本記事はPRによる消費税込みの価格表示です
カウントフリーでコンテンツ利用がお得な格安SIM
最近、格安SIMで「ノーカウントプラン」や「カウントフリー」という言葉が使われるようになりました。
ある特定のコンテンツ利用については、データ容量が消費されない(タダで使える)サービスです。たとえば「LINEアプリで使う通信データは無料」とか「動画の視聴分は無料」ということになります。
アメリカなどでは様々なサービスが通信事業者と提携してカウントフリーサービスを提供しているようですが、最近日本でも広がってきたサービスをご紹介します。
「カウントフリー」サービス提供の格安SIM
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの概要
BIGLOBEが提供するBIGLOBEモバイルはドコモの回線を使ったサービスで、ドコモのスマホがそのまま使えます。
そして、BIGLOBEでは通常プランのオプションとして「エンタメフリー・オプション(月額480円)」を付けることができます。この「エンタメフリー・オプション」をつけることで、特定機能のデータ通信がカウントフリーになります。
ただし、注意が必要です。「エンタメフリー・オプション」を付けられるのは、料金プランが「エントリープラン(3GB)」「ライトSプラン(6GB)」または「12ギガプラン(12GB)」となり、。
カウントフリーの対象
「エンタメフリー・オプション」を付けた場合にカウントフリーとなる機能は以下の通りです。
カウントフリー機能 | カテゴリー |
---|---|
AbemaTV | 動画配信サービス |
YouTube | |
Google Play Music | 音楽配信サービス |
Apple Music |
対象サービスは今後拡大していく予定だとのことです。
動画や音楽視聴においては、月額480円でカウントフリーにできるのは、お得感は高く感じます。
また、先述したとおり「エンタメフリー・オプション」を付けられるのは6GB/12GBのプランになりますが、BIGLOBEでは6GB/12GBプランについては無料で公衆無線LAN(Wi-Fi)オプションが貰えるなどの優遇があります。
比較的ヘビーなユーザーであれば、BIGLOBEの高容量(6GB/12GB)プランはおすすめプランであり、さらに「エンタメフリー・オプション」で音楽・動画視聴がカウントフリーとなります。
DTI SIM
DTI SIMの概要
DTI SIMはドコモ回線を利用したサービスを提供し、ドコモのスマホがそのまま使えます。
DTI SIMの特徴は価格が安いことです。「業界最安」を宣言しているDMMモバイルとほぼ変わらない料金設定であったり、「5分かけ放題」オプションが多くが月額850円なのにDTI SIMは月額780円で提供しています。
DIT SIMの「5分かけ放題」は他社の同様サービスと違い、プレフィクス系サービスではないため、ドコモのVoLTE対応スマホ同士では高音質通話ができます。
そんなDIT SIMが提供するカウントフリーサービスは「ポケモンGO」です。「ポケモンGO」のアプリ利用における通信は通信量がカウントされません。
料金体系
プラン | データ容量 | SIMタイプ | 月額料金 |
---|---|---|---|
DTI SIMノーカウント | 5GB | データSIM | 1,220円 |
SMSデータSIM | 1,370円 | ||
音声通話SIM | 1,920円 |
カウントフリーを考えなくても、音声通話5GBで2,000円弱の価格は格安SIMでも安いですね。
カウントフリーの対象
Android/iPhoneでの「ポケモンGO」アプリの利用で発生するデータ通信量がカウントされません。
ただし、これは1年間の期間限定です。前述のとおり、カウントフリーを考えなければ他社プランより600円ほど高めの価格設定なので、2年目以降の利用はお得ではありません。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEの概要
OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMのブランドです。
ドコモの回線を使ったサービスを提供しており、ドコモのスマホがそのまま使えます。
OCNモバイルONEでは、NTTコミュニケーションズが一般提供しているクラウドサービスをオプション機能として取り扱っており、それらオプションの利用に対してカウントフリー(データ消費しない)が行われます。
OCNモバイルONE「MUSICカウントフリー」
OCNモバイルONEでは、音楽視聴に特化したカウントフリーサービス「MUSICカウントフリー」を提供しています。
対象となる音楽配信サイトは以下の7サイトで、これら対象サイトでの音楽視聴時に音楽データのダウンロードに係る通信費がカウントフリー(無料)となります。
対象サービス | 概要 |
---|---|
amazon music | Amazonが提供する音楽視聴サービス 月額980円の「unlimited(無制限)」から、プライム会員100万曲聞き放題まで対象 |
AWA | 世界最大規模の音楽配信サービス 月額960円で4000万曲聞き放題 |
dヒッツ | 人気アーティスト数No.1の音楽聴き放題のサービス 月額500円(税抜)で最新J-POPから懐かしの名曲まで |
Google Play Music | |
Spotify | |
ひかりTVミュージック | |
レコチョクBEST |
※サービス利用のための月額費用は別途必要
注目すべきは、この「MUSICカウントフリー」は別途オプション料金を必要としない無料オプションであることです。
OCNモバイルONEをご利用の方であれば、対象サイトと利用契約するだけでだれでもオプション料金無料で使えるカウントフリーサービスです。
UQモバイル
データ消費ゼロ
最後にUQモバイルのご紹介です。
UQモバイルでは広告で「SNS利用が無料」「データ消費ゼロ」と謳っているため、UQモバイルでもカウントフリーサービスがあると思われている方も多いようですが、正確にはUQモバイルでは(特定の機能を対象とした)カウントフリーサービスを提供していません。
UQモバイルの広告では「高速通信OFFの場合」と但し書きがあります。どういうことでしょうか?
まず、UQモバイルは格安SIMではずば抜けて回線品質が良いキャリアです。昼・夕の混雑時にもまったく速度低下がありません。そして、一般的にキャリアの低速通信(速度制限時など)時の通信速度は128Kbpsですが、UQモバイルの低速通信はその倍に近い300Kbpsも出ます。
また、UQモバイルではアプリで簡単に高速通信のON/OFFが切り替えられます。高速通信OFFの場合(低速通信)はデータ容量を消費しまぜん。
つまり、UQモバイルで低速通信を行った場合、低速通信でも300KbpsというSNS利用に十分な速度が出る上に、低速通信ではデータ容量を消費しない、というカラクリなわけです。
カウントフリーの対象
このように、UQモバイルの広告でみかける「SNSが無料」「データ消費ゼロ」は特定アプリのデータ通信がカウントされないのではなく、低速通信でも300Kbpsもでるため動画視聴や音楽ストリーミングも低速でできますよ、ということです。
そして、使ってみた感覚では、これは結構正しい選択だと感じます。YouTubeなどの標準画質動画はUQモバイルの低速通信でも問題なく視聴することができます。
もしかすると、カウントフリー機能を持つプランを選ぶよりも、UQモバイルの低速通信をうまく使う方がお得なのかもしれません。
それくらい、UQモバイルの回線品質(通信速度)は高速・低速ともに格安SIMではずば抜けて高品質です。