2021年3月1日より、UQモバイルでは新料金プラン「くりこしプラン」が導入されました。同時に従来の「スマホプラン」は新規受付を終了しました。
新料金プラン「くりこしプラン」は安くて使い勝手の良かった前プラン「スマホプラン」に「UQ家族割」相当の550円/月を基本料金から値下げした(さらに安くなった)プランです。
「UQ家族割」相当の標準適用によって「家族でおトク」な料金プラン(スマホプラン)から、「家族でもひとりでもおトク」な料金プランになったものが「くりこしプラン」だと言えます。
よって、結果から言えば新プラン「くりこしプラン」は前プラン「スマホプラン」に対してデメリットはなく、単純に「さらに安くなった」プランとなります。
この記事では、UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」の概要と、従来プラン「スマホプラン」との比較・評価を行っていきます。
新料金プラン「くりこしプラン」の概要
「スマホプラン」の使い勝手はそのままに安くなってギガ増量
前プラン「スマホプラン」は「契約期間の縛りナシ」の安心感と「余ったギガの翌月繰り越し」に対応した使い勝手の良さで評判でした。
新料金プラン「くりこしプラン」は「スマホプラン」の使い勝手の良さはそのままに、さらに安く、さらにギガ増量してお得になったプランです。
料金が安くなり、ギガが増量された、という点以外に大きな変更点はなく、「くりこしプラン」は「スマホプランがさらにお得になった」料金プランと考えると良いです。
安さの秘密「UQ家族割」相当の標準適用
ただでさえ安かった前プラン「スマホプラン」に対して、「くりこしプラン」は月額基本料金がさらに550円ほど安くなっています。
安さの秘密は「スマホプラン」では条件付きの適用だった「UQ家族割」に相当する割引が、「くりこしプラン」ではすべての契約回線に対して標準適用されているからです。
「UQ家族割」は家族で複数の回線契約がある場合において、2回線目以降の回線に月額550円/月の割引を適用してくれる割引サービスです。
新料金プラン「くりこしプラン」では「UQ家族割」というサービスは廃止されましたが、「UQ家族割」に相当する月額550円がすべての回線に対して適用されるイメージになっています。
つまり、今までは「家族で契約するとよりおトク」という料金プランから、「くりこしプラン」では「すべての回線契約でおトク、ひとりでもおトク」という料金プランになっています。
プラン「M/L」では5ギガ増量
新料金プラン「くりこしプラン」は前プラン「スマホプラン」と同様に「S/M/L」の3つのプランサイズが提供されます。
そして、「くりこしプラン(M/L)」では前プラン「スマホプラン」に対して5GB/月ものギガ増量が適用されました。
「UQ家族割」相当の月額550円値下げに加えて、5GB(2,750円相当)ものギガ増量というプラン内容になっています。
新料金プラン「くりこしプラン」の変更点概要
UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」には旧(従来)プラン「スマホプラン」と同様に「S/M/L」の3つのプランサイズがあります。
まず、新料金プラン「くりこしプラン」と旧(従来)プラン「スマホプラン」をざっくり比較してみます。
※旧:「スマホプラン」、新:「くりこしプラン」
プランS | プランM | プランL | ||
---|---|---|---|---|
基本料金 | 旧 | 2,178円 | 3,278円 | 4,378円 |
新 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 | |
高速データ通信容量 (ギガ) |
旧 | 3GB | 9GB | 14GB |
新 | 3GB | 15GB | 25GB | |
余ったギガの繰り越し | 旧 | 翌月末まで繰り越して使える | ||
新 | ||||
低速通信 | 旧 | 低速通信でも300Kbps(SNS使い放題) アプリで高速通信・低速通信切り替え可能 |
||
新 | ||||
無料通話 | 旧 | 別途有料オプション 「10分かけ放題」月額770円 「通話パック(60分相当無料)」月額550円 「国内かけ放題」月額1,870円 |
||
新 | ||||
割引サービス | 旧 | 2回線目以降は(最大9回線まで)550円/月の「UQ家族割」適用 | ||
新 | 割引サービスなし ※1回線目から550/月相当安くなった | |||
契約形態 | 旧 | 契約期間の定めナシ、違約金ナシ | ||
新 |
このように、新料金プラン「くりこしプラン」は使い勝手の良さで評判だった前プラン「スマホプラン」の使い勝手の良さはそのままに、「さらに安く(割引相当標準適用)」「さらにギガ増量」された料金プランとなります。
- 契約期間の縛りなし、解約違約金なし
- 余ったギガは翌月繰り越し
- 追加チャージは90日間(約3か月間)も有効
- 低速でも1Mbps(プランM/L)で使い放題
- すべての回線契約で550円相当の値引き(UQ家族割標準適用)
- ギガ大幅増量(プランM/L)
例えば、「音声通話はほとんど使わない」「毎月3GBあれば十分」という人には、ずっと1,628円で使えるのが新料金プラン「くりこしプラン」です。
旧プランの契約者はどうなる?
旧プラン「スマホプラン」「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」は新規契約の受付を終了しましたが、すでに旧プランでご契約の方は今後も継続して利用することができます。
また、一定の条件において、旧プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」から新プラン「くりこしプラン」へプラン変更することができます。
旧プランを継続して3年目になる方はいつでもプラン変更可能
旧プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」を契約してから3年が経過している方、つまり「最初の契約更新が過ぎている方」はいつでも無料で新プラン「くりこしプラン」へプラン変更することができます。
また、前プラン「スマホプラン」には契約期間の縛りがないため、いつでも「くりこしプラン」へプラン変更することができます。
「スマホプラン」をおひとりで(1回線)ご利用の場合、すぐにでも「くりこしプラン」へプラン変更することで月額550円も安くすることができます。
新プランへのプラン変更手続きを行った次の月から新プランが適用されます。
機種変更サービスと同時にプラン変更可能
また、旧プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」を契約して最初の契約更新が過ぎていない方でも、UQモバイルの機種変更サービスと同時に新プラン「くりこしプラン」へ無料でプラン変更することができます。
UQモバイルでは新規契約時のスマホセット販売以外でも、既存の契約者向けにお得な価格ですまほの機種変更サービスを提供しています。
この機種変更サービスを利用してスマホの機種変更を行った場合には、契約からの期間にかかわらず新料金プラン「くりこしプラン」へプラン変更することができます。
新料金プラン「くりこしプラン」の評価
新料金プラン「くりこしプラン」の目的
新料金プラン「くりこしプラン」を新しく導入する目的は、大手キャリアでも話題となっている「完全分離プラン」の提供です。
スマホ本体代金と毎月の通信費をごっちゃまぜにして「スマホ代金を安く見せながら通信費が安くならない」という現状を打開して、純粋に通信費を安くしようとする総務省の方針に基づくものです。
大手キャリアを含む多くの通信事業者(格安SIM含む)では10月より「完全分離プラン」が導入されました。
よって、新料金プランの目的と特徴は以下のように言うことができます。
- 通信費は安くなる
- スマホ代金は(多くの場合)高くなる
このことから、「完全分離プラン」への消費者の対応としては、「SIMのみ契約なら新料金プランがオトク」「スマホセット契約なら従来プランが(おそらく)お得」と言えます。
新料金プラン「くりこしプラン」の料金体系
2021年3月1日から導入された新料金プランは「くりこしプラン」となり、従来通りプランサイズ「S/M/L」があります。
まずはそれぞれの料金プランの基本を見てみましょう。
くりこしプラン | |||
---|---|---|---|
S | M | L | |
月額基本料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
基本データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
音声通話 | 22円/30秒 ※無料通話はオプション |
特徴は、上記の条件がずっとそのまま適用される、という点です。
いままでの「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」のように、「2年目以降は高くなる」「3年目以降は基本データ容量(ギガ)が少なくなる」という紛らわしさがないプラン設計になっています。
「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」では、2年目からは料金が1,000円高くなることから、新料金プラン「スマホプラン」は「2年目以降は今までより月額1,100円安くなる」というイメージです。
選べる「通話オプション」
「くりこしプラン」では無料通話は別途オプションとして提供されています。
「電話はほとんど使わない」という人はもちろんオプションをつける必要はなく、「無料通話オプションが欲しい」という人は3つの無料通話オプションから自分にあったオプションを選んでつけることができます。
無料通話オプション | オプション料金 | 無料通話内容 |
---|---|---|
通話パック | 550円/月 | 月間の通話料金から2,640円を割引 差し引き2,090円(60分相当)おトクな無料通話オプション |
かけ放題(10分/回) | 770円/月 | 1回の通話で最初の10分間の通話料金が無料 10分超過後は22円/30秒の従量課金 |
かけ放題(24時間いつでも) | 1,870円/月 | 通話回数・通話時間に関係なく、国内通話料金無料 ※一部無料通話対象外の電話番号あり |
ほとんど電話を使わない人
「電話はほとんど使わない」という人は無料通話オプションをつける必要はありません。
その分安く、最安で月額1,680円(プランS)で3GB/月から「くりこしプラン」を使うことができます。
通話パック
月額550円のオプション料金を払うことで、毎月の通話料金から2,640円(60分相当)を割引してくれるオプションです。
差し引き2,090円がお得になります。
あまり電話を使わないけど、月に数回の長電話をする人にぴったりの無料通話オプションです。
かけ放題(10分/回)
月額770円のオプション料金を払うことで、月の通話回数に関係なく(月に何回でも)最初の10分間の通話料金が無料となります。
1回の通話で10分を超過した場合は、超過分について22円/30秒の従量課金となります。
通話時間10分以内の短い通話をすることが多い人向けの無料通話オプションです。
かけ放題(24時間いつでも)
月額1,870円のオプション料金を払うことで、通話回数・通話時間に関係なく国内通話料金が無料となります。
長電話が多い人、ビジネスで使う人向けの無料通話オプションです。
無料通話オプションは月単位で変更できる
これらの無料通話オプションは月単位でいつでも何度でも変更することができます。
契約解除料なし!
従来プランの「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」は「2年契約自動更新型」の契約でした。
2年ごとに訪れる「契約更新月」以外の月での契約解除(解約)では、10,450円の契約解除料(違約金)が請求される契約形態です。
新料金プラン「くりこしプラン」には契約期間がありません。いつ解約(契約解除)しても、違約金の支払いなく解約することができます。
「データの翌月繰り越し」は今まで通り
UQモバイルでは、毎月のデータ通信容量を使い切らなかった場合には翌月末まで繰り越して無駄なく使うことができます。
新料金プラン「くりこしプラン」でもこの「データ容量翌月繰り越し」は有効で、毎月のデータ通信容量(ギガ)の使いきれなかった分は翌月末まで繰り越して無駄なく使うことができます。
「高速」「低速」の切り替えも自由自在
新料金プラン「くりこしプラン」は従来プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」と同様に、「低速通信でも300Kbps」という「SNS使い放題」の通信ができます。
しかも、従来プランと同様にアプリから簡単に「高速・低速の切り替え」ができるので、「通常利用時は低速通信でギガ節約」「動画視聴時は高速通信」などの利用もこれまで通りできます。
新料金プラン「くりこしプラン」のポイント
通信費・通信サービスはどうなる?
新料金プラン「くりこしプラン」は、今までの「超高速で使い勝手の良いデータ通信」はそのままで、毎月の月額料金はざっくりと550円も安くなります。
ただし、この料金の中には今まで標準装備だった無料通話が含まれていません。
無料通話が必要な場合には別途「10分かけ放題(月額770円)」または「通話パック(60分相当無料)月額500円」を追加オプションとする必要があります。
- 契約期間の縛りの無い自由な契約プラン
- もちろん、解約時の違約金なし!
- 超高速・使い勝手の良いデータ通信はそのまま
- これで実質毎月1,000円安くなる
- ただし、無料通話は有料オプション
たとえば、電話をほとんど使わず毎月のギガが3GBでよければ、毎月1,628円ぽっきり、というのが新料金プラン「くりこしプラン」です。
無料通話がオプションだとしても、新料金プラン「くりこしプラン」は従来の「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」よりもお得なプランと言えます。
スマホ代金はどうなる?
新料金プランでスマホセット契約する場合のスマホ代金は10月にならないとわかりません。
しかし、わかっていることとして「マンスリー割は廃止」「スマホ代金の割引は最大20,000円まで」というルールがあります。
「マンスリー割」が廃止されることで、実質的なスマホ本体代金は大幅に割引額が小さくなります(割高)。
そして「スマホ本体代金の割引は最大20,000円」というのは総務省の指定ルールです。現在のUQモバイルではマンスリー割により実質50,000円以上の割引となるスマホもありますが、新料金プランではのような大幅割引はできなくなります。
新料金プラン「くりこしプラン」評価
このように、新料金プラン「くりこしプラン」には以下のように言うことができます。
- 通信費は従来プランより確実に安くなる
⇒ SIMのみ契約なら新料金プラン! - スマホ代金は(おそらく)高くなる(マンスリー割の廃止)
⇒ スマホセット契約なら9月中に契約するべき!
このように、新料金プラン「くりこしプラン」は非常に良いプランと評価できますが、一方でスマホセット契約をご希望であれば従来プランでの契約ができる9月中に契約することをおすすめします。
なお、2021年3月1日開始の新料金プラン「くりこしプラン」の詳しい情報については、こちらの記事を参考にしてください。
UQモバイル従来プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」
従来プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の概要
ここからは従来プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の詳細情報をおさらいしていきます。
従来プラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」をご利用の方は参考にしてください。
「おしゃべり/ぴったりプラン」の基本データ容量を増量 | UQコミュニケーションズ
これにより、「ぴったりプラン」「おしゃべりプラン」の内容は以下のようになります。
費用 | ぴったりプラン/おしゃべりプラン | |||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
月額基本料金 | 1年目 | 1,980円 | 3,278円 | 4,980円 |
2年目 | 3,278円 | 3,980円 | 5,980円 | |
3年目以降 | 3,278円 | 3,980円 | 5,980円 | |
基本データ量(※1) | 1年目・2年目 | 2GB | 6GB | 14GB |
3年目以降 | 2GB | 6GB | 14GB | |
増量オプションによる 追加データ容量 |
1GB | 3GB | 7GB | |
無料通話 | ぴったりプラン | |||
1年目・2年目 | 60分の無料通話 | 120分の無料通話 | 180分の無料通話 | |
3年目以降 | 30分の無料通話 | 60分の無料通話 | 90分の無料通話 | |
おしゃべりプラン | ||||
ずっと | 1回5分までの通話が月に何度でも無料 5分超過後の通話料金は22円/30秒 |
|||
通信速度 | 下り最大225Mbps 上り最大25Mbps |
|||
通信速度 データ容量超過後 |
300Kbps | |||
契約期間 | 2年契約自動更新(違約金10,450円) |
- 基本データ容量が2倍に増量
- 増量オプションによる追加データ容量はそのまま
- その結果、毎月使えるデータ容量(ギガ)が1.5倍に増量
- もちろん、お値段そのまま
「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」の違い
まず、UQモバイルのプランには大きく分けて「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」があります。
一見、なにが違うのかわかり辛いので、まず最初にこの「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の違いを説明します。
毎月使えるギガの仕組み
「おしゃべりプラン」も「ぴったりプラン」も「S/M/L」の3つのプランサイズがあります。
この「S/M/L」の違いで毎月使えるギガ(データ通信容量)が変わり、以下のようになります。
おしゃべりプラン ぴったりプラン |
|||
---|---|---|---|
S | M | L | |
基本データ容量 | 2GB | 6GB | 14GB |
増量オプションによる増量分 | 1GB | 3GB | 7GB |
合計 | 3GB | 9GB | 21GB |
基本データ容量
毎月月初に自動的に付与されるギガ(データ通信容量)です。
付与当月に使いきれなかった分のギガは翌月末まで繰り越して無駄なく使うことができます。
増量オプションによる増量分
契約から2年間無料(通常は月額500円)で適用される「増量オプション」が適用されていれば、基本データ容量の他に追加でもらえるギガです。
自動的に付与されるわけではなく、アプリや会員サイトから「追加チャージ」を行うことでもらえます。
この増量分のギガは「追加チャージ」した日から90日間使うことができます。
毎月使えるギガの仕組みは同じ
毎月使えるギガ(データ通信容量)の仕組みは「ぴったりプラン」も「おしゃべりプラン」も上記のように同じです。
無料通話の仕組み
「おしゃべりプラン」も「ぴったりプラン」も基本料金の中に無料通話を含んでいます。
ただし「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」では無料通話の仕組みが違います。
「おしゃべりプラン」の無料通話
「おしゃべりプラン」の無料通話は「5分かけ放題」です。
1回の通話で最初の5分間は無料、5分超過後には通常の通話料金(22円/30秒)が課金されるという仕組みになっています。
5分以内の発信通話が多い人にはお得な無料通話の仕組みですが、ついつい長電話してしまうと(5分を超過すると)思わぬ通話料金になってしまうかもしれません。
「ぴったりプラン」の無料通話
「ぴったりプラン」の無料通話は、「S/M/L」によって付与される「無料通話料金の割引」がされる仕組みです。
たとえば、「ぴったりプランS」であれば通常は2,640円(60分相当)の無料通話料金が与えられます。
毎月の料金請求時に、この「無料通話料金」が割引されて請求額が決まります。
無料通話時間はプランの「S/M/L」によって違い、以下のようになります。
ぴったりプラン | |||
---|---|---|---|
S | M | L | |
無料通話料金 | 2,400円 (60分相当) |
4,800円 (120分相当) |
7,200円 (180分相当) |
この「S/M/L」のプランサイズによって違う「無料通話料金」が、毎月の料金請求時に割引される仕組みとなります。
「おしゃべりプラン」と違い、1回ごとの通話料金ではなく月の合計の通話料金から割引されるため、電話を掛ける回数は少なくて、たまに長電話もするという方に向いている仕組みになっています。
どちらを選べば良い?
このように「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」は毎月使えるギガ(データ通信容量)の仕組みは同じですが、無料通話の仕組みが違います。
よって、1回5分程度の短い電話発信が多い人は「おしゃべりプラン」、あまり電話発信はしないけどたまに長電話もするという人は「ぴったりプラン」という使い分けで良いでしょう。
プラン変更はいつでもできる
毎月使えるギガや無料通話でどのプランが自分に合うのか不安な場合は、とりあえず「おしゃべりプラン(M)」で申し込めば良いでしょう。
「ぴったりプラン」と「おしゃべりプラン」は月単位でいつでも変更することができます。
また、プランサイズの「S/M/L」も同様に月単位でいつでも変更することができます。
自分に合ったプランがわからない場合には、まず「おしゃべりプラン(M)」で申し込んでおき、実際に使って「ギガが足りない!余った!」「無料通話が足りない!1回5分じゃ足りない!」などの様子を見て、プラン変更・サイズ変更すれば良いでしょう。
UQモバイルの特徴(くりこしプラン対応)
UQモバイルのデータ通信の特徴
大手キャリアと変わらない高速通信
UQモバイルは「格安SIM」と呼ばれる場合がありますが、「格安SIM」と呼ばれる通信サービスはお昼・夕方の通信の混雑時間帯には非常に通信速度が遅くなるという特徴があります。
これは、格安SIMはドコモやauなどから回線を借りて運営している都合上、費用と借りる通信回線の容量(太さ)の兼ね合いでどうしても大手キャリアと比べると通信速度が遅くなってしまうからです。
UQモバイルはこれら格安SIMと比べると格段に通信速度が速く、場合・場所によってはauよりも速い場合もあるくらいです。
格安SIMへの乗換で通信速度が気になっている方にとって、UQモバイル(と、同様のY!mobile)は「今(大手キャリア)と変わらない使い勝手」が実現できる数少ない格安SIMです。
低速通信でも1Mbps(プランM/L)
UQモバイルのデータ通信の特徴のひとつに、「低速通信でも1Mbpsの速度が出る」という点があります。
毎月のデータ通信容量(ギガ)を使い切ってしまうと低速通信に速度制限されてしまいます。
大手キャリアだと低速通信は128Kbpsという使い物にならない低速、格安SIMでも多くは200Kbpsです。
この中で、低速通信でも1Mbpsという比較的高速な通信速度が出るのがUQモバイルの低速通信の魅力です。
メールやLINEの着信待受けや簡単なデータ通信量の少ないアプリなどのほか、標準画質の動画視聴も十分利用できる速度です。
※プラン(S)の低速通信速度は300Kbps
高速・低速の切り替えがワンタッチ
そして、UQモバイルでは高速データ通信容量(ギガ)が残っていても、アプリからワンタッチで高速・低速の切り替えができます。
UQモバイルの「ポータルアプリ」からワンタッチで「高速・低速」の切り替えができます。
「節約モードオン(低速)」「節約モードオフ(高速)」の切り替えは即時に反映され、いつでも切り替え可能、普段の待受け状態では低速通信にしておき、「遅いな!」と思った時に高速通信に切り替えてギガを節約することができます。
増量オプションによる追加データ容量もワンタッチでもらえる
UQモバイルの増量オプションによる追加データ容量は、毎月自動でもらえる基本データ容量を使い切らなくてもいつでも好きな時にもらうことができます。
追加データ容量も、UQモバイルの「ポータルアプリ」からワンタッチでいつでももらうことができます。
チャージメニューの「まとめてチャージ」からワンタッチで契約プランに応じた追加データ容量を貰うことができます。
これでもらった追加データ容量は、チャージした日から90日間の繰越利用が可能です。
チャージが無料となる仕組み
そして、注意すべきは「規定容量(ギガ)が無料でチャージ」ではなく、「チャージの購入代金が割引される」という点です。
これは、「ぴったりプランM」の請求内容です。
ぴったりプランMで追加チャージをした場合には、いったんチャージ代金が計上されますが、請求時にプランの容量(S/M/L)に応じた割引が行われることで、実質的なデータ容量(ギガ)の無料増量となるわけです。
このことから、UQモバイルの増量オプションは自動的にデータ容量(ギガ)が増量されるのではなく、チャージをしなければならないこと、そしてプランの容量に応じたチャージ代金の割引が行われることで、実質的にデータ容量が無料で増量される仕組みになっています。
プランの容量(S/M/L)ごとに割引される金額は下表のとおりです。
プラン | 無料チャージ容量 | 無料となる仕組み |
---|---|---|
ぴったりプランS おしゃべりプランS |
2GB | 請求時にチャージ代金2,000円割引 |
ぴったりプランM おしゃべりプランM |
6GB | 請求時にチャージ代金10,000円割引 |
ぴったりプランL おしゃべりプランL |
14GB | 請求時にチャージ代金14,000円割引 |
UQモバイルはギガがどんどん貯まる
このように、UQモバイル「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」をご利用の場合、自動的にもらえる「基本データ容量」だけでなく、ポータルアプリの「まとめてチャージ」できちんと「追加データ容量」を貰っておくことが大事です。
そして、この「追加データ容量」をきちんと貰い、90日間も繰り越して使えることから、UQモバイルで毎月使えるデータ容量は以下のようになり、ぐんぐんデータ容量(ギガ)が貯まっていきます。
UQモバイルでは、低速通信をうまく使ってギガを節約することで、以下のようにぐんぐんギガを貯めていくことができます。
この「基本データ容量は翌月末まで繰越」「追加データ容量は90日間繰越」という仕組みによって、UQモバイルはライバルであるワイモバイルよりもずっとお得な仕組みになっています。
ワイモバイルではデータ容量の繰越ができないため、毎月の余ったデータ容量は捨ててしまうこととなり、以下のように毎月決まったデータ容量(ギガ)しか使えないからです。
例えば、ワイモバイルで毎月使えるギガは以下のように毎月おなじでギガは貯まりません。
データ通信に強いUQモバイル
このように、UQモバイルは300Kbpsという比較的速い低速通信を、使いやすアプリで自由に切り替えて使える仕組みで、データ通信容量(ギガ)を節約しやすい仕組みがあります。
そして、節約したデータ通信容量(ギガ)を最長90日間も繰り越して貯めることができる仕組みもあります。
このデータ通信の仕組みがUQモバイルの強みであり、格安SIMの中でももっともギガを貯めやすいサービスになっています。
大手キャリア並の高速通信ができるデータ通信サービスに加えて、このギガをどんどん貯めることができる仕組みがUQモバイルの特徴です。
UQモバイル「キャッシュバックキャンペーン」
SIMのみ契約で最大10,000円キャッシュバックキャンペーン
UQモバイルが公式オンラインショップにて実施しているこの「SIMのみ契約で最大10,000円キャッシュバック」キャンペーンは、新規契約・MNP転入でのSIMのみ契約を対象に6,000円または10,000円がキャッシュバックされます。
キャッシュバック金額はプランサイズ(S/M/L)によって異なり、以下のようになります。
プラン | キャッシュバック金額(SIMのみ契約) | |
---|---|---|
新規 | 乗り換え(MNP) | |
くりこしプラン(L) | 3,000円 ※UQ学割加入で10,000円 |
10,000円 |
くりこしプラン(M) | ||
くりこしプラン(S) | 3,000円 ※UQ学割加入で6,000円 |
6,000円 |
※キャッシュバック特典はSIMのみでの契約に対して適用されます。スマホセットでの契約の場合には特典は適用されません。
※auからのMNPの場合にはキャッシュバック特典は適用されません。
キャッシュバックの適用条件
この「キャッシュバックキャンペーン」を適用してお得にUQモバイルを申し込むためにはいくつかの注意点があります。
以下の場合にはキャッシュバック特典の適用から除外されるので、注意してください。
- キャンペーン特設ページ以外からの申し込み
- キャッシュバックに関するご連絡時(契約後3ヶ月目)までの解約・プラン変更・月額料金の未払い・端末の返品
- お申込み時にご登録いただいたEメールアドレスが無効などの理由により、キャッシュバックに関するご連絡をお送りできない場合
- エントリーパッケージを使った申込は特典対象外
この3点の注意事項について、個別に説明していきます。
特設サイトからの申し込み
キャッシュバックキャンペーンを適用してUQモバイルを申し込むためには、キャンペーン専用の申し込みページから申し込む必要があり、通常のオンラインショップからの申し込みではキャッシュバックが適用されません。
この「UQモバイルキャッシュバックキャンペーン」はUQモバイルが特設サイトで実施しているキャンペーンではありますが、UQモバイルの公式オンラインショップからのリンクがありません。
当サイトをはじめとする一部のサイトからの紹介によって利用できる特設サイトとなっています。
UQモバイルキャッシュバックキャンペーン特設サイト | UQモバイル
契約の変更・破棄など
キャッシュバックは契約から3か月後に受け取ることができます。
この4か月間の間に「解約」「料金プラン変更」「料金未払い」などを行った場合にはキャッシュバックが受けられません。
連絡ができない場合
契約から3か月後に「キャッシュバック受取のための連絡」がメールにより送られてきます。
このメールにキャッシュバックを受け取るための銀行口座の登録画面へのリンク(URL)が記載されているので、そこから銀行口座を登録すると、ほぼ翌銀行営業日にはキャッシュバックが振り込まれます。
この「連絡用メールアドレス」は、UQモバイルの申し込み時に記入したメールアドレスとなります。
このメールアドレスが間違っていたり受信拒否設定になているなどの場合には、連絡メールを受け取る前にメールを解約したりした場合には連絡ができなくなり、キャッシュバックが受け取れなくなります。
なお、このメールアドレスにはキャッシュバックの連絡以外にも、申込完了後および商品(スマホ・SIM)発送後にもメールが送信されます。
申込後に登録したはずのメールアドレスになにも連絡がない場合には、メールアドレスが間違っていたり迷惑メールフィルタの設定などで受信拒否になっている可能性があります。
もし、申込直後にこのメールアドレスに連絡がない場合には、UQモバイルへ連絡して、必要であればメールアドレスを変更してもらっておきましょう。
エントリーパッケージは特典対象外
UQモバイルの申し込みには「エントリーパッケージを使った申込」ができます。
この「エントリーパッケージ」とは、Amazonやいくつかのサイトで購入できる「初期費用(3,300円)相当の購入権利」となるパッケージで、UQモバイル申込時にパッケージ記載の番号を入力することで初期費用(3,300円)が免除される、というパッケージです。
このパッケージを購入(2,000円程度)することで初期費用3,300円が免除されるため、実質1,000円程度お得にUQモバイルへの申し込みができる、というパッケージ商品です。
「最大10,000キャッシュバック」キャンペーンにおいては、このエントリーパッケージを使った申込はキャンペーン適用の対象外となります。
キャッシュバック対象の料金プラン
くりこしプラン
では、キャッシュバック適用の対象となる料金プランをご紹介します。
「くりこしプラン」はUQモバイルの新しい主力料金プランです。
無料通話はオプション
「無料通話」はオプションとして提供され、「10分かけ放題(月額770円)」と「通話パック(月額550円)」「国内完全かけ放題(月額1,870円)」が用意されています。
「10分かけ放題」は1回10分までの通話が月に何度でも無料、10分超過後の通話料は22円/30秒という無料通話です。
「通話パック」は毎月の通話料金から2,640円(60分相当)の割引が受けられる無料通話プランで、月額550円のオプション料金で2,640円(60分相当)が割引されることから、差し引き2,090円オトクなオプションです。
「国内かけ放題」は通話回数・通話時間に関係なく国内通話の通話料金が無料となります。
ずっと同じ料金、ずっと同じギガ
「2年目から料金が高くなる」「3年目から使えるギガが少なくなる」などのワナのない、「ずっと同じ料金」「ずっと同じギガ」が使えるシンプルで安い料金体系が魅力です。
あまり電話を掛けない人で月に3GBで十分な人なら「ずっと月額1,628円で3GB使える」という料金プランになっています。
縛りナシ!違約金ナシ!
そして新しいプラン「くりこしプラン」では「契約期間」「解約違約金」が廃止され、縛りナシ!違約金ナシ!となりました。
契約に縛られることなく、いつ解約しても違約金はありません。
「くりこしプラン」料金体系
くりこしプランには「S/M/L」の3つのプランサイズがあり、毎月使えるギガが変わってきます。
費用 | くりこしプラン | |||
---|---|---|---|---|
S | M | L | ||
月額基本料金 | ずっと1,628円 | ずっと2,728円 | ずっと3,828円 | |
月間データ量(※1) | ずっと3GB | ずっと15GB | ずっと25GB | |
無料通話 ※別途有料オプション |
かけ放題(10分/回) | 1回10分までの通話が無料 ※月額770円 |
||
通話パック | 毎月の通話料金から2,640円(60分相当)を割引 ※月額550円 |
|||
かけ放題(24時間いつでも) | 通話回数・通話時間に関係なく国内通話料金無用 ※月額1,870円 |
|||
通信速度 | 高速通信時 | 下り最大225Mbps 上り最大25Mbps |
||
低速通信時 データ容量超過後 |
300Kbps | 1Mbps | ||
契約期間 | 契約期間ナシ、違約金ナシ |
使い勝手の良い高速通信・低速通信はそのまま
UQモバイルの特徴として「混雑時でも遅くならない高速通信」と「300Kbps(プランS)/1Mbps(プランM/L)で使い放題の低速通信」があります。
「低速通信300Kbps(くりこしプラン(S)」でも比較的高速であるため、SNSやメールなどは低速で使い放題が特徴です。
「低速通信1Mbps(くりこしプラン(M/L)」ならSNSやメールなどに加えて動画視聴もでいる速度で使い放題が特徴です。
さらにアプリで「高速通信・低速通信」を切り替えることができ、また毎月の余ったギガは翌月末まで繰り越して無駄なく使うことができます。
これらのUQモバイルの特徴は、新プラン「くりこしプラン」でもそのまま受け継がれています。
プランの変更とサイズの変更
くりこしプランは月単位でプランの変更(S/M/L)が可能です。
データ容量3GBの「S」で使っていたけど、思ったよりデータ通信が多くて3GBでは足りない、などの場合でも月単位で「M/L」など大容量プランへの変更が可能です。
ただし、利用開始から4か月間は注意!
このように、「くりこしプラン」は月単位でプランの変更およびサイズ(S/M/L)の変更が可能ですが、今回の場合においては利用開始月を含む4か月間は注意が必要です。
この「最大10,000円キャッシュバック」キャンペーンでは、契約プラン変更を行うとキャンペーンの対象外となります。
そして、キャッシュバックを受け取ることができるのは、利用開始月を含んで4か月目となります。
この利用開始月を含んで4か月間の間にプラン変更・サイズ変更をしてしまうと、キャッシュバック特典の対象外となってしまいます。
よって、キャンペーンを利用してUQモバイルへ申し込む場合は「利用開始月を含み4か月間はプラン変更・サイズ変更はしない」となります。
最初の申し込み時にプラン・サイズが良くわからない場合には、「くりこしプラン(M)」で申し込むことをお勧めします。
データ通信量は人によって違いますが、一般的に格安SIMでの契約は月間3GBのプランが最も多いと公表されていますし、大手キャリアからの乗換の場合において、大手キャリアで最も契約の多いプランは5GBプランとも公表されています。
迷った場合には「くりこしプラン(M)」で申し込んでおくのが多くの人の場合「無難」と言えます。
スマホセット/SIMのみ契約でもキャッシュバック
このように、「最大10,000キャッシュバック」の特典は「くりこしプラン」での契約に対して提供されるキャンペーンです。
UQモバイルでのセット契約で人気のスマホ「iPhone7」「iPhone6S」もキャッシュバック対象です。
UQモバイルのiPhone7/iPhone6Sの情報はこちらの記事を参考にしてみてください。
キャッシュバックの受け取り方
キャッシュバックキャンペーンが適用された場合の受け取り方を説明します。
まず、キャッシュバックを受け取る方法は「銀行口座振り込み」のみとなります。あなたの銀行口座をUQモバイルへ知らせて(登録して)、その銀行口座への振込となります。
銀行口座を登録すると、ほぼその銀行翌営業日にはキャッシュバックが振り込まれます。
キャッシュバックはいつ受け取れるか
キャッシュバックの受け取りに必要な銀行口座の登録は、UQモバイルの利用開始月から3か月後に送られてくる連絡メールに記載された登録画面(URL)より行います。
※利用開始月を一か月目として、4か月目となります。
このキャッシュバック連絡メールは、UQモバイルの申し込み時に登録したメールアドレスへ送られてきます。
登録メールアドレスの注意
このように、契約時の「契約者情報」で登録したメールアドレスへ連絡メールが送られてくることから、メールアドレスの登録誤りや迷惑メール設定などには十分注意しましょう。
キャッシュバックを受け取るまでの流れ
では、実際にUQモバイルの契約からキャッシュバックを受け取るまでの流れを見てみましょう。
契約月の確認
まず、キャッシュバックの対象となる回線の契約月を確認してみます。
契約月はUQモバイルを契約すると利用できる会員サイト「My UQmobile」で確認することができます。
My UQmobile | UQモバイル
まず、My UQmobileへログインし、「ご契約内容」から「契約一覧照会/変更」⇒「契約回線情報一覧」を選びます。
次に、「契約回線情報一覧」から、キャッシュバックの対象となっている回線の「詳細へ」を選びます。
「契約情報」が一覧表示されるので、この一覧の「契約日」が契約月となります。契約日を含む月が「契約月」ということですね。
同じような項目として「課金開始日」という項目がありますが、これは契約月ではありません。「課金開始日」とは「契約者がUQモバイルの回線を初めて使った(通話・通信)日か、または契約日から7日後のいずれか早い方」と定義されており、月末契約の場合などでは契約月(契約日)と課金開始月(課金開始日)が違う場合があります。
キャッシュバックは、この「契約月」を一か月目として四か月目に受け取ることができます。
キャッシュバックの連絡メール
- 私がキャッシュバックを受け取ったときは「契約から4か月後」でした
- 現在は「契約から3か月後」と短縮されていますので、読み替えてください
「契約月」を一か月目として四か月目の20日に、キャッシュバック受け取りのための連絡メールがきます。
メールのタイトルは「【UQ mobile】ご契約特典のご連絡」です。
今回の対象となる回線は契約月が8月であり、四か月後の11月20日に連絡メールが届きました。
- 契約月は8月
- 4か月後の11月20日に連絡メールが届いた
- メールタイトルは「【UQ mobile】ご契約特典のご連絡」
メールに記載されている重要な点を確認していきます。
- 受付番号
「(4桁の英字)-(8桁の数字)」から成る「受付番号」が記載されています。 - 受け取り期限
キャッシュバックの受け取り期限は、メール連絡の一か月後です。
私の場合、メール受け取りが11/20で手続き期限が12/20と記載 - 手続きのURL
キャッシュバック手続きのためのURLが記載されています
CASHPOSTサイトで手続き
キャッシュバックの申請は、「CASHPOST」というサイトで行います。
申請に必要なものは以下の3点です。
- 受付番号(メールに記載のもの)
- UQモバイル回線の電話番号(下4桁)
- 振込先の銀行情報
この3点を準備して、CASHPOSTサイトでの手続きは以下の3ステップで簡単に完了します。
- ステップ1:受付番号の入力
- ステップ2:電話番号(下4桁)の入力
- ステップ3:振込先銀行情報の入力
ステップ1:受付番号の入力
キャッシュバックをもらう手続きはとても簡単です。
CASHPOSTサイトから、まずはメールに記載されている「受付番号」を入力します。
ステップ2:電話番号(下4桁)の入力
次に、契約回線の電話番号の下4桁を入力します。
ステップ3:振込先銀行情報の入力
最後に、振込先の銀行情報を登録します。
私は楽天銀行を登録してみました。
キャッシュバックの振込結果
さて、この簡単な手続きだけでキャッシュバックが振り込まれました。
私はメールを受信した11/20の夜(銀行営業時間外)に手続きを行ったため、実際の振込は翌日11/21の朝に行われていました。
手続きを銀行の営業時間内に行えば、即日振込となるようです。
以上のように、UQモバイルのキャッシュバックは非常にわかりやすく、簡単な手続きで受け取ることができます。
UQモバイルのおすすめのスマホセット
スマホセットの注意点
従来のプラン「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」から新しいプラン「スマホプラン」になったことで、スマホセット契約の場合のスマホ代金についても今までと変更点があります。
「マンスリー割」の廃止
まず、端末代金を毎月補填(割引)してくれる「マンスリー割」が廃止されました。
従来プランでは毎月の端末代金の支払いに対して「マンスリー割」の割引があり、「差し引き無料」なんてスマホもありましたが、新しいプランでは「マンスリー割」はなくなりました。
よって、実質的な機種代金は単純に本体価格となり、分割払いの場合の支払額も本体価格を分割回数で割った価格とシンプルになっています。
本体価格は安くなった
「マンスリー割」が廃止されたことで、実質的な機種代金は高くなっています。
反面、本体価格は大きく引き下げられているスマホが多くなっています。
36回分割払いができるようになった
また、従来プランでの端末代金の支払い方法は「一括払い」と「24回分割払い」を選ぶことができました。
新しいプランでは、「一括払い」「24回払い」に加えて「36回払い」も選ぶことができるようになりました。いずれの支払い方法においても、金利・手数料等はなく、単純に本体価格を支払回数で割った価格が毎月の支払額となります。
iPhoneSE(第二世代)は毎月990円から
UQモバイルでスマホセットで「iPhoneSE(64GB/128GB)」をセット販売しています。
人気カラーの「Product RED」も取り扱っており、またauからの乗換(MNP)でも同じ価格が適用されます。
※すでにUQモバイルをご利用の方が機種変更することもできますが、少しだけ本体価格が高くなります。
iPhone7(32GB)の販売価格は以下のようになります。
機種 | 64GB | 128GB | |
---|---|---|---|
本体販売価格(一括払い) | MNP/新規 | 35,640円 | 47,520円 |
機種変更 | 43,560円 | 55,440円 | |
分割支払い額 | MNP/新規 | 1,485円/月(24回払い) 990円/月(36回払い) |
1,980円/月(24回払い) 1,320円/月(36回払い) |
機種変更 | 1,815円/月(24回払い) 1,210円/月(36回払い) |
2,310円/月(24回払い) 1,540円/月(36回払い) |
|
本体カラー |
|
※価格は税込み表示しています。
iPhone SE(第二世代) | UQモバイル
コスパ№1のおサイフスマホOPPO Reno3 A一括23,760円
2019年のベストセラースマホ「OPPO Reno3 A」が一括価格23,760円、24回・36回分割払いも金利なしで利用でき最安だと660円/月(36回払い)となります。
低価格でありながら、おサイフケータイ・防水・防塵にも対応、そしてOPPOらしく高性能カメラも特徴です。
最新のゲームには少し厳しいですが、普段使いなら十分な高性能、コスパ最高の日本向けスマホです。
機種 | OPPO Reno3 A | |
---|---|---|
本体販売価格(一括払い) | MNP/新規 | 23,760円 |
機種変更 | 35,640円 | |
分割支払い額 | MNP/新規 | 990円/月(24回払い) 660円/月(36回払い) |
機種変更 | 1,485円/月(24回払い) 990円/月(36回払い) |
|
本体カラー |
|
※価格は税込み表示しています。
OPPO Reno3 A | UQモバイル
日本仕様のおサイフケータイAQUOS sense3 23,760円
ベストセラースマホ「AQUOS sense3」が一括価格23,760円です。
5.5インチのコンパクトボディに、おサイフケータイ・防水・防塵の完全日本仕様。
大容量4,000mAhのバッテリー搭載でスタミナも十分。
機種 | AQUOS sense3 | |
---|---|---|
本体販売価格(一括払い) | MNP/新規 | 23,760円 |
機種変更 | 35,640円 | |
分割支払い額 | MNP/新規 | 990円/月(24回払い) 660円/月(36回払い) |
機種変更 | 1,485円/月(24回払い) 990円/月(36回払い) |
|
本体カラー |
|
※価格は税込み表示しています。
SHARP AQUOS sense3 | UQモバイル
お得なスマホラインナップ
これら以外にもUQモバイルではお得なスマホが満載です。
今お使いのスマホで乗り換える
auスマホで乗り換える
今お使いのスマホをそのままでUQモバイルへ持込で使うこともできます。もちろん、スマホセットではなくSIMのみ契約でもキャッシュバックキャンペーンの対象となります。
UQモバイルはauのネットワークを使った格安SIMサービスなので、基本的には現在auスマホをお使いの方はそのスマホを使ってUQモバイルへ乗り換えることができます。
ただし、機種によってはauのスマホであってもSIMロックを解除しなければ使えないスマホもあります。
UQモバイルではほとんどのauスマホについて動作確認を行っていて、結果を「動作確認端末一覧」として公開しています。
この「動作対象端末一覧」でまずは「携帯会社を選択」から「auブランド端末」を選択します。すると、UQモバイルで動作確認を行っているauスマホが一覧表示されるので、お手持ちのスマホを見てみましょう。
※ここでお手持ちのスマホが一覧に表示されない場合、そのスマホはUQモバイルでは使えない、ということになります。
お手持ちのスマホが一覧の中にあれば、そのスマホはUQモバイルで使えるということになります。
ただし、詳細の条件が記載されているので見てみましょう。
まず「対応サービス」を見て見ましょう。ここには、お手持ちのスマホをUQモバイルで使った場合に利用できるサービスが書いてあります。
注意して確認すべきは「メール」と「テザリング」です。
メールサービスの確認
「メール」欄が「△」や「×」の場合、MMS(携帯キャリアメール)は使えない、ということになります。
UQモバイルでは大手キャリアと同様のMMS(携帯キャリアメール)を月額220円のオプションとして提供していますが、このメール欄が「△」や「×」である場合、そのスマホではMMS(携帯キャリアメール)サービスが利用できない、ということになります。
テザリングサービスの確認
また「テザリング」にも注意が必要で、この欄が「×」や「△」であればこの機種ではテザリングが使えない、ということになります。
SIMロック解除の確認
そして重要なのが「SIMロック解除」です。
この欄が「不要」であれば、SIMロック解除することなく、そのままUQモバイルで使えることになりますが、「要」であればSIMロックを解除しないとUQモバイルのSIMが使えない、ということになります。
SIM種別の確認
そして最後に「SIM種別」を確認しましょう。
UQモバイルにはSIMのサイズも含めて複数のSIMが提供されています。
この「SIM種別」には「マルチSIM(nano)」「マルチSIM(micro)」「nano(専用)」などが記載されており、これによって契約時にどのSIMを選べばよいかがわかります。
UQモバイル特設サイト限定キャッシュバックキャンペーンサイトのSIMのみ申込のページには以下のSIMが記載されています。
「動作確認端末一覧」に記載されているSIM種別とこの申込ページのSIMの名称の対応は以下の表のとおりとなります。
動作確認一覧記載のSIM種別 | 申し込みページのSIM種別 | |
---|---|---|
microSIM(LTE用) | ⇒ | microSIM(LTE用) |
nanoSIM(LTE用) | ⇒ | nanoSIM(LTE用) |
マルチSIM(nano) マルチSIM(micro) |
⇒ | マルチSIM(VoLTE用) |
nanoSIM(専用) | ⇒ | nanoSIM(専用) |
ドコモ・ソフトバンクのスマホで乗り換える
ドコモ・ソフトバンクで使っているスマホをUQモバイルへ持ち込んで使うことも可能です。
UQモバイルではドコモ・ソフトバンクのスマホについても同様に動作確認を行い、利用可能なスマホについては「動作確認端末一覧」に記載しています。
サービス利用の確認方法やSIMの選び方は前述の「auスマホで乗り換える」の場合と同じです。
ただし、基本的にiPhone以外のドコモ・ソフトバンクスマホをUQモバイルへ持ち込んで使うことはおすすめしません。
iPhone以外のドコモ・ソフトバンクのスマホ(Androidスマホ)は、販売時点でドコモ・ソフトバンクのサービスに最適化して販売されています。
ここで言う「最適化」とは、電波の周波数帯のことを言います。
つまり、ドコモ・ソフトバンクのスマホはドコモ・ソフトバンクの電波の周波数帯に最適化されているものが多く、au回線であるUQモバイルで利用する場合には電波がつながりにくくなる可能性があります。
そのため、基本的にはドコモ・ソフトバンクのスマホは(iPhoneを除き)そのままドコモ系格安SIMやソフトバンク系格安SIMまたはワイモバイルでの利用をおすすめします。
お手持ちのiPhoneを使う
前章で「ドコモ・ソフトバンクのスマホをUQモバイルへ持込利用することはおすすめしない」と書きました。
ドコモ・ソフトバンクで販売されるスマホはドコモ・ソフトバンクの電波に最適化されているものが多く、そのままUQモバイルで使えたとしても電波のつながりが悪くなる可能性が高いからです。
しかし、iPhoneは別です。
iPhoneは非常に高機能なスマホで、標準でドコモ・au・ソフトバンクすべての電波の周波数帯に対応しており、大手キャリアでの販売時に最適化(つまり改造)されることがありません。
つまり、iPhoneはSIMロックさえ解除してしまえば、ドコモ・au・ソフトバンク関係なく、どの格安SIMでも使えるスマホとなるわけです。
UQモバイルで使えるiPhone
今お使いのiPhoneをそのまま持込で、UQモバイルで使うことができます。
ほとんどの場合にはSIMロックの解除が必要となります。
これらについても、使えるサービスや選ぶべきSIMについて、「動作確認端末一覧」から検索してください。
ただし、iPhoneをUQモバイルで持込利用する場合、ほとんどの機種においてSIMロック解除が必須となっています。
iPhoneはiPhone6S/iPhoneSE以降のモデルにおいてSIMロック解除の対象端末となっているので、ぜひSIMロックを解除してみてください。
auのSIMロックが掛かったiPhone
UQモバイルの「動作確認端末一覧」では、一部の機種を除きSIMロックを解除したiPhoneのみが利用可能となっています。
しかし、現在auのiPhoneをお使いの方、あるいは中古ショップやオークションなどで購入・落札したau版iPhoneをお持ちの方でauのSIMロックを解除できない場合でも、UQモバイルで利用可能な場合があります。
UQモバイルのSIMは2種類ある
まずUQモバイルが提供しているSIMは大きく分けて2種類のSIMがあります。
「LTE用SIM」と「マルチSIM(VoLTE用SIM)」です。
「LTE用SIM」とはデータ通信はLTE(4G)回線で行い、音声通話は3G回線で行うタイプのSIMです。
「マルチSIM(VoLTE用SIM)」とは、データ通信はLTE(4G)回線で行い、音声通話も4G(VoLTE)回線で行うタイプのSIMです。
「LTE用SIM」は多くの場合においてauのSIMロックが掛かったままのauスマホで利用できます。
「マルチSIM(VoLTE用SIM)」は多くの場合において、SIMロックを解除しなければauスマホであっても利用できません。
動作確認は「マルチSIM」が主流
UQモバイルが掲載している「動作確認端末一覧」ではSIM種別が「マルチSIM」となっているスマホの多くがSIMロック解除「要」となっています。
これは、前述のように「マルチSIM(VoLTE用SIM)」が多くのスマホでSIMロックを解除しなければ使えないSIMだからです。
au版のiPhoneにおいても多くのiPhoneでSIM種別が「マルチSIM」SIMロックが「要」となっています。
これは、動作確認の前提が「マルチSIM(VoLTE用SIM)」だからです。
iPhoneではLTE用SIMも使える
UQモバイルの「動作確認端末一覧」には記載されていませんが、iPhoneは「LTE用SIM」で使うこともできます。
この場合、auのSIMロックがかかったままのiPhoneでもUQモバイルへの持込利用が可能となります。
お手持ちのiPhoneがSIMフリー(SIMロック解除済)の場合と、auのSIMロックが掛かったままの場合での選ぶべきSIMの対応表は以下の通りとなります。
お手持ちのiPhone | 選ぶべきSIM | |
---|---|---|
auのSIMロック版 | SIMフリー版 SIMロック解除版 (動作確認端末一覧記載内容) |
|
iPhone X | マルチSIM (au VoLTE対応SIM) |
マルチSIM (au VoLTE対応SIM) |
iPhone 8/8 Plus | ||
iPhone 7/7 Plus | nano SIM (LTE用) |
|
iPhone 6S/6S Plus | ||
iPhone SE | ||
iPhone 6/6 Plus | nano SIM (専用) |
nano SIM (専用) |
iPhone 5S |
また、キャッシュバックキャンペーン特設サイトでのSIMの申し込み画面での対応は、以下の通りにSIMを選んでください。
なお、これはau版のSIMロックが掛かった状態のiPhoneの場合であり、ドコモ・ソフトバンクのiPhoneはSIMロックを解除しないと、UQモバイルでは持込利用できません。
その他お得なサービス
ここまではUQモバイルが実施中のキャッシュバックキャンペーンやスマホが安く買える情報、そしてお手持ちのスマホをUQモバイルへ持ち込んで使う場合の情報をまとめてきました。
スマホセットでの購入も、お手持ちのスマホを持ち込んでSIMのみ契約でも、どちらでもキャッシュバックが貰えるお得なキャンペーンとなります。
ここからは、UQモバイルのお得で便利なサービスについて説明していきます。
MMS(携帯キャリアメール)
UQモバイルでは大手キャリアと同様にMMS(携帯キャリアメール)が使えます。
「○○○@uqmobile.jp」というMMS(携帯キャリアメール)が月額220円のオプションとして提供されています。
MMS(携帯キャリアメール)の必要性は以前より小さくなりましたが、依然として必要性は残っているのが現状です。
たとえば、ネット上のサービス利用を登録する場合に「キャリアメール必須」のサイトも多くあります。ゆうちょ銀行などの振込時に使う「ワンタイムパスワード」の送信先として登録できるのもMMS(携帯キャリアメール)です。
また、ガラケーをお使いの方とメールで連絡を取る場合、MMS(携帯キャリアメール)以外だと迷惑メールフィルタの設定によって受信拒否されてしまう場合も多くあります。
格安SIMでMMS(携帯キャリアメール)を提供できる事業者は多くなく、UQモバイルは数少ないMMSサービスが利用できる格安SIMです。
公衆無線LANサービス
また、多くの格安SIMで有料オプションとして提供されている「公衆無線LANサービス」が、UQモバイルだと無料オプションとして提供されています。
UQモバイルと同じKDDI系列の「Wi2 300」という国内大手の公衆無線LANサービスが、オプション料金無料で提供されます。
この「Wi2 300」はログインIDとパスワードで利用するタイプのサービスであり、UQモバイルのSIMを挿したスマホ以外でも、タブレットやパソコンなどからも利用できる便利なサービスで、東海道新幹線の東京・新大阪間でも利用できます。
Wi2 300 for UQ mobile | UQモバイル
UQ家族割
UQモバイルには複数回線割引として「UQ家族割」というサービスがあります。
複数のUQモバイルでの「おしゃべりプラン/ぴったりプラン」の契約回線を対象に、1回線を主回線、2回線目以降を副回線として登録し、最大9回線までの副回線について月額550円もの割引をしてくれる割引サービスです。
UQモバイルのお得度
このように、UQモバイルは格安SIMの中では比較的大手キャリアに近いサービスを提供しています。
MMS、公衆無線LANサービス、複数回線割引など、他の格安SIMでも提供されてはいるもののUQモバイルにおいては標準サービス(無料)であったり、割引額が大きかったりします。
UQモバイルのデメリットはデータ通信量の大容量のプランがないことと、契約形態が大手キャリアと同じ「2年契約自動更新型(いわゆる2年縛り)」であることです。
2年縛りを嫌う人も多いですが、大手キャリアと同様な品質(回線速度が速い!)やサービスが使えて、料金は大手キャリアよりも約半額ほどになります。
また、今回ご紹介したキャッシュバックキャンペーンやスマホセットでの「マンスリー割」など、他の格安SIMに比べて非常にお得度の高い格安SIMとなります。
大手キャリアをお使いで、そこそこ電話もかける、そこそこ外出先でデータ通信も多い、という人にUQモバイルはおすすめです。
UQモバイルお得情報
UQモバイル版iPhone情報
UQモバイルでは人気スマホの「iPhoneSE/6S」も取り扱っています。もちろん、国内正規品でApple Careの適用(オプション)やSIMロック解除にも対応しています。
UQモバイルとY!mobileの比較
UQモバイルのライバル「Y!mobile(ワイモバイル)」との比較記事ですが、UQモバイルの特徴を確認しておきたい方は目を通してみてください。
UQモバイル基本情報
UQモバイルの料金プランやサービス内容など、詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。