2020年10月14日に新型iPhone「iPhone12シリーズ」が発表されました。
iPhone12/iPhone12 Proは10月16日より予約受付開始、10月23日より販売開始となります。
iPhone12 mini/iPhone 12 Pro Maxは11月6日より予約受付開始、11月13日より販売開始となります。
販売ルートは大手3キャリア「ドコモ・au・ソフトバンク」に加えてアップル公式サイトよりSIMフリー版の購入が可能となります。
SIMフリー版iPhone12シリーズは格安SIMをお使いの方も注目している人が多いと思いますが、どうも「初めての5G対応」ということで注意すべき点も多いようです。
この記事ではiPhone12シリーズを格安SIMで使う場合の注意点をまとめてみました。
iPhone12シリーズで使える格安SIM
iPhone12シリーズの動作確認結果報告
早くもiPhone12シリーズの動作確認が進んでいます。
Twitterや公式サイトでの動作確認結果報告の他、個人ユーザーによる結果報告も続々と増えてきています。
そして、結論から言えば、「iPhone12シリーズは格安SIMでは使えないのでは?」という心配は無用だった、ということになります。
mineo(マイネオ)(Dプラン/Aプラン/Sプラン)でiPhone12を使う
mineo(マイネオ)は「ドコモ回線(Dプラン)」「au回線(Aプラン)」「ソフトバンク回線(Sプラン)」とフルサービスを提供しています。
お待たせしました!
iPhone 12/12 ProのSIMフリー版について動作確認が完了いたしました。
mineoではA/D/Sプラン全てでご利用可能です。
詳しくはマイネ王記事をご確認ください。#iPhone12 #iPhone12Pro #iPhone12動作確認完了https://t.co/jOYKk3bJw1— mineo(マイネオ) (@mineojp) October 23, 2020
すべてのプランにおいて、iPhone12/12ProのSIMフリー版で動作確認・利用可能と報告しています。
また、動作確認における詳しい設定手順などはmineo(マイネオ)のコミュニティサイト「マイネ王」で公開されています。
【動作確認結果速報更新】iPhone 12/12 Proのmineo動作確認(10/23 12:30更新) | マイネ王
mineo(マイネオ)はau回線の格安SIMとしては老舗のMVNOです。
そのため、現在では提供されていない「Aプラン nano SIM(VoLTEではないSIM)」も過去には提供していました。
今回の動作確認では、この「Aプラン nano SIM」での動作確認は対象外とされています。
Aプラン nano SIMとau VoLTE SIMの見分け方ですが、この画像のように黒いSIMカードはnano SIMです。
白とオレンジのものはau VoLTE SIMです。 pic.twitter.com/cmCbF8JI8C— mineo(マイネオ) (@mineojp) October 23, 2020
IIJmio(タイプD/タイプA)でiPhone12を使う
ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の回線サービスを提供するIIJでもiPhone12/12Proの動作確認結果が報告されています。
尚、新規に購入したiPhoneをアクティベートする際に、Wi-Fi接続が必要になります。IIJmioのeSIMなど各種SIMについて、5Gでの通信をご利用いただけません。また、データ通信を利用するためにはAPN構成プロファイルのインストールが必要です。詳細は、https://t.co/Sf3rsFeouA をご確認ください。
— IIJmio (@iijmio) October 23, 2020
「タイプD」「タイプA」どちらにおいてもiPhone12シリーズは利用できる、と報告されています。
Twitterでの報告に加えて、公式サイトでも詳細の動作確認結果が報告されています。
Apple iPhone12シリーズの動作確認につきまして | IIJmio
ポイントとしては他社同様「アクティベーション時にはWi-Fi接続が必要」「構成プロファイルのインストールが必要」の2点です。
UQモバイルでiPhone12を使う
UQモバイルでは公式サイトの「動作確認機種一覧」にiPhone12/12Proの動作確認結果を掲載しました。
UQモバイルでもiPhone12は問題なく利用可能、テザリングもOKと報告されています。
また、他社のau回線と同様に構成プロファイルのインストールが必要ということです。
ワイモバイルでiPhone12を使う
ワイモバイルでも公式サイトの動作確認機種としてiPhone12/12Proに関する記載が更新されました。
SIMカード単体のご契約(他社の販売する携帯電話をワイモバイルで利用する) | ワイモバイル
ワイモバイル回線においてもiPhone12シリーズは通常通り動作する、という報告になります。
また、ワイモバイルにおいても他社同様「構成プロファイルのインストールが必要」となります。
APN設定用の構成プロファイルダウンロード | ワイモバイル
OCNモバイルONEでiPhone12を使う
ドコモ回線サービスを提供するOCNモバイルONEでもiPhone12/12Proの動作確認が行われています。
【お知らせ】#iPhone12 / #iPhone12Pro の動作確認結果について、SIMフリー版にて #OCNモバイルONE をご利用いただけることが確認できました。
▼詳しくはこちらhttps://t.co/Ek9NQNNdVk— 【公式】OCN モバイル ONE (@ocn_mobileone) October 23, 2020
iPhone12/iPhone12ProのSIMフリー版において、問題なく動作することが確認できた、とのことです。
詳細な動作確認と設定項目・手順等は公式サイトにアップされています。
「OCN モバイル ONE」iPhone12、iPhone12 Proの動作確認結果について | OCN
楽天モバイルでiPhone12を使う
10/28に楽天モバイルでも公式ツイッターにて「iPhone12動作確認」が報告されました。
楽天モバイルではiPhoneXR以降のモデルでの動作確認結果を公開していますが、iPhone12/12 ProもiPhoneXR以降のモデル同様の動作が確認できた、との報告です。
同時に公式サイトでもiPhone12/12 Proの動作確認結果が掲載されています。
今までのiPhone(XR以降)と同様「パートナーエリア(au回線)ではSMSが利用できない」という制限はありますが、これはiPhone標準アプリ「メッセージ」を使った場合の話し、楽天モバイルが提供する「Rakuten LINK(楽天リンク)」を使えば、全国でSMS(送受信無料)が使えるし全国で無料通話もできるようになります。
iPhone12シリーズには専用のSIMカードが必要?
au(KDDI)ではSIMカード交換が必要
2020年10月14日に新型iPhone「iPhone12シリーズ」の発表がアップルよりありました。
日本国内ではドコモ・au・ソフトバンクからの発売が発表されており、「第四のキャリア」としてスタートしたばかりの楽天モバイルからの発売はありませんでした。
発表会の直後にはアップル公式サイトをはじめ、国内での取り扱い各社のホームページにもiPhone12シリーズの情報が掲載されています。
さて、この中でアップル公式サイトに気になる記載があります。
よくある質問
iPhone 12とiPhone 12 Proは、すべてのモデルが5Gに対応しています。5Gに接続するには、5Gサービスを提供する通信事業者向けにiPhoneをアクティベートする必要があります。また、通信事業者によっては5Gサービスプランや新しいSIMが必要となる場合があります。詳しくは通信事業者にお問い合わせください。詳しくはhttps://support.apple.com/ja-jp/HT204039をご覧ください。
iPhone12を利用するには、新しいSIMカードが必要ですか?
契約中の通信事業者がKDDIの場合、iPhone 12をアクティベートするには新しいnano-SIMカードが必要です。詳しくはKDDIにお問い合わせください。
つまり、「iPhone12をau(KDDI)で使う場合には別途iPhone12シリーズ用のSIMカードへの交換が必要」と見て取れます。
au(KDDI)ではすでに5G専用プランを導入済であり、もちろん5G対応スマホも販売しています。
この「新しいSIMカードが必要」というのが単純に「5G契約したSIMカード」のことなのか、それとも「iPhone12専用SIMカード」のことなのかは明記されていません。
この件について、ケータイWATCHではau(KDDI)広報担当者へのインタビューとして「システムの都合上必要」との回答を記載しています。
KDDI広報に確認したところ、「システムの都合によるもの」だという。実は、iPhoneだけではなく、今春スタートした5Gサービスでは、5G対応のAndroidスマートフォンを購入する際、同じようにSIMカードの交換が実施されていた。
iPhone 12シリーズ、「auでは新しいSIMカードが必要です」 | ケータイWATCH
ケータイWATCHの記事によると「5G専用SIMカードが必要」と見て取れます。
「追記:SIMカード交換」は「SIMカードの調整、電話で対応」
2020年10月16日、au(KDDI)でもiPhone12シリーズの予約受付が開始されました。
これに伴い、ケータイWATCHではアップル側が発表している「au(KDDI)回線でiPhone12シリーズを使うためにはnano-SIMカードの交換が必要」という点について、au(KDDI)側が「SIMカードの調整を行う、電話で受け付けている」という旨のインタビュー記事を掲載しています。
KDDI広報部によると、ユーザーからお客様センターに電話で申し出ると、KDDI側で当該SIMがiPhone 12シリーズにおいても使用できるように調整するとのこと。ユーザーは、電話で切り替えを依頼すれば、SIMカードを交換せずに持ち込みのiPhone 12シリーズを、auネットワークで利用できる。
au、iPhone 12のSIM切り替えは電話で対応可能に | ケータイWATCH
そもそも「5Gスマホへ機種変更」の手続き
そもそも、ドコモ・au・ソフトバンクが2020年3月に開始した5Gサービスにおいて、5Gサービスを利用するためには以下の条件があります。
- 5G対応スマホでの利用
- 5G専用プランへの契約変更
- 場合によってはSIMカード交換
サービスの開始当初はSIMフリー版の5Gスマホが存在しなかったことから、5Gスマホはキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)からの購入となりました。
そして、キャリアからの5Gスマホ購入の条件が上記になります。
4G契約のSIMカードで5G利用はできないのか?
この段階で、各キャリアにおいて「4Gサービス利用者が5G契約へ契約変更する場合、SIMカードの交換は必要か?」という点についてはキャリアによる違いがあります。
ドコモでは「SIMカードバージョンにより異なる」
ドコモの場合は「SIMカードのバージョンによってはSIMカード交換が必要」となっています。
SIMバージョン | 外観 | 交換の要不要 |
---|---|---|
バージョン4 | 赤色のSIMカード | 交換必要 |
バージョン5 | 桃色のSIMカード | 交換不要 |
バージョン6 | 水色のSIMカード |
※SIMカード交換の要不要にかかわらず、5G契約への契約変更は必要
au(KDDI)ではSIMカードの交換が必要
au(KDDI)の場合には「SIMカードの交換が必要」となっています。
5Gスマホを利用する場合には5Gプランへ契約変更のうえ、SIMカードも交換することで5Gスマホが利用可能となっています。
ソフトバンクではSIMカードの交換は不要
ソフトバンクの場合は「4G契約のSIMカード」から別途「5G契約のSIMカードへ交換は不要」となっています。
契約上、5Gプランを契約することでSIMカードはそのままで5Gスマホでの利用ができるようになっています。
iPhone12シリーズは格安SIMで使える?
どの格安SIMでも今まで通り問題なく動作する、と報告されています。
ただし、手順の注意点として「アクティベーション時にはWi-Fi環境が必要」「データ通信設定には構成プロファイルのインストールが必要」の2点があります。
iPhone12シリーズ(SIMフリー版)では注意が必要
大手キャリアに「分離プラン」が導入されてからは、アップル公式サイトでSIMフリー版iPhoneを購入しても大手キャリアから購入してもほとんど購入代金に違いはなくなりました。
公式サイトから購入しても「本体代金の分割(24回)払い」「古いスマホの下取り」が可能であり、あまり大手キャリアからの購入にこだわる必要もなくなりました。
そのため、格安SIMをご利用の方はアップル公式サイトからSIMフリー版iPhoneを購入して、格安SIMカードを差し替えて使う、というのが一般的となりました。
しかし、iPhone12シリーズには注意が必要なようです。
システムの都合上の注意
ドコモ・ソフトバンクの場合には(多くの場合)iPhone12シリーズを使うためのSIMカード交換は必要ありません。
これはシステム上の制限・障害がない、ということです。
一方で5G専用のSIMカードへ交換が必要なのがau(KDDI)です。
これはau回線を使った格安SIMにも該当するものと思われます。
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル(タイプA)
- mineo(Aプラン)
- QTモバイル(Aタイプ)
これらau回線の格安SIMをお使いの方がSIMフリー版iPhone12シリーズへ乗り換える場合には、格安SIM(MVNO)側がiPhone12シリーズ専用SIMを提供するのかどうかに注意が必要です。
そもそも、5Gスマホは格安SIMで使えない?
大手キャリアでは5Gスマホを購入する場合には5G専用プランへの契約変更が必要、さらに場合によってはSIMカードの交換が必要となります。
では、格安SIMでは5Gスマホが使えないのか?と言えばそんなことはなく、一部の5G対応スマホは格安SIMでも動作確認がとれています。
IIJmioの動作確認リスト
ドコモ回線・au回線の4G通信サービスを提供している人気の格安SIM「IIJmio」では非常に多くのスマホについて動作確認を行っています。
その中で「5GスマホでもIIJmioでの利用可能」と確認されているスマホがあります。
もちろん、IIJmioではドコモ回線でもau回線でも4G回線サービスのみの提供となっています。
5G対応スマホ | ドコモ回線 | au回線 |
---|---|---|
HUAWEI P40 Pro 5G | 〇 | 〇 |
HUAWEI P40 lite 5G | 〇 | 〇 |
日本国内で入手可能な5Gスマホのうち、上記2機種については「(IIJmioの4Gプランでも)利用可能」と確認されています。
IIJmioではGoogle Pixel(5G/4(5G)も動作確認
新しいスマホが出るといち早く動作確認してくれるIIJmioですが、さっそく2020年10月15日発売の「Google Pixel 5/4a(5G)(5G対応スマホ)」の動作確認をしてくれました。
本日10/15発売、SIMフリー版 Google Pixel 5、Pixel 4a (5G) の動作確認をおこないました。タイプD・タイプAのデータ通信・音声通話、eSIMプランのデータ通信は問題なくご利用いただけます。動作確認済み端末一覧は順次更新を行います。https://t.co/jnZNsZHK4T #GooglePixel #Pixel5 #Pixel4a5G— IIJmio (@iijmio) October 15, 2020
ツイートによると、2020年10月15日発売の5G対応スマホ「Google Pixel 5/4a(5G)」の2機種について動作確認を行い、ドコモ回線およびau回線での利用が可能、と確認してくれています。
なお、当然のことながらこれらの動作確認は「5G対応スマホを4G回線で使う」場合の動作確認です。
※IIJmioを含む格安SIMでは(多くの場合)5G通信サービスを提供していません。
なお、この動作確認からわかることは「au回線であっても5Gサービスを利用しないなら4G契約のSIMカードで動作する場合がある」という点です。
au(KDDI)では「5Gスマホを利用する場合5G専用SIMカードが必要」ではなく「5Gの機能を使うためには5G専用SIMカードが必要」ということでしょう。
つまり、Google Pixel 5 /4a(5G)やiPhone12シリーズのように5G対応スマホにおいて、5G通信を行う場合には「5G専用SIMカードが必要」となりますが、5G通信を行わない場合にはその限りではない、と言えます。
一方で「iPhone 12シリーズ」については注意勧告
一方で、iPhone12シリーズについてはいち早く注意勧告を行い「動作確認までお待ちください」と発信しています。
iPhone12シリーズに関してのお願いです。弊社ではそれぞれの発売日以降に速やかに動作確認を行う予定です。しかし、iPhone12は初の5G対応モデルであり、動作しない等の結果となる可能性も考えられます。ご心配でしたら弊社による動作確認をお待ちの上お買い求めください。https://t.co/UEfDpyE8tp— IIJmio (@iijmio) October 14, 2020
このように、5G対応スマホは上位の大手キャリア(MNO)の仕様によって格安SIMでも使える場合・使えない場合がある、ということです。
格安SIMでiPhone12シリーズをご検討の方、まずはiPhone12/iPhone12 Pro MAXの発売日である2020年10月23日以降のIIJmioによる動作確認結果を待ってから購入申し込みをするのが良いでしょう。
iPhone12シリーズを格安SIMで使う場合の確認事項
当然ながら5G通信サービスは利用できない
格安SIMで5G通信サービスを提供しているの現時点(2020年10月)で「LinksMate」の「5G回線オプション(550円/月)」を適用した場合のみです。
LinksMate 5G回線オプション | LinksMate
LinksMate(5G回線オプション適用時)以外の格安SIMでは、まだ4G通信のみとなります。
よって、Google Pixel 5/4a(5G)やiPhone12シリーズなどの5G対応スマホが使えたとしても、通信は4G通信となります。
ただし、現時点でキャリアの5Gエリアは非常にピンポイントであり、全国のほとんどのユーザーは4Gエリアしか利用できません。
また、5Gの「超高速・大容量・低遅延」の通信も、これらを生かすコンテンツがまだ少ないことから、あまりメリットはありません。
格安SIMを5G対応スマホで利用できたとしても、通信モードは4G通信のみであることに留意しておきましょう。
au回線の格安SIMには注意(専用SIMカード必要の場合あり)
IIJmioがau回線でも「Google Pixel 5/4a(5G)を利用可」と動作確認してくれたことで、システム上は「auでも5G通信を行わないなら4G LTEのSIMで使える」と確認できたと言えます。
この点において、まだ動作確認がとれていないiPhone12シリーズでも「4G通信に限り、現状のSIMカードで動作可能」となる可能性が高くなりました。
営業戦略上の制限もあるかもしれない?
しかし、au(KDDI)は過去にも「格安SIMでiPhoneが使えない仕組み」を導入してきたことがあります。
auの子会社となったサブブランドのUQモバイルでは長らくiPhoneは制限され、現在でも最新のiPhoneでは機能制限が設けられています。
このため、システム上の都合としての「SIMカードの交換」は必要ないとしても、au回線格安SIMでの動作確認を待つことをおすすめします。
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル(タイプA)
- mineo(Aプラン)
- QTモバイル(Aタイプ)
まとめ
現在のSIMカード(格安SIM)で使えるのか
大手キャリアではiPhone12シリーズを使う(購入)する場合には「5G専用プランへの契約変更」「(場合によっては)SIMカードの交換」が必要です。
これはiPhone12シリーズに限らず、5G対応スマホへの乗り換え(購入)する場合の制限事項です。
よって、キャリアでの購入を伴わないSIMフリー版での利用については、格安SIM各社での動作確認が必要です。
au回線格安SIMでは特にSIMカード交換に注意
au(KDDI)では従来より5G対応スマホへ乗り換える場合には「5G専用プランへの契約変更」に加えて「5G対応SIMカードへの交換」が必須でした。
しかし、格安SIMのIIJmioが5G対応スマホ「Google Pixel 5/4a(5G)」において同社のauプランでも「動作可能」と確認してくれたことで、「5G対応スマホでも4G通信のみならSIM交換不要の場合がある」ということが確認できました。
よって、iPhone12シリーズにおいてもau回線にて4G通信に限り「SIMカード交換不要」となる可能性がでてきています。
いずれにしても、SIMカード交換(5G対応SIMカード)が必須であれば、格安SIMでの利用は厳しい、ということになります。
UQモバイルやワイモバイルなどサブブランドに注意
スマホ代が安くなるとして人気のサブブランドが「UQモバイル(au)」と「ワイモバイル(ソフトバンク)」です。
この両者は過去にもiPhoneに対して機能制限を行い「最新型iPhoneを使いたいならキャリア(auまたはソフトバンク)」という対応を行っていた時期があります。
特にUQモバイルとワイモバイルをご利用の方はiPhone12への対応状況・動作確認結果を待ってからiPhone12シリーズを購入するのが良いでしょう。