楽天モバイル5Gサービス「UN-LIMIT V(ファイブ)」月額3,278円ギガ無制限、順次エリア拡大でまずは6都道府県から

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楽天モバイル「5Gサービス発表会」 01 楽天モバイルへ乗り換え
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

楽天モバイルが5Gサービスの発表会を2020年9月30日(水)15:00より実施すると発表しました。

当日の発表会の様子はインターネット上でのライブも予定されており、新規格「5G」の新サービスおよび新製品が発表されるものと思われます。

楽天モバイルは2020年4月よりキャリアサービス(MNO)へ参入し、当初より「2020年6月より5Gサービススタート」とアナウンスしていましたが、新型コロナの影響等で延期されていました。

発表会では5G料金プランや対象製品などの発表もあると思われ、そのサービス内容と料金体系に注目されています。

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楽天モバイル「5GサービスUN-LIMIT Ⅴ(ファイブ)」

4Gサービス「UN-LIMIT2.0」をアップグレード、月額3,278円

楽天モバイル5Gサービス「Rakuten UN-LIMIT V(ファイブ)」
楽天モバイルの5Gサービスは「UN-LIMIT V(ファイル)」プランとして発表されました。

5Gサービスが使えて月額3,278円、楽天自社回線エリアではギガ使い放題、パートナーエリア(au回線)でも月5ギガ(超過後でも1Mbpsで使い放題)というサービスです。

つまり、月額料金もデータ通信料も現行の4Gサービス「UN-LIMIT2.0」と全く変わらない仕様です。

ドコモ・au・ソフトバンクなど、5G専用プランとして提供し月額料金も4Gプランよりも少し値上げというサービスと比べると、やはり驚きの5Gプランだと言えます。

プランはやっぱりひとつだけ「UN-LIMIT V(ファイブ)」

楽天モバイルの5Gプラン「UN-LIMIT V(ファイブ)」は4Gプラン「UN-LIMIT 2.0」と全く同じ料金・データ通信量として発表されました。

そして、他社のように「5Gプランは別プラン、少し値上げ」ではなく、新プラン「UN-LIMIT V」により4Gも5Gも全く同じプランとして利用することができます。

つまり、今後楽天モバイルへ新規契約を行う場合には料金プランは5G対応サービスである「UN-LIMIT V(ファイブ)」での契約となる、ということです。

諸元 楽天モバイル料金プラン
UN-LIMIT V(ファイブ)
※5Gサービス
UN-LIMIT 2.0
※4Gサービス
月額料金 3,278円
対応エリア 4G + 5G エリア 4Gエリア
音声通話
SMS送受信
楽天リンク(Rakuten LINK)で通話料無料/SMS送受信無料
使えるギガ 楽天自社回線エリア ギガ無制限
パートナーエリア(au回線) 毎月5ギガまで
※超過後でも1Mbpsでギガ無制限

これにより、従来の4Gプラン「UN-LIMIT 2.0」は新規受付を終了し、今後のプランは5Gプラン「UN-LIMIT V(ファイブ)」のみとなります。

もちろん、5Gプラン「UN-LIMIT V(ファイブ)」は4Gプラン「UN-LIMIT 2.0」の上位互換なので、4G通信においても今まで同様に利用することができます。

新プラン「UN-LIMIT V(ファイブ)」は2020年9月30日より受付開始

楽天モバイルの5Gサービス「UN-LIMIT V(ファイブ)」プランは2020年9月30日より公式サイトおよび楽天モバイルショップにて契約受付を開始されました。

公式サイトではすでに「UN-LIMIT V(ファイブ)」の受付を開始しています。

新料金プラン「UN-LIMIT V(ファイブ)」も、旧プラン「UN-LIMIT2.0」同様もちろん「1年間無料キャンペーン」の対象です。

これにともない、4G専用プラン「UN-LIMIT2.0」の新規契約受付は終了しました。

既存プラン「UN-LIMIT2.0」は順次アップデート

既存契約者は自動的に「UN-LIMIT V(ファイブ)」へアップデートされます。

追加料金などは必要ありませんし、もちろん現在「1年間無料キャンペーン」をご利用の方もキャンペーン期間は引き継がれます。

4Gサービス「UN-LIMIT2.0」の既存契約者は2020年10月12日(月)~11月30日(月)の期間で、順次アップグレードされます。

また、「早く5Gサービスを使ってみたい!」という方は、9月30日(当日)より契約者専用サイト「my楽天モバイル」でアップグレード手続きが可能です。契約変更手数料なども不要です。

5Gエリアはまずは6都道府県より、2021年に全国カバー

気になる楽天モバイルの5Gエリアはサービス開始時点(2020年9月30日)では以下の6都道府県の一部地域から、となります。

都道府県 エリア
北海道
  • 札幌市白石区南郷通15丁目南付近
埼玉県
  • さいたま市大宮区桜木町1丁目付近
  • さいたま市中央区新都心付近
東京都
  • 世田谷区瀬田1丁目付近
  • 世田谷区瀬田2丁目付近
  • 世田谷区瀬田3丁目付近
  • 世田谷区瀬田4丁目付近
  • 世田谷区上野毛1丁目付近
  • 世田谷区上野毛2丁目付近
  • 世田谷区上野毛3丁目付近
  • 世田谷区上野毛4丁目付近
  • 世田谷区玉川1丁目付近
  • 世田谷区玉川2丁目付近
  • 世田谷区中町1丁目付近
  • 世田谷区野毛2丁目付近
  • 世田谷区野毛3丁目付近
  • 板橋区板橋3丁目付近
神奈川県
  • 横浜市西区浅間台付近
大阪府
  • 大阪市北区堂山町付近
  • 大阪市北区曾根崎1丁目付近
兵庫県
  • 神戸市兵庫区御崎町1丁目付近

5Gエリアは順次拡大とのこと、正確なエリアは公式サイトで確認が必要です。

5Gサービスエリア | 楽天モバイル

楽天モバイル5Gサービス「UN-LIMIT V(ファイブ)」は、もちろん5Gサービスも4Gサービスも利用できるプランです。

4Gサービスエリアについては、楽天モバイル4Gエリアを参考にしてください。

4Gサービスエリア | 楽天モバイル

楽天リンク(Rakuten LINK)デスクトップバージョン

楽天リンク(Rakuten LINK)デスクトップ版
楽天モバイルの最大の特徴である「楽天リンク(Rakuten LINK)」アプリのデスクトップバージョンも発表されました。

パソコン(WindowsやMac)でも、電話番号による音声通話がかけ放題、SMSも無料というサービスが利用できるようになります。

2020年10月下旬より提供予定開始、とのことです。

在宅勤務が増えてきている現状において、仕事中のパソコンで電話の発信・受信ができるようになるのは便利かもしれません。

主な機能
  • チャット
  • グループチャット
  • 音声通話
  • ビデオ通話(今後)
  • E-Mail(今後)
  • クラウドストレージ

チャット・グループチャットはSMS

楽天リンク(Rakuten LINK)は「SMS送受信無料」の機能を使えます。

楽天リンク(Rakuten LINK)ではSMSを「チャット」という名称でサービス提供していますが、もちろん他社のSMSとも相互送受信が可能です。

グループチャットは、さらに複数人でのチャット(SMS)となり、LINEのグループみたいなものですね。

パソコンでも音声通話無料

音声通話は電話番号を使っての音声通話がかけ放題となります。

小さく「※モバイルアプリと同じWi-Fiスポットで利用した場合」と記載されています。

つまり、仕組み的には楽天リンクをインストールしたスマホとパソコンが同じWiFiアクセスポイント(自宅でも外出先でも)につながっている状態で、スマホに着信した音声通話をパソコンの楽天リンクデスクトップアプリでとれる仕組み、ということでしょう。

電話番号を使った通話サービスなので、なりすまし防止の観点から当然の仕様と思われます。

さらに今後サービス拡充

「今後のサービス」としてビデオ通話・E-Mail・クラウドストレージの機能があげられています。

これらのサービスはスマホ版楽天リンク(Rakuten LINK)でも現在提供されていないサービスですが、スマホ版もあわせてデスクトップ版でのサービスを提供していくものと思われます。

驚きの5G端末「Rakuten BIG」も発表

楽天モバイル「Rakuten BIG」
楽天モバイルの4G専用端末「Rakuten mini」は大きな人気となりました。

そして、今回の5Gサービス発表に合わせて、4G/5G端末「Rakuten BIG」という楽天専用スマホを発表しました。

スペック・価格ともに驚きのスマホです。

諸元 仕様
製品名 Rakuten BIG
カラー ブラック・ホワイト・クリムゾンレッド
※クリムゾンレッドは2020年11月以降に発売予定
サイズ 約174mm(高さ) × 約80mm(幅) × 約9mm(厚さ)
重量 約227g
ディスプレイ 6.9インチ有機EL
フロントカメラ内臓ディスプレイ
2,460×1080(FHD+)
バッテリー 4,000mAh
連続待ち受け時間(LTE) 約530時間
連続通話時間(LTE) 約21.7時間
プロセッサー Snapdragon 765G 5G mobile platform
オクタコア2.4GHz + 2.2GHz + 1.8GHz
OS Android 10
搭載メモリー 6GB(RAM / 128GB(ROM)
アウトカメラ 800万画素(超広角)+6,400万画素(広角)+200万画素(深度即位)+200万画素(マクロ)
インカメラ 3,200万画素
ワイヤレス充電 非対応
おサイフ機能 おサイフ対応
防水・防塵 IPX8/IPX6防水防塵対応
認証方式 指紋認証(ディスプレイ指紋認証)
※顔認証非対応
VoLTE通信 Rakuten VoLTE対応
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
テザリング 対応、最大10台まで
SIMタイプ eSIM
販売価格 69,800円(税込み)
発売日 2020円9月30日
※楽天モバイル公式サイト・楽天モバイル二子玉店

製品情報は公式サイトで確認してください。

Rakuten BIG | 楽天モバイル

ゲームもサクサク!最新型SoC Snapdragon 765G(5G mobile platform)

楽天モバイルの5G端末「Rakuten BIG」の魅力は「高性能・低価格」です。

最新型の5G対応SoC(CPU)であるSnapdragon 765G(5G mobile platform)を搭載し、最新の重いゲームもサクサク動く性能です。

また、性能に影響する搭載メモリー(RAM)も6GB搭載と十分。

動画や写真をたくさんためても、十分保存できるROM128GBです。

ノッチレス大画面、カメラ内臓ディスプレイ

昨年の新型iPhone発表時にも「がっかり!」の声が大きかったのが「ノッチレス」です。

ディスプレイが広く使える中で、カメラホール(穴)だけが目立ってしまい残念だと言われました。

Rakuten BIGでは、このカメラホール(穴)の無いフル画面ディスプレイに対応、カメラホールはありません(見えません)が、もちろん高性能インカメラ搭載です。

高性能で低価格、税込み69,800円

この高性能なスマホ「Rakuten BIG」が税込み69,800円で発売されました。

「スマホは普段使いができればいい」というクラスに人には69,800円はちょっと高く感じられますが、最新型の高性能スマホを希望する人にとっては非常に魅力的な低価格といえます。

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楽天モバイル「UN-LIMIT V(ファイブ)」発表会の感想

料金プランは予想通り?

楽天モバイルの5Gサービスは「UN-LIMIT V(ファイブ)」として、今までの料金プラン「UN-LIMIT 2.0」と同じ価格・同じ仕様として発表されました。

また、4Gサービスと5Gサービスを分けることなく、今後は「UN-LIMIT V(ファイブ)」たった一つのプランで4Gサービスと5Gサービスを利用することができます。

もちろん、現在「UN-LIMIT 2.0」で契約しているユーザーも、順次「UN-LIMIT V(ファイブ)」へ無料アップデート。

それでいて月額3,278円。

「シンプランで低価格」を謳って第四のキャリアとして参入した楽天モバイルなので、ここまでは想定の範囲内と言えるでしょう。

他社のように「5G使いたいなら5Gプランへ乗り換えて!」「5Gプランはちょっと値上げ(1,000円程度)」というプラン展開とは異なり、低価格でわかりやすいプランとなっています。

新端末「Rakten BIG」にはちょっと驚き

楽天モバイルは2020年4月8日に第四のキャリアとして参入したときから「Rakuten mini」という独自スマホをラインナップしていました。

手のひらサイズでおサイフ対応、キャンペーンで無料配布などの効果もあり、楽天モバイル「Rakuten mini」は人気スマホとなりました。

そして今回、5Gサービスへの参入に合わせて「Rakuten BIG」を発表しました。

Rakute mini同様、楽天モバイルのオリジナルスマホです。

高性能・新技術(ノッチレスディスプレイなど)・低価格(このスペックで69,800円は安い!)と、とても魅力的な端末です。

しかも、楽天モバイルらしく「eSIMのみ対応」のシンプルさです。

外部から同じようなスマホを調達してくるドコモ・au・ソフトバンクなどに比べると、楽天モバイルのオリジナルスマホ展開は少し驚きを感じました。

半面、エリア展開にはがっかり

5Gサービスでもっとも気になったのがサービス開始時の5Gエリアです。

楽天モバイルは常々「完全仮想化ネットワークにより、5G Readyです!」と宣伝していました。

これは「楽天自社回線エリアの4Gエリアはそのまま5Gエリアにもなる」ということです。

ですが、発表された5Gエリアは6都道府県の一部地域のみ。

なかなか広がらない楽天モバイル自社回線エリアの中でもさらにピンポイントのエリア展開としてサービススタートとなりました。

既存の4Gエリアにおいてはドコモ・au・ソフトバンクとは歴史が違うのでエリア展開の遅れは仕方ないところですが、5Gエリアについては4社横並びでのスタートです(半年ほど楽天モバイルは遅れている)。

ここまで「完全仮想ネットワーク」「5G Ready!」を宣伝していたのだから、現状の楽天自社回線エリア(4Gエリア)でも5Gエリアとして驚かせてほしかったと感じます。

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まとめ

まず、5Gサービスは必要か?

5Gサービス自体は「速い」「大容量」と宣伝されていますが、「動画を見る」「SNSなどを利用する」など現状の使い方において4Gサービスで不満のある方はいるのでしょうか?

おそらく、現状の使い方であれば4Gサービスで十分なはずです。

5Gサービスが真価を発揮するのは通信キャリアが5Gサービスを開始することではなく、この5Gの「速い」「大容量」の通信サービスを使って新しいコンテンツを提供してくれることに意味があります。

5Gコンテンツがない現在においては、あまり「早く5Gサービスを使ってみたい!」と思ってもほとんど意味がないと思います。

まずは、今後5Gコンテンツが提供されるのを待つばかりですね。

シンプルでわかりやす楽天モバイル「UN-LIMIT V(ファイブ)」はおすすめ

そして、楽天モバイルでは「先着300万名に1年間の月額料金(3,278円/月)無料」のキャンペーンを実施しています。

さらに初期費用3,300円(税込み)相当も楽天ポイントにより全額還元されます。

使ってみて気に入らなければいつでも違約金等なしで解約できるシンプルさも今まで通りです。

5Gエリア拡大への期待もこめて、1年間無料で楽天モバイル「UN-LIMIT V(ファイブ)」を使ってみるのはおすすめです。

iPhone(XR以降)ならeSIMで2回線利用可能

iPhoneXR以降のモデルは物理SIMの他にeSIMにも対応しています。1台のiPhone(XR以降のモデル)では2回線を使えるということです。

そして、楽天モバイルは物理SIMだけでなくeSIMによるサービスも提供しています。

つまり、iPhone SE(第二世代)などのiPhoneXR以降モデルをご利用の方は、現在使っているドコモ・au・ソフトバンクや格安SIMなどに加えて、追加のeSIM契約で楽天モバイル「UN-LIMIT V(ファイブ)」が使えるようになります。

しかも「1年間無料」「いつでも解約可能」です。

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