楽天モバイルがホームルーターサービス提供開始!?Rakuten Turbo5Gとは?

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01 楽天モバイルへ乗り換え
本記事はPRによる消費税込みの価格表示です

楽天モバイルが2022年12月にホームルーターサービスを開始する、という記事が飛び交っています。

楽天モバイルCEOのタレック・アミン氏が海外メディアの電話インタービューで答えた記事がネタ元となっているようです。

楽天モバイルではすでに2020年にCPEデバイスの日本国内での技適の認証を得ています。

このことから、この記事の信憑性は高く2022年12月には楽天モバイルホームルータープランが登場するのではないでしょうか?

※まぁ、「PC版Rakuten LINK」のように正式発表してからもなかったことになるようなサービスも多いですが・・・

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楽天モバイル回線を固定回線として利用する

楽天モバイルはその名称通りモバイルサービス(携帯電話サービス)ですが、「月間データ容量の上限なく月額3,278円」というプランであることから自宅の固定回線として使う人も多くいるようです。

楽天モバイル側もスマホ販売だけでなくデータ通信専用(Wi-Fi)端末として「Rakuten Wi-Fi Pocket 2B/2C(通称パンダルーター)」を販売しており、データ通信専用サービスとしてもシェアを広げたいようです。

固定回線として安く使える「楽天モバイル」

自宅の回線として光回線やADSL回線のかわりにモバイルサービスを利用しようとした場合、スマホなどでの利用に比べると通信量が多くなります。

楽天モバイルなら月間のデータ通信容量に上限がなく(使い放題)月額3,278円となることで、「安く使える固定回線」としての人気もあります。

1日の上限10GBで「無制限・使い放題」ではない??

一方で楽天モバイルは「1日で通信容量10GBを超過すると速度制限3Mbps」という独自ルールを制定しており、本当の意味での「無制限・使い放題」ではありません。

ただし10GBを超過しても通信速度はそれなりに高速な3Mbps程度なので十分とも言え、また速度制限も日が変わると解除されるのであまり厳しい速度制限ではありません。

楽天モバイルのエリア問題「Band3固定は必須?」

楽天モバイルの利用周波数帯はBand3とBand18です。

Band18は全国で使える周波数帯ですが、これはKDDI(au)からの借り物電波であることから「使い放題」ではなく「3GB/月まで」となっています。

このため、楽天モバイルを固定回線として使う場合には「自宅(利用場所)でしっかりとBand3通信が可能」という利用条件があります。

また、Band18とBand3が混在した環境(エリア)が多いため「強制的にBand3固定」できる環境・仕組みも必要です。

楽天モバイルが正式にホームルーターサービス参入!?

このように、現状でも楽天モバイル回線を自宅の固定回線として使おうというニーズは高いようです。

このような中で、「楽天モバイルがホームルーターサービスに参入か!?」というのが本記事の内容となります。

ネタ元は楽天モバイルCEO「タレック・アミン」氏が海外メディアの電話インタビューに答えたという海外メディアの記事です。

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楽天モバイルがFWA(ホームルーターサービス)に参入!?

楽天モバイルCEO「タレック・アミン」氏が海外メディアの電話インタビューで答えた、という記事が海外メディア「RCR Wireless News」に掲載されています。

楽天モバイルは2022年末までに日本でFWAサービスを開始することを目指しています | RCR Wireless News

インタビュー全体の中でホームルーターサービスに関するポイントを抜粋(機械翻訳)すると以下のようになります。

楽天モバイルは2022年末までに日本でFWAサービスを開始することを目指しています:CEO
(2022/5/18)

楽天モバイルの FWA は Sub-6 GHz と mmWave スペクトルの両方で動作します

日本の携帯電話事業者である楽天モバイルは、12月に日本で固定無線アクセス (FWA) サービスを開始する予定(※1)である、と同通信会社の CEO であるタレク アミン (Tareq Amin) はジャーナリストとの電話会議で語った。

CPE デバイスが到着するのを待っている(※2)ところです。CPEの配送には、制約とサプライチェーンの問題が少しあります」とAmin氏は述べています。

エグゼクティブは、楽天モバイルのFWAがサブ6GHzとmmWaveスペクトルの両方で動作(※3)することを指摘しました。

アミン氏によると、楽天モバイルはモバイル サービスだけでなく、Fiber to the Home (FTTP) や、FWA テクノロジによる Wireless to the Home も提供する予定(※4)です。

「家に FWA を提供するための当社のコスト構造は、世界で最も低いものの 1 つになるでしょう」と Amin 氏は述べています。

Rakuten Mobile aims to launch FWA services in Japan by end-2022: CEO | RCR Wireless Newsより抜粋(機械翻訳)

では、この記事(抜粋)のポイントを確認していきましょう。

(※1)12月より固定無線アクセス (FWA) サービスを開始予定

日本の携帯電話事業者である楽天モバイルは、12月に日本で固定無線アクセス (FWA) サービスを開始する予定(※1)である、と同通信会社の CEO であるタレク アミン (Tareq Amin) はジャーナリストとの電話会議で語った。

Rakuten Mobile aims to launch FWA services in Japan by end-2022: CEO | RCR Wireless Newsより抜粋(機械翻訳)

「固定無線アクセス(FWA)サービス」とはNTTドコモ「home 5G」、ソフトバンク「Softbank Air」、KDDI「WiMAX +5G」などのいわゆるホームルーターサービスです。

「工事不要の置くだけWi-Fi」というやつです。

本インタビュー記事は楽天モバイルも同等のホームルーターサービスの提供を開始する予定、との記事です。

また、本記事は2022年5月18日に掲載された記事であり「12月」とは2022年12月のことであると想定されます。

楽天モバイルは2022年12月にホームルーターサービスを開始予定

(※2)CPEデバイス(ホームルーター)の生産過程

CPE デバイスが到着するのを待っている(※2)ところです。CPEの配送には、制約とサプライチェーンの問題が少しあります」とAmin氏は述べています。

Rakuten Mobile aims to launch FWA services in Japan by end-2022: CEO | RCR Wireless Newsより抜粋(機械翻訳)

「CPEデバイス」とはホームルーター(ハードウェア)のことであり、「現在ハードウェアを生産中」ということだと想定されます。

楽天モバイルはすでに「Rakuten Turbo-5G(仮称)」というホームルーターで日本国内の技適を通過しています。

このホームルーターはフィンランドのノキア製であり、ただいま生産中ということなのでしょう。

「サプライチェーンの問題」とは現在言われている「半導体不足」のことでしょうか?「半導体不足により生産が遅れている」ということ?

楽天モバイルホームルーターサービスはすでにハードウェア生産段階

(※3)Sub6波とミリ波が利用可能

エグゼクティブは、楽天モバイルのFWAがサブ6GHzとmmWaveスペクトルの両方で動作(※3)することを指摘しました。

Rakuten Mobile aims to launch FWA services in Japan by end-2022: CEO | RCR Wireless Newsより抜粋(機械翻訳)

このホームルーターは「Sub6およびミリ波で動作する」とのことです。

「ミリ波」とは5G通信の真骨頂と言える電波であり「そこそこ速くてつながりやすいSub6波」に対して「超高速だけどエリアが狭いミリ波」となります。

現状、日本国内ではミリ波の整備は進んでおらず、最新型iPhone12/13でも日本国内版ではミリ波非対応となっています。

この点からミリ波は今後の5G通信のさらなる高速化として整備が期待されている電波と言えます。

サービス開始当初からミリ波対応はむつかしいと思いますが、ハードウェア的にはすでにミリ波に対応している、ということですね。

(※4)モバイルだけでなくFTTP(光回線)やFWA(ホームルーター)へも注力

アミン氏によると、楽天モバイルはモバイル サービスだけでなく、Fiber to the Home (FTTP) や、FWA テクノロジによる Wireless to the Home も提供する予定(※4)です。

「家に FWA を提供するための当社のコスト構造は、世界で最も低いものの 1 つになるでしょう」と Amin 氏は述べています。

Rakuten Mobile aims to launch FWA services in Japan by end-2022: CEO | RCR Wireless Newsより抜粋(機械翻訳)

「モバイルサービス」とは楽天モバイルが現在提供している楽天モバイル(携帯電話サービス)のことです。

また、「Fiber to the Home(FTTP)」とは光回線によるサービス提供のことであり、「楽天ひかり」を中心とした住宅・ビルなどへのサービス提供を進めていく、ということでしょう。

そして、「FWAによるWireless to the Home」がホームルーターサービスであり、現状国内ではNTTドコモ「home 5G」・kDDI(au)「WiMAX +5G」・ソフトバンク「Softbank Air」が該当サービスであり、2022年12月には楽天モバイルも同様のホームルーターサービス(Wireless to the Home)を提供する、という発言になります。

インタビューまとめ

以上のインタビューとなりますが、まとめると以下のような内容となります。

インタビューまとめ

  • 2022年12月よりホームルーターサービス開始予定
  • ホームルーターは5G通信のSub6だけでなくミリ波にも対応
  • ただしハードウェア(ホームルーター)の生産に遅れがある?
  • 今後はモバイルだけでなくFTTP(楽天ひかり相当)やホームルーターへも力を入れていく

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楽天モバイル・ホームルーター「Rakuten Turbo 5G」とは?

楽天モバイルは2019年10月29日に楽天モバイルのホームルーター「Rakuten Turbo 5G」が技術基準適合証明(技適)を通過しています。

その内容は以下「総務省」ホームページで検索できます。

技術基準適合証明等を受けた機器の検索 | 総務省

※上記ページから「番号:204-B00243」で検索

その内容は以下の通りです。

Rakuten Turbo 5G 技術基準適合証証明

技適証明書取得者(製造元)は「Nokia Shanghai Bell Co.,LTD」となっており、現ノキア子会社で中国・上海の「ノキア上海ベル」であることがわかります。

技術基準適合証明

楽天モバイル5G対応ホームルーター「Rakuten Turbo 5G」は以下の技術基準適合証明を取得しています。

特定無線設備の種別 無線設備 対象
第2条11号の19 LTE用陸上移動局 Rakuten 4G
第2条11号の30 5G-NR(3.7GHz帯、4.5GHz帯)用陸上移動局 Rakuten 5G
第2条11号の32 5G-NR(28GHz帯)用陸上移動局 Rakuten 5G
第2条19号 2.4GHz帯高度化小電力データ通信システム Wi-Fi 2.4GHz
第2条19号の2 2.4GHz帯小電力データ通信システム Wi-Fi 2.4GHz
第2条19号の3 5GHz帯小電力データ通信システム Wi-Fi 5GHz

「4G LTE」「5G(Sub6)」「5G(ミリ波)」「2.4GHz/5GHz Wi-Fi」での取得になっています。

「Rakuten Turbo 5G」諸元

また、添付資料からRakuten Turbo 5Gの諸元を抜粋すると以下のようになります。

Product Name Rakuten Turbo 5G
Brand Name Nokia
Model Name RCPN01
Type Emission D1A,D1B,D1C,D1D,D1E,D1F,D1X,D7W,
G1A,G1B,G1C,G1D,G1E,G1F,G1X,G7W
Channel Spacing 100kHz
Support Band
/ 3GPP Band
□700M Band □Band28
□800M Band □Band5 □Band18 □Band19 □Band26
□900M Band □Band8
□1.5G Band □Band11 □Band21
■1.7G Band ■Band3 □Band9
□2.0G Band □Band1
Frequency Range
(Number of Channels)
Band3
5MHz BW:1712.5MHz~1782.5MHz(701 channels)
10MHz BW:1715.0MHz~1780.0MHz(651 channels)
15MHz BW:1717.5MHz~1777.5MHz(601 channels)
20MHz BW:1720.0MHz~1775.0MHz(551 channels)
Declaration RF Output Power Band3: 200mW(23dBm)
Power Source ■ Commercial power AC 100~240V
■ External Power Source DC 12V,4.0A
□ Lithium battery DC 3.7V
□ UM battery DC 1.2V

上記の諸元からポイントを確認していきましょう。

バンド3対応、パートナーエリア非対応

Rakuten Turbo 5Gは技適通貨時点ではバンド3(楽天回線)のみ対応、バンド18(パートナー回線)非対応です。

つまり、現状の仕様であれば全国に楽天回線エリアが広がり、パートナー回線によるローミングが終了した後に発売される?と思われますが、現状では全国でのパートナー回線終了は2026年を予定しています。

これらのことから、楽天モバイルのオリジナルホームルーター「Rakuten Turbo 5G」の発売はまだまだ先なのか?というところです。

5GはSub6に加えてミリ波も対応

5G通信については3.7GHz帯のSub6に加えて28GHz帯のミリ波においても証明書取得しています。

2.4GHz/5GHz帯のWi-Fiに対応

また、自宅内でのWi-Fiとしては2.4GHz帯および5GHz帯での証明書取得しています。

「Rakuten Turbo 5G」のデザインは?

総務省ホームページでは技術適用試験結果としてハードウェア本体の外見も公開しています。

楽天モバイル「Turbo 5G」の外見も技適試験時の外見を見ることができます。

※外見は製品化時点で変わる可能性が高いです。

前面の図

Rakuten Turbo 5Gは円筒状の据え置き型ルーターとなります。

Rakuten Turbo 5G 前面写真

正面には小さなLEDランプが2個、電源と電波状態アラームのランプでしょうか?

背面の図

背面の図です。

Rakuten Turbo 5G 背面写真

AC電源プラグとLANポート2個が見られます。

Rakuten Turbo 5Gとはこんなルーター

技術情報としての「Rakuten Turbo 5G」の技適情報をみてきましたが、特徴をまとめると以下のようになります。

製品名(仮称) Rakuten Turbo 5G
製造元 ノキア上海ベル
モデル名 RCPN01
技適通過
証明
5G Sub6およびミリ波
4G Band3(1.7G Band)
※Band18(800M Band)非対応
Wi-Fi 2.4GHz
5GHz

特筆すべき特徴としては「Band18非対応」と「ミリ波対応」でしょうか・・・

Band18(パートナー回線)非対応

Rakuten Turbo 5GはBand18(パードナー回線)非対応です。

現状では「楽天自社回線エリア対象に提供する」ということになります。

Sub6対応、ミリ波対応

5G通信においてSub6に加えてミリ波にも対応している点も特徴です。

5G通信の中でも「Sub6通信はそこそこ速くてつながりやすい」「ミリ波は超高速だけどエリアが狭い」という特徴と言え、日本国内ではミリ波の導入は進んでいません。

iPhone12/13においても日本国内モデルはミリ波非対応なので、実質的に現時点ではミリ波は運用されていないと言えます。

また他社ホームルーターサービスでもミリ波対応しているサービスはありません。

楽天モバイル「Turbo 5G」はすでにミリ波においても技適を通過しており、この点においては先進的と言えます。

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楽天モバイル・ホームルーターサービスの内容(妄想)

2022年12月開始、とはいうものの楽天のことだからたぶん遅れて開始されると思うのですが、いったいどんなサービスとして開始されるのでしょうか?

ここからは私個人の勝手な妄想となりますが、サービス内容を予想・妄想してみます。

対応エリアはどうなる?

まず大事なのが楽天モバイルのホームルーターサービス提供エリアです。

自宅の固定回線として使うホームルーターはスマホ以上のデータ通信量となることが想定され、とてもKDDIへローミング料金を支払ってまで全国展開はできないのでは?と思われます。

実際、「Rakuten Turbo 5G」でもパートナー回線であるBand18での認証は取得していません。

つまり「楽天自社回線(Band3)専用サービス」として登場するのではないでしょうか?

さらにピンポイント判定もあり得る?

また、エリアマップ上で「楽天自社回線(Band3)対応エリア」であったとしても現状では建物の中などでは十分なBand3接続ができず、「自宅内ではパートナー回線」という状況も多く報告されています。

これはソフトバンクのホームルーターサービス「Softbank Air」でも同様で、Softbank Airはエリアの狭いBand41/42を利用していることからサービスエリア内であっても利用者の申し込み後にソフトバンクからお断りされることがあります。

楽天モバイルのホームルーターサービスも、同様に「楽天自社回線(Band3)専用サービス」に加えて「エリア内でもピンポイント判定」されるのではないでしょうか?

※つまり自社回線エリア内であっても契約できない場合がある??

通信サービスはどうなる?

楽天モバイルホームルーターサービスが競合するサービスは以下のサービスとなります。

競合するホームルーターサービス

  • NTTドコモ・home5G
  • KDDI系列・WiMAX +5G
  • ソフトバンク・Softbank Air

各社のホームルーターサービスでは通信速度やエリアの広さだけでなく、独自の速度制限ルールも設けています。

楽天モバイルは現状のモバイルサービスにおいても「楽天自社回線(Band3)」であることを条件に以下のような通信サービスとなっています。

楽天モバイルのデータ通信サービスの特徴

  • 月額3,278円でデータ通信使い放題
  • 実際には「10GB/日」を超過すると3Mbps程度に速度制限
  • 速度制限は日が変わると順次解除される

「10GB/日」の速度制限ルールは厳しい?

楽天モバイルは現状のモバイル(携帯電話)サービスでは「10GB/日」を条件として超過後は通信速度3Mbps程度、という運用を行っています。

モバイルサービスよりデータ通信量が多くなりそうなホームルーターサービスにおいて、この制限はちょっと厳しいでしょう。

NTTドコモの「home5G」はサービス開始当初からこのような速度制限ルールは設けておらず、また従来「15GB/3日を超過で通信速度1Mbps」という制限を設けていたKDDI「WiMAX +5G」でも2022年2月以降はそのルールを撤廃し、短期使い過ぎでの速度制限は行っていません。

※ソフトバンク「Softbank Air」は通信容量によらず夜間になると速度が大幅低下する場合が多いようです。

これら対抗サービスの中において、現状の運用「10GB/日を超過で通信速度3Mbps」という運用は見直しが入ってくるのではないでしょうか?

端末(Rakuten Turbo 5G)の代金はどうなる?

「端末代金は4万円程度の36回分割払い、補填ありで実質無料」となるのではないでしょうか?

つまり競合他社とほぼ同様の仕組みで「長期利用前提で端末代金実質無料」という設計です。

モバイルサービス(携帯電話)においては「回線と端末の分離」の原則のもと、現在では「長期利用前提で端末代金大幅割引」というのはできなくなっています。

利用場所限定で端末代金実質無料かも?

ただしFWA(ホームルーターサービス)では「利用場所固定を前提として端末代金割引可能」となっており、古くからSoftbank Airそして現在ではNTTドコモ「home 5G」やKDDI「WiMAX +5G」も「登録住所のみでデータ通信理療可能」という条件付きで「端末代金大幅割引(実質無料)」としています。

楽天モバイルも横並びでそれなりの端末代金(4万円程度?)に対して「3年利用で実質無料」などの料金設計としてきそうです。

サービス料金はどうなる?

楽天モバイル・ホームルーターサービスの月額料金は税抜き2,980円(税込み3,278円)でしょうね、たぶん。

まず、月額2,980円を超えると光回線の安いプランが対抗となってきます。

安い光回線として人気の「enひかり」であればマンションタイプで月額3,200円(税込み3,520円)です。

また、楽天モバイルは「自社回線エリアが狭い」「建物の中ではつながりにくい」などの悪条件もそろっているため、正直(現状では)価格メリットがなければ意味のないサービスです。

よって、現状のモバイルサービス価格「月額3,278円(税込み)」より高くなることはないのではないでしょうか?

付帯サービスはどうなる?

ホームルーターサービスでありながら、通話料無料・SMS無料の「Rakuten LINK(楽天リンク)」が利用可能となると面白いですね。

楽天モバイルではすでに「PC版Rakuten LINK」のサービス導入を発表しています。

当初予定では2020年10月下旬提供開始、とアナウンスしていましたがすでになかったものとして扱われています。

「Rakuten Turbo 5Gに接続されたスマホ・PCではPC版Rakuten LINKが利用可能」というサービスが付帯されると面白いと思います。

中華CPEではすでにSMS受信可能なCPEもある

モバイル通信をホームルーターで使うことが一般的な中華圏では面白いルーター(CPE)がたくさんあります。

ホームルーター(CPE)内の通話用SIMが受信したSMSをルーターに接続したPC/スマホで見れる・送れる機能もあります。

Turbo 5Gに接続しているPCやスマホからRakuten LINK(PC版)を使って「無料通話」「無料SMS」ができるようになるのは十分可能性があるでしょう。

正直、まだまだシェア獲得を必要としている楽天モバイルの強みといえば「月額3,278円で使い放題」と「Rakuten LINKで無料通話/SMS」しかありません。

※「1GB未満なら月額無料」はやめちゃいましたからね。

妄想まとめ、楽天モバイル・ホームルーターサービス

ということで、私個人の妄想としての楽天モバイル・ホームルーターサービスをまとめると以下のようになります。

比較として「NTTドコモ・home5G」「KDDI・ホームルーター5G(WiMAX +5G)」「ソフトバンク・Softbank Air」も記載してみます。

費用項目 楽天
モバイル
ドコモ
home5G
KDDI(au)
ホームルーター5G
ソフトバンク
エアー
初期費用 事務手数料 無料 3,300円 3,300円 3,300円
端末代金 39,600円 39,600円 43,200円 71,280円
月額費用 基本料金 3,278円/月 4,950円/月 5,170円/月 5,368円/月
端末代金
割引
1,100円/月
× 36か月
1,100円/月
× 36か月
1,200円/月
× 36か月
1,980円/月
× 36か月
契約 契約期間 契約期間の縛りなし
解約時
違約金
なし
※端末代金残債は一括請求
割引 なし
SPU+1倍
スマホセット割引
通信
サービス
5G通信 Sub6対応
ミリ波対応
Sub6対応
ミリ波非対応
4G通信 Band3 プレミアム4G対応 Band1/3 Band1/3

現状では通話・通信品質の点においては楽天モバイルが先行3社にかなわないのは明確であり、そのために価格メリットは必要です。

また、その点において楽天モバイルでは従来より「契約縛りなし」「初期費用・各種手数料等無料」の施策を他社に先行して実施しています。

なので、この妄想、結構妥当なサービス内容ではないでしょうか?

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まとめ、楽天モバイルの新サービスへの期待

私は楽天モバイルのサービス開始当初から1回線契約して楽天モバイルを利用しています。

と言っても日常的に利用しているのではなく、ブログネタとしてです。

現在はWiMAX +5G用のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」にSIMを指してホームルーターとしてたまに使っています。

現状でも十分に自宅の固定回線代用として使えていますが、本格的にホームルーターサービスに参入するとなるとやはり期待してしまいます。

安さへの期待

楽天モバイルは2020年4月から「第四のキャリア」として日本の携帯電話サービスへ参入しました。

2006年のソフトバンクの参入から14年振りの新キャリア参入ですが、ソフトバンクが巨額約2兆円でボーダフォンを買収して参入したのに対して楽天モバイルはゼロからの参入です。

つまりソフトバンクは2兆円ですでに商用サービスを提供していた基地局を買い取った、と言えますが、楽天モバイルの場合は自社基地局をゼロから設置している点が大きく異なります。

この点から、サービス開始から2年以上過ぎた現在でもサービスエリアについては問題が多くありますが、それでもゼロスタートと考えると「楽天モバイル、頑張ってるな!」という気がします。

一方で、やはりサービスエリア(自社回線エリア)が広がらない・局地的に届かない、というのも現状であり、この点から(当分は)価格メリットがなければ楽天モバイルに意味はないとも思います(^^ゞ

よって、楽天モバイルの新サービスとしてのホームルーターサービスは「月額3,278円、使い放題(10GB/日制限もなし)」でのサービスインを期待したいところです。

楽しさへの期待

楽天モバイルはサービス開始当初はほぼ全国でパートナー回線しかつながらない状況であり、2年経って現在では自社回線エリアが大きく広がってきたことは認めますが、やはり建物内・地下街ではパートナー回線につながってしまいます。

現状においても競合三社には通信・通話の品質という点では大きく劣るものではありますが、楽天モバイルは楽しいとも言えます。

特に「Rakuten LINK(楽天リンク)」です。

技術的にはずいぶん前からある「RCS(Rich Communication Service)」ですが、日本国内では「+メッセージ」としてのみ利用されています。

RCSの技術を使えば格安で音声通話ができるわけですが、通話料収入が減るためにキャリア三社が導入するはずがありません。

この状況に打って出たのが楽天モバイル「Rakuten LINK」の音声通話無料・SMS無料のサービスです。

楽天モバイルには安さに加えて新しい技術を積極的に活用した面白いサービスも期待できます

固定回線の代わりになるだけのホームルーターではなく、「Rakuten LINK」の機能を盛り込んだり、ソフトバンク「おうちの電話」やNTTドコモ「homeでんわ」などのモバイル回線利用の固定電話サービスなど、さらにはRCSを盛り込んで「固定電話番号で通話料無料」などのサービスがでてくると面白いと思います。

とにかく、楽天モバイルには「安さ」と同時に大手三社が提供しないような面白いサービスも期待してしまいます。

楽天モバイルがんばれ!

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