GB/月)

KDDI(au)のサブブランドなので「音声通話」も「データ通信」も最高の品質です。

留守番電話の留守録再生や着信転送も無料通話の対象となるため、留守番電話・着信転送をよく使う人はさらにお得な音声通話オプションです。

>> UQモバイルの説明へジャンプ

留守番電話も無料「ワイモバイル」

UQモバイルと並びキャリア品質の「ワイモバイル」は留守番電話サービスが無料です。

ココがおすすめ

  • ワイモバイルVoLTE対応のキャリア品質音声通話
  • 選べる2つのかけ放題オプション
  • 留守番電話サービスが無料
  • 最安4,048円/月で完全かけ放題(3GB/月)

ワイモバイルもソフトバンク同品質の「音声通話」と「データ通信」で人気です。

留守番電話サービスが無料で使える点が特徴です。

また、「複数回線割引」「光回線セット割引」でどんどん安くなるし「Yahoo!プレミアム(508円/月)」が無料になるなどの料金メリットもあります。

>> UQモバイルの説明へジャンプ

海外でも無料通話「楽天モバイル」

「Rakuten LINK」で国内・海外で通話料無料・SMS無料のサービスが利用できる「楽天モバイル」。

ココがおすすめ

  • 「Rakuten LINK」アプリで国内・海外で無料通話(オプション料金無料)
  • 「最安で月額無料でかけ放題(1GB/月まで)」ができる
  • 海外でもデータ通信や無料通話が使える
  • 最安月額無料で完全かけ放題(1GB/月)

「Rakuten LINK」アプリ(IP電話)を使えば、オプション料金不要で国内・海外無料通話ができます(完全無料)。

楽天モバイルは「データ通信使った分だけ無料~3,278円/月の4段階従量制課金」なので、最安で「月額無料(1GB/月未満)でかけ放題」という使い方ができます。

一方でアプリを使ったIP電話なので通話品質や(確実な)着信という点については少し不安定です。

>> 楽天モバイルの説明へジャンプ

IP電話で使い方いろいろ「イオンモバイル」

050番号(IP電話)を使った完全かけ放題「050かけ放題(980円/月)」が使えます。

IP電話なので料金の安いデータ通信プランで利用することができ、最安1,606円/月(1GB/月)で完全かけ放題です。

ココがおすすめ

  • IP電話(050番号)で完全かけ放題(980円/月)
  • 複数台のスマホで使える(家族でシェア)できる
  • IP電話アダプターを使えば固定電話でも使える
  • 最安1,606円/月で完全かけ放題(1GB/月)

IP電話なので通話品質や着信の品質が少し心配ですが、IP電話ならではの便利な使い方ができます。

同じ電話番号(050番号)を複数のスマホにインストールしてシェアしたり、IP電話アダプターを使えばスマホじゃなくて固定電話でも使えたりします。

>> イオンモバイルの説明へジャンプ

かけ放題の選び方

かけ放題の仕組みと最安の料金プラン

かけ放題の仕組みには「音声通話」と「IP電話」の2つがあります。

それぞれの仕組みと最安のプランは以下のようになります。

かけ放題の仕組み サービス 最安の完全かけ放題プラン料金
音声通話サービス OCNモバイルONE 2,250円/月
(~1GB/月)
UQモバイル 3,773円/月
(~3GB/月)
ワイモバイル 4,048円/月
(~3GB/月)
IP電話サービス 楽天モバイル
※Rakuten LINK
0円(無料)/月
(~1GB/月)
イオンモバイル
※050IP電話
1,606円/月
(~1GB/月)

音声通話サービスとIP電話サービス

音声通話は携帯電わの音声通話専用回線を使った仕組みであり、IP電話は携帯電話のデータ通信を使った通話の仕組みです。

そして、音声通話回線はデータ通信回線よりも優先される、という点に注意が必要です。

つまり、音声通話はIP電話よりも「より通話品質が良い、より確実に着信する」ということが期待できる仕組みです。

仕事での利用なら「音声通話回線」を選ぼう

このことから、たとえば「仕事で音声通話を使う」という場合を想定すると、よりきれいな声で通話ができて確実に着信する音声通話回線を選ぶべきです。

便利に使いたいなら「IP電話」

一方、IP電話はデータ通信なのでさまざまな機能を付加することができます。

たとえば、IP電話であれば海外から日本国内へ発信しても発信者も受信者も通話料金無料です。
※音声通話であれば、受信側にも着信料金が課金される。

また、IP電話はアプリを使うのでスマホ以外でも使うことができ、例えば固定電話機を自宅の光回線に接続して利用する、ということもできます。

最安・コスパ最高のかけ放題!OCNモバイルONE「完全かけ放題」

OCNモバイルONEの3つのかけ放題オプション

かけ放題オプション 月額料金 かけ放題内容
10分かけ放題 935円/月 1回の通話で最初の10分間の通話料金が無料
※10分超過後は11円/30秒
トップスリーかけ放題 935円/月 毎月の通話料金(電話番号単位)上位3番号の通話料金が無料
※通話料金は11円/30秒従量課金
完全かけ放題 1,430円/月 国内通話は完全かけ放題

電話はよく使うけど短い通話が多いなら「10分かけ放題」

電話はよく使うけど通話時間は短い(10分程度)という方におすすめは「10分かけ放題(935円/月)」です。

1回の通話の最初の10分間の通話料金が無料となる無料通話オプションです。

10分超過後は11円/30秒の通話料金が重量課金されます。

UQモバイルやワイモバイルの10分かけ放題オプションとの違いは「10分超過後の通話料金が半額(11円/30秒)」という点です。

大手キャリアの音声通話の標準通話料金は22円/30秒ですが、OCNモバイルONEの音声通話料金は半額の11円/30秒と半額、つまり10分を超過しても他社より断然おトクという点にあります。

長電話するけど相手が決まっているなら「トップスリーかけ放題」

「長電話が多い」「仕事で電話を使う」という方で、「でも相手はだいたい決まっている(3人程度)」という場合におすすめなのが「トップスリーかけ放題(935円/月)」です。

毎月の通話料金(11円/30秒)を通話先(電話番号)別に集計し、その月で通話料金が高額だった上位3つの電話番号に対する通話料金が無料になる、という面白い無料通話オプションです。

つまり、「長電話は多いけど相手は3人」という場合には「完全かけ放題」と同じになる、というわけです。

上位3つの通話料金は無料、4番目からは既定の通話料金が請求されますが、OCNモバイルONEなら規定の通話料金も半額の「11円/30秒」です。

国内通話が通話料無料「完全かけ放題」

そして「長電話は多い」「通話する相手も多い/不特定」という場合に「完全かけ放題(月額1,430円)」の無料通話オプションがあります。

UQモバイルやワイモバイルの国内完全かけ放題オプションと同じです。

仕事などでの利用で通話料金を安くできますが「通話相手が3人以内」であれば「トップスリーかけ放題」、「通話相手は4人以上・不特定」であれば「完全かけ放題」を選ぶと良いでしょう。

OCNモバイルONEの音声通話サービス

OCNモバイルONEのかけ放題オプション以外の音声通話サービスは以下のようなものが提供されています。

音声通話オプション 月額料金
留守番電話 330円/月
転送電話 無料
キャッチホン 220円/月

最大の特徴は「通話料金半額(11円/30秒)」

OCNモバイルONEの音声通話の標準料金は「11円/30秒」と大手キャリア(22円/30秒)の半額です。

かけ放題オプションを使わなくても、大手キャリアやUQモバイル・ワイモバイルなどより通話料金は半額で電話することができます。

この仕組みを「OCNでんわ」と言います。

そして、この半額の通話料に加えさらに3つの無料通話オプションが提供されています。

OCNモバイルONEの通話料金の安さの秘密

「OCNでんわ」の安さの秘密

OCNモバイルONEは大手通信事業者「NTTコミュニケーションズ」が提供するブランドです。

携帯電話設備をNTTドコモから借りて提供しているという点では他社格安SIM(MVNO)と同じですが、NTTコミュニケーションズの強みは全国の固定電話網設備を自社で持っている、という点です。

このため、NTTコミュニケーションズは「アンテナはドコモから借りる、通話網は自社の固定回線網を使う」という仕組みが作れてしまいます。

この「音声通話は自社の固定回線網を使う」という仕組みで通話料金を半額にしたのが「OCNでんわ」です。

アプリ不要で通話料金半額

「アンテナ(無線通信)はドコモから借りる」「音声通話は自社の固定回線網を使う」という仕組みの場合には、自社(NTTコミュニケーションズ)の回線に切り替えるため、電話を掛ける場合に電話番号の戦闘にプレフィクスと呼ばれる識別番号を付ける必要があります。

そのため、従来は自動的にプレフィクスを付与する専用アプリからの通話発信が必要でした。

「OCNでんわ」は2021年4月以降、OCNモバイルONEからスマホ標準の電話アプリで発信しても自動的にプレフィクスをつける仕組みを作りました。

これにより、現在は専用アプリを必要とせずに通話料金半額という使い方になっています。

通話アプリ不要、使い勝手は大手キャリと同じ

OCNモバイルONEの料金体系、最安で「完全かけ放題2,200円/月~」

OCNモバイルONEは基本料金が安いのが特徴、通信速度も他社格安SIMよりも混雑時間帯の速度低下が少なく良好です。

音声通話SIM 基本料金 かけ放題オプション
10分かけ放題
トップスリーかけ放題
完全かけ放題
1GB/月コース 770円/月 935円/月 1,430円/月
3GB/月コース 990円/月
6GB/月コース 1,320円/月
10GB/月コース 1,760円/月

最安で2,200円/月で電話かけ放題スマホの出来上がりです(1GB/月コース)。

スマホも欲しいならOCNモバイルONE

OCNモバイルONEは安くで音声通話を使いたい、という方にはおすすめの格安SIMです。

OCNモバイルONEはここまで説明してきたように、以下の特徴(メリット)があります。

ココがおすすめ

  • 標準通話料金が半額(11円/30秒)
  • 基本料金プランも安い
  • かけ放題オプションが充実
  • データ通信速度が比較的速い
  • スマホセットが激安

そして、最後の「スマホセットが激安」の点も最大のおすすめの理由になります。

OCNモバイルONEは毎月2週間ほどキャンペーンを実施しています。

キャンペーンの内容は「最新スマホの激安セット販売」です。

おそらく、大手キャリアや格安SIM事業者(MVNO)含めて、もっとも安くでスマホをセット購入できるのはOCNモバイルONEです。


UQモバイル「かけ放題(24時間いつでも)」

UQモバイルは高品質のau回線を使った格安SIMとして人気のブランドです。

かつてはKDDI(au)の子会社である「UQコミュニケーションズ」が運営していましたが、複数ブランドを事業統合する目的で2020年10月1日に親会社KDDI(au)へ事業統合されました。

つまり、UQモバイルはauのサブブランド、ということになります。

UQモバイルの3つの無料通話オプション

UQモバイルの主力料金プランは「くりこしプラン(S/M/L)」で、月額1,628円(プランSで3GB/月)から高速au回線が使える格安プランです。

この「くりこしプラン(S/M/L)」では通話オプションとして3つの無料通話オプションをつけることができます。

無料通話オプション 月額オプション料金 無料通話サービス
かけ放題(24時間いつでも) 1,870円/月 国内通話完全かけ放題
※一部対象外あり
かけ放題(10分/回) 770円/月 1回の通話で10分間の通話料金無料
※10分超過後は22円/30秒の従量課金
通話パック 550円/月 月間の通話料金総額から2,640円を割引
※60分無料通話に相当

完全かけ放題の「かけ放題(24時間いつでも)」

「かけ放題(24時間いつでも)」は月額1,870円の無料通話オプションです。

他社スマホや固定電話など国内通話への通話料金が通話時間や回数などの制限なく通話料金無料となります。

ただし、「0570」ナビダイアルなど仕組み上利用者が任意に通話料金を設定できるサービスの電話番号については、無料通話の対象外となります。

また、KDDIの規定によりごく一部の電話番号が無料通話の対象外となる場合があります。

「かけ放題(24時間いつでも)」はauメインブランドのかけ放題と同じで、通話時間や回数の制限などがなく、仕事での通話が多い方にピッタリの無料通話オプションです。

短い電話が多い人におトクな「かけ放題(10分/回)」

「かけ放題(10分/回)」は月額770円の無料通話オプションです。

他社スマホや固定電話など国内通話発信の最初の10分間の通話料金が無料となり、1回の通話発信で10分超過後は22円/30秒の従量課金となります。

「完全かけ放題は不要だけど、10分以内の短い通話発信が多い」という人にぴったりの無料通話オプションです。

ちょっと長電話するときもある人におトクな「通話パック」

「通話パック」は月額550円の通話料金割引オプションです(正確には無料通話ではありません)。

UQモバイルの標準通話料金はスマホでも固定電話でも22円/30秒の従量課金です。

「通話パック」は月間の通話料金(総額)から料金確定時に2640円(60分通話に相当)を割引してくれます。

あまり電話をかけないけど月に数回は長電話をする、という人にお得な割引オプションです。

月額550円のオプション料金で2640円の通話料割り引きなので、通話料金が2,090円お得になるオプションと言えます。

無料通話オプションは月単位で変更可能

UQモバイルが提供する3つの無料通話オプションは月単位で変更することができます。

他の無料通話オプションへ変更することも、オプションをつけたり外したりすることもできます。

実際に使ってみて、自分の通話に一番あった無料通話オプションを選ぶと良いでしょう。

UQモバイル「くりこしプラン(S/M/L)」

では、これら3つの無料通話オプションをセットで使える基本サービスは「くりこしプラン(S/M/L)」になります。

くりこしプラン
S M L
月額基本料金 1,628円/月 2,728円/月 3,828円/月
データ通信 高速通信容量
※ギガ
3GB/月 15GB/月 25GB/月
超過時速度 300Kbps 1Mbps
音声通話 基本通話料金 22円/30秒
無料通話 別途オプション

  • かけ放題(24時間いつでも):1,870円/月
  • かけ放題(10分/回):770円/月
  • 通話パック:550円/月

スマホそのままで料金がおトクに!? | UQモバイル

最安3,773円/月でかけ放題スマホの出来上がり

UQモバイル「くりこしプラン(S/M/L)」では最安の「プランS」で月額1,628円、「かけ放題(24時間いつでも)」のオプションを付けても合計3,773円です。

月額3,500円で国内通話かけ放題スマホの出来上がりです。

「とにかく通話が多い」という人で「データ通信はあまり使わない」「自宅のWi-Fiを使う」という方は、まずはこの「くりこしプラン(S)」に「かけ放題(24時間いつでも)」をプラスして、月額3,500円で使ってみると良いでしょう。

「くりこしプラン(S/M/L)」のプランサイズ(S/M/L)変更は月単位でいつでも何度でも変更することができます。

ある程度データ通信するなら「くりこしプラン(M)」

電話をかけることも多いし、外出先でのデータ通信も結構使うよ!という人はまずは「くりこしプラン(M)」に「かけ放題(24時間いつでも)」をおすすめします。

「くりこしプラン(M)」は月額2,728円で「かけ放題(24時間いつでも)」をオプション追加しても月額4,598円です。

「くりこしプラン(M)」は月間データ容量(ギガ)が15GBもあり十分なうえ、ギガを消費しない低速通信でも「1Mbps」という標準画質動画も視聴可能な速度が出るのが特徴です。

「くりこしプラン(M)」なら標準で高速データ通信(ギガ)が月間15GBと十分なうえ、普段の待ち受けをギガを消費しない「低速通信1Mbps」に設定しておけば、ほとんどのユーザーでも「くりこしプラン(M)」で足りると思います。

仕事で使うかけ放題ならUQモバイルがおすすめ

かけ放題サービスを使いたい理由が「仕事で使う」という方に、一番おすすめなのがUQモバイルです。

UQモバイル以外でも同じくらいのオプション料金でかけ放題サービスを提供している通信事業者もありますが、UQモバイルの「かけ放題(24時間いつでも)」には以下の特徴があります。

UQモバイル「かけ放題(24時間いつでも)」の特徴

  • 転送しても通話料金無料
  • 留守番電話を聞くときも通話料金無料

60歳以上なら「かけ放題(24時間いつでも)」月額1,100円割引

60歳以上の契約者が「くりこしプラン(S/M/L)」に「かけ放題(24時間いつでも)」をオプション追加する場合、「かけ放題(24時間いつでも)」のオプション料金が1,100円割引となり770円/月でオプション利用することができます。

60歳以上通話割 | UQモバイル

60歳と言えばまだまだ仕事では現役バリバリの年齢で、特に自営業の方などではお得に活用できる割引サービスとして提供されます。

安くて速いスマホならUQモバイルがおすすめな理由

KDDI(au)からは「月20GBまで使えて2,480円」というpovoがサービス開始されました。

NTTドコモが提供開始した「ahamo(アハモ)」への対抗プランとなります。

しかし、手続きのしやすさ・割引サービスの豊富さ・通話や通信サービスの使い勝手など、同じau回線ならpovoよりもUQモバイルの方がおすすめです。

なにより、オンライン専用プランであるpovoに対し、UQモバイルでは手厚い電話サポート(フリーダイアル)や店頭サポートも受けることができます。

UQモバイルの特徴やおすすめの理由については、こちらの記事を参考にしてみてください。

ココがおすすめ

  • 選べる3つの無料通話オプション
  • 留守番電話のメッセージ再生も無料通話対象
  • 着信転送の転送料金も無料通話対象
  • 60歳以上なら「かけ放題(24時間いつでも)」が1,100円/月の割引

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ワイモバイル「スーパーだれとでも定額(S)」

ワイモバイルは高品質のソフトバンク回線を使った格安SIMとして人気のブランドで、KDDI(au)のUQモバイルと人気を二分しているブランドです。

ワイモバイルはソフトバンクの「格安ブランド」であり、運営はソフトバンク、サービス品質もソフトバンクと同等です。

ワイモバイルの2つの無料通話オプション

ワイモバイルの主力料金プランは「シンプルプラン(S/M/L)」で、月額2,178円(プランSで3GB/月)から高速ソフトバンク回線が使える格安プランです。

この「シンプルプラン(S/M/L)」では通話オプションとして2つの無料通話オプションをつけることができます。

無料通話オプション 月額オプション料金 無料通話サービス
スーパーだれとでも定額(S) 1,870円/月 国内通話完全かけ放題
※一部対象外あり
だれとでも定額 770円/月 1回の通話で10分間の通話料金無料
※10分超過後は22円/30秒の従量課金

通話オプション・スーパーだれとでも定額 | ワイモバイル

完全かけ放題の「スーパーだれとでも定額(S)」

「スーパーだれとでも定額(S)」は月額1,870円の無料通話オプションです。

他社スマホや固定電話など国内通話への通話料金が通話時間や回数などの制限なく通話料金無料となります。

ただし、「0570」ナビダイアルなど仕組み上利用者が任意に通話料金を設定できるサービスの電話番号については、無料通話の対象外となります。

また、ソフトバンクの規定によりごく一部の電話番号が無料通話の対象外となる場合があります。

「スーパーだれとでも定額(S)」はソフトバンクメインブランドのかけ放題と同じで、通話時間や回数の制限などがなく、仕事での通話が多い方にピッタリの無料通話オプションです。

短い電話が多い人におトクな「だれとでも定額」

「だれとでも定額」は月額770円の無料通話オプションです。

他社スマホや固定電話など国内通話発信の最初の10分間の通話料金が無料となり、1回の通話発信で10分超過後は22円/30秒の従量課金となります。

「完全かけ放題は不要だけど、10分以内の短い通話発信が多い」という人にぴったりの無料通話オプションです。

無料通話オプションは月単位で変更可能

ワイモバイルが提供する2つの無料通話オプションは月単位で変更することができます。

他の無料通話オプションへ変更することも、オプションをつけたり外したりすることもできます。

実際に使ってみて、自分の通話に一番あった無料通話オプションを選ぶと良いでしょう。

ワイモバイル「シンプルプラン(S/M/L)」

では、これら2つの無料通話オプションをセットで使える基本サービスは「シンプルプラン(S/M/L)」になります。

シンプルプラン
S M L
月額基本料金 2,178円/月 3,278円/月 4,158円/月
データ通信 高速通信容量
※ギガ
3GB/月 15GB/月 25GB/月
超過時速度 300Kbps 1Mbps
音声通話 基本通話料金 22円/30秒
無料通話 別途オプション

  • スーパーだれとでも定額(S):1,870円/月
  • だれとでも定額:770円/月

料金プラン・シンプルS/M/L | ワイモバイル

最安4,048円/月でかけ放題スマホの出来上がり

ワイモバイル「シンプルプラン(S/M/L)」では最安の「プランS」で月額2,178円、「スーパーだれとでも定額(S)」のオプションを付けても合計4,048円です。

月額4,000円で国内通話かけ放題スマホの出来上がりです。

「とにかく通話が多い」という人で「データ通信はあまり使わない」「自宅のWi-Fiを使う」という方は、まずはこの「シンプルプラン(S)」に「スーパーだれとでも定額(S)」をプラスして、月額4,000円で使ってみると良いでしょう。

「シンプルプラン(S/M/L)」のプランサイズ(S/M/L)変更は月単位でいつでも何度でも変更することができます。

ある程度データ通信するなら「シンプルプラン(M)」

電話をかけることも多いし、外出先でのデータ通信も結構使うよ!という人はまずは「シンプルプラン(M)」に「スーパーだれとでも定額(S)」をおすすめします。

「シンプルプラン(M)」は月額3,278円で「スーパーだれとでも定額(S)」をオプション追加しても月額5,148円です。

「シンプルプラン(M)」は月間データ容量(ギガ)が15GBもあり十分なうえ、ギガを消費しない低速通信でも「1Mbps」という標準画質動画も視聴可能な速度が出るのが特徴です。

「シンプルプラン(M)」なら標準で高速データ通信(ギガ)が月間15GBと十分なうえ、普段の待ち受けをギガを消費しない「低速通信1Mbps」に設定しておけば、ほとんどのユーザーでも「シンプルプラン(M)」で足りると思います。

ワイモバイルなら「留守番電話無料」

電話をかけたり受けたりする人の多くで必須となるのが「留守番電話サービス」です。

ワイモバイルでは「留守番電話サービス」が無料で提供されています。

ワイモバイルは2つの留守番電話サービス「留守番電話(無料)」と「留守番電話プラス」という2つのサービスを提供しており、以下のような仕様になっています。

サービス 月額料金 保存件数
(1メッセージ/件数)
メッセージ保存期間
留守番電話(無料) 無料 3分/30件 72時間(3日間)
留守番電話プラス 330円/月 3分/100件 最大7日間

留守番電話サービス | ワイモバイル

この2つのサービスのうち「留守番電話(無料)」のサービス範囲内であれば、月額料金無料・申し込み不要で、ワイモバイルユーザーならだれでも使えるサービスになっています。

無料通話の範囲はUQモバイルより狭い

「留守番電話サービス無料」はUQモバイルに対する有利点(UQモバイルは月額418円)となりますが、一方で無料通話の対象範囲はUQモバイルより少し狭くなります。

通話サービス ワイモバイル
スーパーだれとでも定額
UQモバイル
かけ放題(24時間いつでも)
着信転送 無料通話対象外 無料通話の対象
留守録メッセージ再生 無料通話対象外 無料通話の対象
ワイモバイルの特徴

  • 留守番電話サービスが無料
  • 留守録メッセージを聞く通話は無料通話対象外
  • 着信転送での通話も無料通話対象外

60歳以上なら「スーパーだれとでも定額(S)」月額1,100円割引

60歳以上の契約者が「シンプルプラン(S/M/L)」に「スーパーだれとでも定額(S)」をオプション追加する場合、「スーパーだれとでも定額(S)」のオプション料金が1,100円割引となり770円/月でオプション利用することができます。

60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン | ワイモバイル

60歳と言えばまだまだ仕事では現役バリバリの年齢で、特に自営業の方などではお得に活用できる割引サービスとして提供されます。

Yahoo!JAPANやPayPayのヘビーユーザーならワイモバイル

ワイモバイルはUQモバイルと並んで格安SIMの人気ブランドです。

両社の料金体系やかけ放題サービスは一見同じサービス・同じ料金に見え、実際大きな違いはありません。

ワイモバイルがUQモバイルに対する大きなアドバンテージとして、Yahoo!JAPANとの連携サービスがあります。

Yahoo!プレミアム for Y!mobile | ワイモバイル

通信サービス自体はあまり変わらなくても、ワイモバイルはYahoo!JAPANの各種サービスの無料利用やポイント優遇、さらにはPayPayのお得なキャンペーン適用などの優遇サービスを受けることができます。

通信・通話サービスで甲乙つけがたいな、と思った場合、Yahoo!JAPANサービスをよく利用するならワイモバイルという選択肢も良いでしょう。

NTTドコモが提供開始した「ahamo(アハモ)」への対抗プランとなります。

しかし、手続きのしやすさ・割引サービスの豊富さ・通話や通信サービスの使い勝手など、同じau回線ならpovoよりもUQモバイルの方がおすすめです。

なにより、オンライン専用プランであるpovoに対し、UQモバイルでは手厚い電話サポート(フリーダイアル)や店頭サポートも受けることができます。

ワイモバイルの特徴やおすすめの理由については、こちらの記事を参考にしてみてください。

ココがおすすめ

  • 選べる2つの無料通話オプション
  • 留守番電話サービスが無料で使える
  • 60歳以上なら「スーパーだれとでも定額(S)」が1,100円/月の割引

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国内・海外で通話し放題!楽天モバイル「Rakuten LINK(楽天リンク)」

楽天リンク(Rakuten LINK)とは?仕組みとサービス

楽天リンク(Rakuten LINK)は楽天モバイルが提供する通話・SMSを中心としたメッセージアプリです。

楽天リンク(Rakuten LINK)を使えば電話番号(090/080/070や固定電話)を使った通話発信が無料通話となり、またSMSの送受信も無料となります。

LINEやiPhoneのFacetimeなどのアプリと似たような仕組みですが、特徴は他社スマホや固定電話が相手でも無料通話になる、という点です。

仕組み的にはLINEやFacetimeなどと同じ「IP通信アプリ」となりますが、一方で同じアプリ同士(楽天リンク同士)でなくても無料通話・無料SMSが使える、という点が大きな違いであり楽天リンクの特徴です。

ココがおすすめ

  • 楽天リンクはLINEなどと同じIP通話アプリ
  • 楽天リンク同士でなくても無料通話・無料SMS
  • 他社スマホ・固定電話への通話も通話料無料

楽天リンク(Rakuten LINK)で通話を管理できる

楽天リンクをインストールしたスマホでは、楽天リンク(Rakuten LINK)を使って通話発信すれば通話料金無料となります。

また、通話の着信も一部を除き楽天リンク(Rakuten LINK)に着信します。

つまり、楽天リンクはOS標準の電話アプリの代わりに使うことができます。

通話品質は大手キャリアのかけ放題には少し劣る

楽天リンク(Rakuten LINK)の仕組みはIP通信なので、決められた音声通話帯を利用する通常の音声通話と比べると、その通話品質は少し劣ります。

たとえば「声が聴きとりにくい」「相手に声が伝わりにくい」「着信できない場合がある」などの状況が(音声通話より)起こりやすくなります。

この点についてはLINEアプリなどを使った通話も同じですね。

よって、通話品質や着信の確実性までを重要視するなら、UQモバイルやワイモバイルのかけ放題サービスには劣る、と考えるべきでしょう。

楽天リンク(Rakuten LINK)の特徴は「すべて無料で使える」

楽天モバイルの料金プランは「UN-LIMIT Ⅵ」ただひとつです。

「UN-LIMIT Ⅵ」は「データ通信容量を使った分だけ支払う」という4段階従量制プランという点にあり、最安で「月に1GB未満なら月額料金無料」です。

また、楽天リンク(Rakuten LINK)はIP通信により音声通話・SMS送受信を行いますが、「UN-LIMIT Ⅵ」では楽天リンク(Rakuten LINK)による通信はデータ通信容量(ギガ)を消費しません。

つまり、「どれだけ楽天リンク(Rakuten LINK)を使ってもギガは消費しない」「データ通信容量1GB/月未満なら、月額料金無料」であり、最安では月額料金無料でかけ放題が使える、という料金体系になっています。

楽天リンク(Rakuten LINK)は非常に面白いサービスですが、楽天リンク(Rakuten LINK)の詳しい説明は以下の記事を参考にしてみてください。

国内・海外でギガ使い放題・通話し放題
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イオンモバイル「050かけ放題」

イオンモバイルの特徴

イオンモバイルは流通大手のイオンが提供する格安SIMです。上位のネットワークにはIIJを使っているため、IIJの高品質で豊富なサービスをそのまま利用できます。

音声通話プラン・データ通信プランともに最大50GBプランまで、豊富なプランを揃えており、音声通話・データ通信ともに最低利用期間の設定がありません(縛りがない)。

また、全国のイオンで店舗展開を行っており、Webによる手続きやサポートが不安な方にも安心なサービスです。

050IP電話による完全かけ放題

イオンモバイルは月額1,500円(税抜き)で、国内通話完全定額のIP電話サービスを行っています。IP電話によるサービスなので、データ通信プランでの利用が可能、最安では月額2,178円でIP電話による完全かけ放題ができます。

なお、サービスのベースとなるIP電話サービスはNTTコミュニケーションズの「050 Plus」であり、IP電話サービスとしての実績は十分です。

料金プラン・050かけ放題オプション

プラン 音声プラン データプラン シェア音声
プラン
500MB 1,130円
1GB 1,280円 480円
2GB 1,380円 780円
4GB 1,580円 980円 1,780円
6GB 1,980円 1,628円 2,280円
8GB 2,680円 1,980円 3,278円
12GB 3,280円 2,680円 3,580円
20GB 4,680円 3,980円 4,980円
30GB 5,680円 4,980円 5,980円
40GB 6,680円 6,480円 7,280円
50GB 8,980円 8,480円 9,280円

これらのすべてのプランに「050かけ放題」オプションを追加することができます。

お得な通話オプション 月額料金 サービス内容
050かけ放題 1,550円/月 完全通話定額
ただし050番号(IP電話)です。
イオンモバイルの「050かけ放題」はデータ通信プランでも利用可能、最安1,980円でかけ放題にできる!

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イオンモバイル「050かけ放題」のメリット・デメリット

イオンモバイルの「050かけ放題」は最安1,980円でかけ放題環境が持てるのが特徴ですが、一方でIP電話(050番号)であることからのデメリットもあります。

契約SIM以外でも使える、WiFiでも使える

イオンモバイルの「050かけ放題」はスマホへかけ放題専用アプリをインストールして利用します。この場合、スマホのSIMは「050かけ放題」を契約しているイオンモバイルのSIMである必要はありません(SIMが刺してなくても使えます)。

このため、WiFi環境があればより高音質での通話ができるし、海外で現地プリペイドSIMカードを使っている場合にも「050かけ放題」が利用できます。

海外からも「かけ放題」

イオンモバイル「050かけ放題」はIP電話サービスなので、国内通話だけでなく「海外から日本国内へ」の通話も無料通話対象となります。

海外滞在時でも現地SIMやWiFiなどの利用ができれば、発信地が国内・海外関係なく日本国内への固定電話・携帯電話への通話がかけ放題になるという、IP電話ならではのメリットがあります。

1アカウント(1,500円)で家族みんなでかけ放題

イオンモバイル「050かけ放題」はIP電話アプリをスマホへインストールすれば使えるサービスです。

そのため、家族複数人が同じようにアプリをインストールすれば、家族複数人が1アカウントの「050かけ放題」で無料通話(発信)ができます。

なお、複数台のスマホへアプリをインストールした場合、無料通話発信は複数人での利用ができますが、着信はできなく(不安定に)なります。

よって、家族複数人でひとつの「050かけ放題」を使う場合には「発信専用」として使うべきでしょう。

通信環境が悪ければ音質が悪い

050番号のIP電話はLTEによるデータ通信でもWiFiによるデータ通信でも、インターネットに接続している状態であれば通話が可能です。

ただし、080/090番号を使った音声通話に比べると「電波状態によって音質が大きく変わる」という特徴があります。電波状態が悪ければ、通話音質が悪くなる、ということです。

このため「050かけ放題」を快適に使うためには、できるだけ安定した電波環境を確保しておくと良いでしょう。

海外からも「かけ放題」
最安1,980円の「050かけ放題」

イオンモバイル新サービス「フルかけ放題」(年内提供予定)

イオンモバイルは2021年10月より料金プランやオプションサービスの刷新を行いました。

このタイミングで従来から提供していた「5分かけ放題」「10分かけ放題」に加えて、2021年内を目途に完全かけ放題の「フルかけ放題」の提供を開始します。

国内完全かけ放題「フルかけ放題」

イオンモバイルで国内通話が完全かけ放題になる「フルかけ放題」オプションは月額1,650円(税込)で提供されます。

「フルかけ放題」オプションの提供は2021年内を予定しています。

イオンモバイルでは従来より「5分かけ放題」「10分かけ放題」のオプションおよびIP電話を使った完全かけ放題オプション「050かけ放題」を提供しています。

これに加え、ドコモ回線・au回線を使った完全かけ放題「フルかけ放題」が加わることで、本来からの「選べるデータ通信プランが安くて豊富」という特徴に加えて「ビジネスでも使える音声通話」オプションが十分に充実した、と言えます。

ちょっと注意が必要なイオンモバイルのかけ放題オプション

イオンモバイルのかけ放題オプションを利用する場合には、ちょっと注意が必要となります。

従来からイオンモバイルでは通話料金が半額の「11円/30秒」になる「イオンでんわ」を標準提供、そしてイオンでんわのオプションサービスとして「5分かけ放題」「10分かけ放題」を提供していました。

アプリ不要で通話料金半額になった

この仕組みは今後も継続するのですが、2021年9月からは「イオンでんわ」アプリを使わなくても通話料金が半額「11円/30秒」になるサービスを開始しています。

これはNTTコミュニケーションズが提供し各社へOEM提供している格安通話サービスが標準アプリでの発信にも対応したためであり、これによりドコモ回線においては今後はアプリ不要で通話料金半額となるし、5分かけ放題・10分かけ放題もアプリ不要となります。

もちろん、今後提供されるドコモ回線での「フルかけ放題」もアプリ不要でOS標準の電話アプリで利用できます。

イオンモバイルau回線ではアプリ利用によるかけ放題オプション

しかし、契約回線がイオンモバイルのau回線の場合には、今後も「イオンでんわ」アプリが必要、アプリ経由での発信でなければ「通話料金半額」「5分かけ放題」「10分かけ放題」「フルかけ放題」のサービスは利用できません。

イオンモバイルでau回線契約の場合、OS標準の電話アプリでは「通話料金半額の11円/30秒」は適用されますが、「5分かけ放題」「10分かけ放題」「フルかけ放題」の利用においてはイオンでんわアプリが必要です。

「イオンでんわ」アプリの要・不要

このように、2021年10月以降はOS標準の通話発信でも自動的に「イオンでんわ」と同等のプレフィクス判定ができるようになり、イオンでんわアプリを使わなくてもお得な通話が可能となりました。

ただし、この仕様変更はドコモ回線においての変更であり、au回線契約の場合には引き続き「イオンでんわ」アプリの利用が推奨されています。

2021年10月以降の音声通話と「イオンでんわ」アプリの関係は以下のようになります。

音声通話の仕様 ドコモ回線 au回線
標準通話料金 アプリ利用 11円/30秒 11円/30秒
アプリ不要
(OS標準電話アプリ)
11円/30秒 11円/30秒
かけ放題
オプション
アプリ利用 かけ放題オプション適用 かけ放題オプション適用
アプリ不要
(OS標準電話アプリ)
かけ放題オプション適用 かけ放題オプション非適用
※11円/30秒従量課金

現時点では「2021年10月以降はドコモ回線ならイオンでんわアプリ不要」「au回線なら引き続きイオンでんわアプリ利用が推奨」ということになります。

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かけ放題サービスのまとめ

高品質通話でかけ放題なら「UQモバイルかワイモバイル」

LINEなどのアプリ間通話や050番号のIP電話より、できるだけ高品質な音声通話でお得なかけ放題サービスを使いたいなら、UQモバイルかワイモバイルを選びましょう。

特に仕事での通話が多い方にはUQモバイルかワイモバイルのかけ放題サービスをおすすめします。

UQモバイルとワイモバイルがおすすめな理由

UQモバイル・ワイモバイルどちらのかけ放題も、音声通話専用帯域を使った音声通話サービスでのかけ放題プランを提供しています。

つまり、「声が聞きやすい・届けやすい」「確実に着信する」ということです。

では、UQモバイルとワイモバイルどちらがおすすめ?

UQモバイルもワイモバイルの格安SIMでは人気を二分するブランドであり、どちらを選んでも満足できるはずですが、個々の条件には多少の違いがあるので、自分に合ったほうを選ぶと良いでしょう。

かけ放題サービスや通話サービスの比較

ワイモバイルは留守番電話サービスが無料(UQモバイルは418円/月)のメリットがある反面、「着信転送」時の通話料金や「留守録再生」時の通話料金はUQモバイルは無料通話対象(ワイモバイルは対象外)という違いがあります。

比較項目 UQモバイル
かけ放題(24時間いつでも)
ワイモバイル
スーパーだれとでも定額
通話サービス 留守番電話 電話基本パック
※月額418円
留守番電話(無料)
月額無料、申し込み不要
無料通話範囲 着信転送 無料通話の対象 無料通話の対象外
留守録再生 無料通話の対象 無料通話の対象外

UQモバイルの留守番電話サービスは418円/月なので、通常の通話料金(22円/30秒)で割ると9.5分ほどになります。

つまり、毎月「着信転送や留守録再生が9.5分以上ならUQモバイルが安くなる」という計算になりますね。

基本サービスの比較

UQモバイルとワイモバイルの基本料金プランはどちらも同じです。両社のサービス開始以来ずっと同じです。

ですが、最新プラン「くりこしプラン(UQモバイル)」「シンプルプラン(ワイモバイル)」では多少違ってきて、「UQモバイルの方が確実に安い」となっています。

両社の基本料金は以下のように比較できます。

最安プラン おすすめプラン
UQモバイル
くりこしプラン(S)
ワイモバイル
シンプル(S)
UQモバイル
くりこしプラン(M)
ワイモバイル
シンプル(M)
月額基本料金 1,625円/月 2,178円/月 2,728円/月 3,278円/月
データ通信 高速通信容量
(ギガ)
3GB/月 15GB/月
超過時速度 300Kbps 1Mbps
音声通話 基本通話料金 22円/30秒
無料通話 別途オプション(1,780円/月)
割引サービス 複数回線割引 UQモバイル:なし(標準適用)
ワイモバイル:家族割引「2台目以降1,188円/月割引」

上記のように、両社のプランはほぼ同じスペックですが、基本月額料金は同じプランサイズ(S/M/L)ならUQモバイルの方が月額550円安くなっています。

一方で、同一名義・家族で複数回線を契約する場合、ワイモバイルは「家族割引」で2回線目以降が月額1,188円割引されます。

つまり、契約台数によってどちらが安いか変わってくる、ということです。

どちらが安い?

  • 1回線契約ならUQモバイルが月額550円安い
  • 2回線契約ならワイモバイルが月額88円安い
  • 3回線契約ならワイモバイルが月額726円安い
  • ※2回線以上契約するならワイモバイルがどんどん安くなる

つまり「1回線契約ならUQモバイル」「2回線以上契約するならワイモバイル」が安いということです。

トコトン安くでかけ放題なら「楽天モバイル」

UQモバイルやワイモバイルのかけ放題が通常の音声通話回線を使ったかけ放題であるのに対し、楽天モバイル「楽天リンク(Rakuten LINK)」を使ったかけ放題は「IP通話によるかけ放題」という点が仕組み上の違いです。

ただし使い勝手としてはほとんど変わらず、楽天リンク(Rakuten LINK)以外のスマホ・固定電話へも電話番号(090/080/070/050など)での無料通話が可能になります。

しかも、楽天モバイルの基本料金プラン「UN-LIMIT Ⅵ」は「使った分だけの4段階従量課金プラン」なので、最安月額料金無料でかけ放題を使うことができてしまいます。

楽天モバイル「UN-LIMIT Ⅵ」の4段階従量制プラン

楽天モバイルの料金プラン「UN-LIMIT Ⅵ」は「使った分だけ支払う」「4段階従量制プラン」で、以下のようになります。

月間データ容量 1回線目 2回線目以降
~1GB/月 0円(無料) 1,078円/月
~3GB/月 1,078円/月
~20GB/月 2,178円/月
20GB/月~無制限 3,278円/月

驚きは「月間データ容量が1GB未満であれば、その月は無料」という点です。

そして、楽天リンク(Rakuten LINK)による音声通話・SMSはデータ通信のギガを消費しません。

つまり、「データ通信は月間1GB未満」「楽天リンクで無料通話かけ放題」で月額無料になってしまうんです。

通話品質は少し劣る

楽天リンク(Rakuten LINK)による音声通話はデータ通信を使ったIP電話と同じです。

つまり、仕組み上はLINE通話などと同じで、「通話音声品質が少し悪い」「電波の悪いところでは着信しない場合がある」という、UQモバイルやワイモバイルに比べると少しデメリットがあります。

よって、音声通話を確実に使いたい、仕事でも使いたい、という人にはUQモバイルかワイモバイルのかけ放題がおすすめです。

海外でも無料通話

楽天リンク(Rakuten LINK)を使った無料通話のメリットとしては、先に説明したように「月額無料でかけ放題」以外に「海外でもかけ放題」というのがあります。

楽天リンク(Rakuten LINK)のスマホを持って海外に滞在中、日本国内から着信があると楽天リンク(Rakuten LINK)で着信することができます。

この「海外でも着信できる」というのは国際通話サービスを利用すればどのキャリア回線でも可能なのですが、楽天リンク(Rakuten LINK)の場合はその仕組みがIP電話であることから、国際通話サービスで課金される「着信料金(従量課金)」が課金されない、というメリットがあります。

つまり、海外にいても日本国内と同じように「無料で日本国内にかけ放題」に加え「日本国内からの着信でも着信量課金されない(無料で着信)」というメリットになるわけです。

トコトン安く使いたいなら楽天モバイルがおすすめ

このように、楽天モバイルは料金プランも面白いし、楽天リンク(Rakuten LINK)の仕様も面白いサービスになっています。

仕事で確実な音声通話サービスが必要な方にはまだおすすめできませんが、「新しいサービスを使い倒してみたい」「とことん安くかけ放題を使ってみたい」という方には楽天モバイルがおすすめです。

使い方イロイロのIP電話「イオンモバイル050かけ放題」

イオンモバイルが提供する「050かけ放題」は050番号を使ったIP電話サービスのかけ放題です。

IP電話なので仕組みは楽天モバイル「楽天リンク(Rakuten LINK)」やLINE通話などに似ています。

海外からかけ放題、海外でも無料着信

イオンモバイル「050かけ放題」はIP電話サービスなので、楽天モバイル「楽天リンク(Rakuten LINK)」と似たところのメリットがあります。

IP電話なので、電波やWi-Fiがあれば海外にいても日本国内の携帯電話・固定電話へ無料通話で電話をかけることができます。

また、海外にいても日本国内からの国際電話を着信することができ、この場合は当然ならら「国際通話着信料(従量課金)」は不要です。

イオンモバイル「050かけ放題」は楽天モバイル「楽天リンク(Rakuten LINK)」と同様、海外からも無料通話、海外でも無料で着信、ができるサービスになっています。

複数のスマホで同じ番号を使える

イオンモバイルの「050かけ放題」が面白いというかちょっとおかしいのが、「複数端末での利用が可能」としている点です。

050番号を使ったIP電話サービスの場合、その仕組み上すく数のスマホや固定電話(IP電話アダプター)の同時利用は可能なのですが規約等で禁止されるのが一般的です。

しかし、イオンモバイルの「050かけ放題」は公式サイト上で「複数台のスマホを使い分けられる」「家族でシェアできる」と明言されてしまっております。

ひとつの「050かけ放題」電話番号をスマホと固定電話(IP電話アダプター)でシェアすると、たとえば出先ではスマホで使う、事務所(自宅)では固定電話で使う、という使い方もできます。

イオンモバイル「050かけ放題」はおすすめか?

現時点では「イオンモバイル050かけ放題はおすすめではなくなった」と言わざるを得ません。

かつては050番号IP電話サービスの特徴として「データ通信専用サービスで音声通話かけ放題ができる=非常に安く使える」「海外でもかけ放題、無料着信」というメリットがありました。

実際、イオンモバイル「050かけ放題」なら最低容量のデータ通信プラン(528円/月)と050かけ放題オプション(1,078円/月)の合計1,606円/月でかけ放題が利用できました。

しかし、楽天モバイルの登場によって、「イオンモバイル050かけ放題」のメリット(安さと海外利用の便利さ)は楽天モバイルに取って代わられた、と言えます。

050IP電話をIP電話アダプターなどを使って固定電話として使いたい、という場合を除き(これは楽天リンクではできない)、IP電話でのかけ放題サービスは楽天モバイル「楽天リンク(Rakuten LINK)」がおすすめです。

かけ放題サービスのまとめ

以上の結果をまとめると、音声通話かけ放題のおすすめ基準は以下のようになります。

おすすめポイント 事業者 かけ放題サービス
高品質な音声通話かけ放題 UQモバイル かけ放題(24時間いつでも)
ワイモバイル スーパーだれとでも定額(S)
イオンモバイル フルかけ放題
トコトン安く無料通話
海外でもかけ放題/無料着信
楽天モバイル 楽天リンク
複数スマホで利用
固定電話機で利用
※IP電話アダプター
イオンモバイル 050かけ放題


最大13,000円キャッシュバック
スマホも大幅割引

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